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人気フードスタイリスト・美才治真澄さん直伝! “手ごろな葉っぱ”でできる簡単お持たせ術 [おとなスタイル]

2016年07月17日(日) 09時00分配信

そのまま盛り付けに使える葉っぱ使い。

自然の深い緑色が小さなご馳走をより上質に

みずみずしいハランや笹を使ったアレンジは、しっとりと上品です。自然の素材だからこそ、食品を美しく見せてくれます。
「ハランは乾燥してもしっかりと青く、みずみずしい印象。香りはほとんどないので、和食やお弁当の盛り付けに使われますね」
また、笹の葉は逆にほんのりと香りが漂うのが魅力。温めるときは葉っぱごと蒸してもらうと、ますます香りが生かされるはずです。
「アレンジによっては観葉植物のモンステラなどの葉っぱでも代用できます。モンステラならエスニック料理が似合いますね。先方で、そのまま広げて大皿として」

 

手頃な葉っぱで「巻く」・「留めるだけ」

スティック春巻きなどの細長い料理はハランの中央に縦に置き、もう1枚をかぶせ、両端をそれぞれ紐で縛ります。そこにさらに長めの紐をつければバッグ風に。訪問先では紐をほどいて上の葉をはずし、下の葉は料理の下に敷いたまま皿に盛ると美しい見栄えに。

「はい、どうぞ」の紐をつけて。

使用したのは、ハラン(生花店でも買えますが庭にあるものを使っても)、笹の葉(製菓材料コーナーなどで買え、10枚100円ほど。茎が付いているものを選んで)。

ひと口料理をちまき風に包みます。

ひと口料理をちまき風に包みますいわゆるちまきの包み方です。葉柄は長めの方がキレイ。竹かごに入れるといっそう雰囲気が出そうです。

汁けのないものならOK。

笹の葉の先端から円錐状に丸め、和菓子やおつまみなど小さめの料理を入れます。葉よう柄へい側をかぶせて円錐の先端に葉柄を通し、きゅっと引っ張れば閉まります。

ハーブのギフトは葉のバッグに入れて。

写真の中身は育てたハーブや手持ちの茶葉をガーゼで包んだオリジナルブレンドティー。

先端はしっかり折り込む。

ハランを真ん中から大きく円錐状に丸めます。葉の先端は内側へしっかり折り込み、心配ならホチキスで留めて。葉柄側はゆったりと曲げ、先を円錐の先端に差し込みます。

コロンとしたフォルムが可愛い。

そのまま蒸すこともできて、お皿としても活躍してくれる点心ボード。

笹舟作りの要領で。

先端を織って折り目を入れ、3片に分けます。左右の2片を真ん中の輪に通し、逆も同様に。

もちろん点心以外でも使えます。

重なった部分をホチキスで留めて完成。2つ作ってもう1つはフタにします。点心ならそのまま蒸しても。

 

<美才治真澄(びさいじますみ)さん プロフィール>
フードコーディネーター、管理栄養士。雑誌、メニュー開発、ケータリングなどで活躍。おしゃれなプレゼンテーションに定評がある。

おとなスタイルVol.3  2016 春号より
(料理・スタイリング/美才治真澄 撮影/清水奈緒)

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