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睡眠の質を向上させる理想の寝室とは?これさえすれば明日から快眠☆ポイント8 [VOCE]

2016年11月09日(水) 20時00分配信

寝室の環境も睡眠に影響するんです

ぐっすり眠るためにまず改善したいのは寝室の環境。枕やマットレス、照明などまで、快眠に導くための睡眠環境の整え方を快眠セラピストの三橋美穂さんが指南!

寝室の環境も睡眠に影響するんです

寝つきが悪かったり、夜中によく目が覚めるのは、寝室の環境に問題がある可能性も!

「まず、ベッドの位置をチェック! ベッドが壁に密着していると掛け布団が反対側にずり落ちやすくなるうえ、壁とマットレスの間の通気性が悪くなり、マットレスが壁に接する部分にカビが生えることも。また、枕が高すぎると呼吸がしにくくなりますし、布団を干していないと湿気がたまってダニが繁殖し、アレルギーなどを起こして眠りを妨げます。合わないマットレスを使っていることも、腰に負担をかけたり、筋肉のコリの解消に必要な寝返りを妨げ、睡眠の質を低下させます。カーテンにも注意が必要で、生地が薄すぎると夜に外の光が入り込んで寝つきにくくなり、朝は朝日が強く入り込むので早めに目が覚めてしまいます。また、豆電球など天井の照明をつけたまま寝ると、メラトニンの分泌が抑えられ良質の睡眠がとれません」
理想の寝室はこの8ポイントだ!

睡眠の質を下げる要素のない理想的な寝室が上の図。これを参考に寝室の改造を。そのほか部屋の色も重要

理想の寝室はこの8ポイントだ!

「筋肉の緊張度を測った実験では、鮮やかな黄色やオレンジ、赤などの色は、脳を興奮させるため寝室のメインカラーには向いていません。ベージュやパステルカラー、青や緑などリラックス効果の高い色を使うのがおすすめです」(三橋さん)
1エアコンは直接体に当たらない位置に

ベッドはエアコンの風が直接当たらない位置に

1エアコンは直接体に当たらない位置に

エアコンの風が体に直接当たる位置にベッドがあると、体が冷えて睡眠の質が低下。

2カーテンは光が少し透けるものを

外の光が強く入る薄すぎるカーテンは眠りを妨げる。逆に完全遮光のカーテンは朝寝坊を招くのでこれもNG。少し光が透けるカーテンなら、朝に自然に目覚められ◎。

3頭の位置はドアから離す

寝ているときは無防備な状態で、頭の位置がドアに近いと不安を感じやすくなる。頭の位置はドアから離したほうが安心でき眠りやすい。

4ベッドは壁から10cm以上離す

ベッドを壁に密着させると掛け布団が反対側に落ちやすいので、10cm以上離して。通気性もよくなる。
5落ち着ける香りが漂っている

寝る前にアロマを漂わせるのも◎

5落ち着ける香りが漂っている

香りは脳にダイレクトに働きかけ、気分を変えるのに効果的。寝室にはラベンダーなど鎮静効果のあるアロマを漂わせると安眠効果が。

6部屋が片付いていてスッキリしている

部屋の乱れは心の乱れ。散らかったホコリっぽい部屋ではリラックスして眠ることはできない。スッキリきれいに片付けること。
7ペットとは一緒に寝ない

可愛くても我慢して別々に

7ペットとは一緒に寝ない

ペットと一緒に寝ていると自分の動きを我慢するので睡眠の質が低下。ペットには快適な寝床を作ってあげて別々に寝よう。

8光が目に直接入らないフットライト

天井に豆電球などがついていると光が直接目に入り、眠りを妨げる。暗めのフットライトなどの間接照明をベッドサイドに置いて。

これが理想の寝室! 睡眠環境を整えて理想の眠りをGETして!

お話を伺ったのは……

快眠セラピスト 三橋美穂先生
寝具メーカーを経て2003年に独立。睡眠のスペシャリストとしてテレビや雑誌など多方面で活躍。著書に『驚くほど眠りの質がよくなる睡眠メソッド100』(かんき出版)など。

(イラスト:Ai Ii)

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