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脚のむくみ・足の冷えに!ペットボトル温灸であっため [VOCE]
2016年08月04日(木) 17時00分配信
夏になって、冷えてしまったときや、むくみや胃腸のトラブルなど冷えからくる不調を感じたときに取り入れたいのが、ペットボトル温灸。ペットボトルにお湯を入れて、体に当てるだけで、高い効果を発揮。毎日コツコツ続ければ、冷え体質の根本改善にも!
アチッと感じたら離すだけの簡単お灸
古くから冷えに良い方法として知られるお灸を、自分で手軽にできるのが、鍼灸師の若林理砂さん考案のペットボトル温灸。「ペットボトル温灸は、ホット専用のペットボトルに80℃のお湯を入れてツボ付近に当てる方法。ペットボトルをツボ付近にかしながら押し当てるのでツボに当たりやすいうえ、火も使わないので安全。ペットボトルをツボ付近に数秒押し当てて、“アチッ!”と思ったら離すのを繰り返すだけ。そもそもお灸の効果はツボ付近の温度を50~70℃にすることで得られますが、ペットボトルなら手軽にそれが再現できるのです。冷えや冷えからくる不調にも効果的です」
脚のむくみを解決!
体が冷えると脚がむくみやすくなるけれど、この温灸をすれば劇的に改善!
(ツボ1写真)足裏のかかとのちょうど真ん中。
ペットボトルの底面を、失眠のあたりを狙って押し当てる。アチッ!と感じたら離す→押し当てる→離すを、熱感を感じるまで数回。片方の足が終わったら、反対側も同様に。
(ツボ2)ひじの内側にある横のシワのライン上で、上腕二頭筋(二の腕内側の筋肉)の外側。
ペットボトルの底面のキワを使って、尺沢のツボのあるライン上に押し当てる。当て方は1と同じ。片方の腕が終わったら、ペットボトルを持ち替えて反対側も同様に。
ペットボトルの底面のキワを使って、尺沢のツボのあるライン上に押し当てる。当て方は1と同じ。片方の腕が終わったら、ペットボトルを持ち替えて反対側も同様に。
足の冷えを解決!
夏でも靴下をはかないと寝られない……。そんな人はこの温灸を。おなか&腰も温め。
(ツボ1写真)足の裏の、足の指をギュッと握るようにしたときに一番くぼむところ。
ペットボトルの底のキワを湧泉のあたりに当てる。アチッ!と感じたら離す→また押し当てる→離すを、熱感を感じるまで繰り返す。反対側の足も同様に。
(ツボ2)おへそから、恥骨の中央を結んだライン上。
おへそから恥骨結合を結ぶラインに、上から下へとペットボトルの底面を、何回かに分けて押し当てていく。アチッ!と感じたら離す→また押し当てる→離すを、熱感を感じるまで繰り返す。
おへそから恥骨結合を結ぶラインに、上から下へとペットボトルの底面を、何回かに分けて押し当てていく。アチッ!と感じたら離す→また押し当てる→離すを、熱感を感じるまで繰り返す。
(ツボ3)背中の左右の骨盤の一番高いところを結んだラインから、背骨2つ分上がったところの、指3本分外側のあたり。
ペットボトルのキャップ部分を持ち、横にして腎兪のあたりに押し当てる。ペットボトルを2本使って写真のように当てると、ツボに当たる確率が高くなる。1や2と同じ要領で当てる。
鍼灸師 若林理砂さん
アシル治療室院長。高校卒業後鍼灸免許を取得。2004年に現治療院開設。東洋医学に通じ、独自の食事指導も行う。
ペットボトルのキャップ部分を持ち、横にして腎兪のあたりに押し当てる。ペットボトルを2本使って写真のように当てると、ツボに当たる確率が高くなる。1や2と同じ要領で当てる。
教えてくれたのは
鍼灸師 若林理砂さん
アシル治療室院長。高校卒業後鍼灸免許を取得。2004年に現治療院開設。東洋医学に通じ、独自の食事指導も行う。