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美しい肌をキープしたい!冬にメイク崩れする原因は?【ベースメイクQ&A】 [VOCE]
2016年11月27日(日) 19時00分配信
朝、メイクをしてから家に帰るまで、美しい肌をキープするのは至難の業!? いえ、いつ会ってもキレイな人は肌づくりに隙なし。そのワザを花王 スキンケア研究所の次田哲也さんとヘア&メイクアップアーティスト 中山友恵さんに教えてもらいました!
Q. どうしてメイクが崩れるの?
A. 大きな原因は皮脂と乾燥。時間の経過とともにテカリ、くすみ、ヨレが発生。(次田さん)
「肌から分泌される皮脂や汗はファンデの粉体と混ざり合い、化粧膜を浮かせて、ベタつきやギラギラとしたテカリ、くすみとなって現れる。肌への密着力も低下するので、ヨレや粉浮きが発生。これが化粧崩れの正体!」
「肌から分泌される皮脂や汗はファンデの粉体と混ざり合い、化粧膜を浮かせて、ベタつきやギラギラとしたテカリ、くすみとなって現れる。肌への密着力も低下するので、ヨレや粉浮きが発生。これが化粧崩れの正体!」
Q. 夏と冬のメイク崩れは違うもの?
A. 基本的には同じ。ただし、見た目の変化が違います。(次田さん)
「夏は過剰な皮脂でベタつきやテカリが目立ちます。冬は乾燥によりキメの溝が浅くなり、粉浮きやカサつきでメイクが崩れて見える」
「夏は過剰な皮脂でベタつきやテカリが目立ちます。冬は乾燥によりキメの溝が浅くなり、粉浮きやカサつきでメイクが崩れて見える」
Q. ファンデがのる日とのらない日があるのはなぜ?
A. ターンオーバーの乱れ、潤い不足、皮脂過剰も原因に。(次田さん)
「メイクのりは角層の状態に左右されます。ターンオーバーが乱れたり潤いが不足すると、角層の落らく屑せつが起こり、肌表面が毛羽立ってきます。キメも粗くなってしまうため、ファンデののりが悪くなるのです」
「メイクのりは角層の状態に左右されます。ターンオーバーが乱れたり潤いが不足すると、角層の落らく屑せつが起こり、肌表面が毛羽立ってきます。キメも粗くなってしまうため、ファンデののりが悪くなるのです」
Q. 下地を使ったほうが崩れにくくなる?
A. 下地を使うとメイクもちと見え方が全然違います。(次田さん)
「下地は肌の凹凸や毛穴をなめらかに整え、ファンデの密着感を高めてくれるもの。自然な仕上がりを叶えながらメイクもちもアップ」
「下地は肌の凹凸や毛穴をなめらかに整え、ファンデの密着感を高めてくれるもの。自然な仕上がりを叶えながらメイクもちもアップ」
Q. 肌あれぎみのときはメイクも崩れやすい?
A. キメが乱れていることが多いので、毛穴落ちすることも。(次田さん)
「乾燥や外的刺激でキメの溝が浅くなるとファンデが引っかからず、ヨレやすくなります。キメも乱れてしまうため、毛穴落ちすることも。美しい仕上がりを目指すなら、健康でキメの整った肌にすること」
「乾燥や外的刺激でキメの溝が浅くなるとファンデが引っかからず、ヨレやすくなります。キメも乱れてしまうため、毛穴落ちすることも。美しい仕上がりを目指すなら、健康でキメの整った肌にすること」
Q. テカリとツヤは別もの?
A. 頬の上などいいところに出るのがツヤ、違うところに出るとテカリ。(次田さん)
「ツヤもテカリも、肌の表面を覆う皮脂膜によるもの。頬の上などいいところに出るのがツヤ、肌が汚く見える部分に出るのがテカリ」
「ツヤもテカリも、肌の表面を覆う皮脂膜によるもの。頬の上などいいところに出るのがツヤ、肌が汚く見える部分に出るのがテカリ」
お話をうかがったのは
花王 スキンケア研究所 次田哲也さん(博士)
上席主任研究員。スキンケアをはじめ、ファンデーション分野での研究歴は20年以上。化粧崩れの原因から対策まで、その豊富な知識に取材依頼が絶えない。
ヘア&メイクアップアーティスト 中山友恵さん
美容誌や女性誌でカバーやメイクの企画を数多く担当する売れっ子アーティスト。多彩なメイクテクとアイディアは必見! モデルやタレントからの支持も厚い。
(撮影:向山裕信/Vale.)