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ナチュラルライフにこだわる『TWIGGY.』オーナー松浦美穂さん、自宅の間取りをお見せします! [おとなスタイル]

2016年11月29日(火) 09時00分配信

「シーズンごとに草木の手入れに来てもらっています」 庭ではレタスやスイートバジル、レモングラスなどを育てている。テーブルクロスはフランスのアンティーク。

女性トップスタイリストとして活躍する、ヘアサロン『TWIGGY.』オーナーの松浦美穂さん。自宅の庭や室内は植物に囲まれ明るく彩られた空間が広がります。ナチュラルライフにこだわっているという松浦さんの自宅を見せていただきました。
大好きな映画をイメージしたガーデン

「大小の植木をリズミカルに並べて」 さまざまな種類のグリーンがダイニングの窓辺を明るく彩る。長椅子はフランスのナポレオン時代のアンティーク。

大好きな映画をイメージしたガーデン

8年前、知人を通じてこの家に出合った松浦さん。すぐに気に入った大きな理由のひとつは、周囲の緑豊かな環境と、小さいながらも気持ちのよい庭でした。野趣に富んだ庭の植栽は、ヘアサロン『TWIGGY.』同様フラワーショップ『アトリエカバンヌ』の店主、高橋有希さんに一任しています。

「どの木を植えてほしいといった、細かい要望は伝えませんでした。ガーデニングをテーマにした、大好きなイギリス映画『グリーンフィンガーズ』を見てもらって、このイメージでとお願いしたところ、まさに私の思い描いていた庭を作ってくれたんです」

松浦さんがオーガニックにこだわって開発を手がけた『TWIGGY.』のオリジナルヘアケアブランド「ユメドリーミングエピキュリアン」

28年前、ご主人と移り住んだロンドンで、松浦さんはオーガニックな暮らしと出合い、
仕事やライフスタイルを見つめ直すようになりました。十数年前から秋田で有機米づくりを続けるほか、オーガニックにこだわったヘアケア製品も開発。
サロンの屋上同様、自宅の庭でもハーブや野菜を大切に育てています。

リビングの窓辺に置かれたドレッサーは、まるでオブジェのよう。 「自然光のもとでヘアメイクできます」。ここで娘さんの髪を結ったりすることも。

モダン、アンティーク、自然、旅。愛するものを自由にミックスさせたインテリアを、心から楽しんでいる松浦さん。常に新鮮に感じられる空間にするため、季節ごとにラグを替えたり、絵を飾る位置を変えたりと、部屋の模様替えもよくしているそうです。

「『常にフレッシュでいること』が、私たち夫婦のモットー。年をとるうちに、好奇心をなくしてまわないよう、お互いに刺激し合っていこうねって、いつも話し合っているんです」

そう語る松浦さんが思い描く、今後の住まいとは、どのようなものなのでしょう。
「夫と鞄一つでロンドンに渡った時から、『旅するように生きていきたい』と思い続けてきました。この家も賃貸住まいですし、『家を買って落ち着こう』という発想は昔からないんです。子どもが独立したら、もう少し小さな家に引っ越すかもしれません。大好きな旅も、これからもずっと続けていきたいですね」
床の張り替えが唯一のリフォーム

かかった費用はそれぞれ20万円と10万円。

床の張り替えが唯一のリフォーム

もとは外国人専用の住宅だった2階建ての一軒家。ダイニングとリビングの床だけ張り替えた。
■Profile
松浦美穂さん
まつうらみほ
ヘアサロン『TWIGGY.』オーナー、ヘアスタイリスト 56歳。
1988年に渡英、帰国後『TWIGGY.』を設立。
サロン3Fに無農薬・自然農法の素材にこだわったカフェを併設

 
『おとなスタイル』Vol.4 2016夏号より
(撮影/蝦名まゆこ)

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