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松田翔太が「ピンチの時に頼りたい人」とは? [ViVi]

2016年06月06日(月) 21時00分配信

考えるのは常に、“今” それだけ

4月クールのドラマ『ディアスポリス-異邦警察-』で主演をつとめる松田翔太さん。これまでの自分から考えると成長したことだらけ。俳優としてはまだ何もできてない、と語る松田さんに迫ります!
以前から原作のファンだったという松田さん。

「作品の世界観も、登場するキャラクターも好きだから、演じられて楽しかった。単純にハードボイルドっていうんじゃなく、ちょっと笑っちゃうようなところもあって、その独特のヌケ感がいいんですよね」
―― 映画界で活躍する監督4名が数話ずつを担当するという、ユニークなドラマ製作方法も話題に。ひとつの連ドラ作品として成立させるために、松田さんが意識していたことは?

「普通ではない撮り方ですが、このシステム、このチームでやるからこそ生まれる良さがきっとあると思いました。スタッフと輪になりたかったので、普段からスタッフルームにいたり、個々の監督やスタッフと飲みに行ったりしては、よく話し合っていましたね。本当に好きな人たちと、好きな味で鍋を食べている感じ(笑)。あれほど楽しいものはないです」

久保塚のクールなビジュアルにも、松田さんとスタッフのこだわりが詰め込まれています。

「たとえば久保塚の靴は、監督の『久保塚が走る画をいっぱい撮りたい』という狙いから、だったら靴を印象的なモノにしようという話になり、僕としては映画『バッファロー’66』で主人公が赤いブーツを履いていたのを思い出したりもして、赤い靴になりました。あの雑多な世界観に合っていたかなと思います」

―― 異邦人にとって駆け込み寺的な存在の久保塚。松田さんがピンチの時に頼りたいのは?

「ピンチがないからなぁ(笑)。俳優の友達に会いたい時もあれば、絵を描いている友達、登山やスキーの仲間に会いたい時もある。女性といる時も大事だし、たまには親にも会いたくなるし、その時々によって変わるんじゃないかな」

―― ドラマはすでに撮影終了。終わって最初にしたコトは?

「スキーに行きました。冬はあまりスキーができませんでしたね。今は早く、次の仕事がしたい。やっぱり俳優業は人生で一番楽しいです」
Q. 歳を重ねて、成長したなと思うことは?
成長だらけですよ。成長しかない。未熟で、俳優としてはまだまだ、まったく何もできていないと思っています。「成長したな」と思う瞬間は、幸せを感じた時。仕事やふとした会話で幸せを感じられたら、自分自身また同じことをやりたくなるし、人にもしてあげたくなる。そんなふうに自分の欲望だけじゃないところで動くのが、自分の成長に繋がっていると思います。

Q. 若い時に失敗してよかったと思えることは?
結果的には良かった、ということはあります。でも人は歳を重ねると、失敗って言わなくなるから(笑)。今、僕は常に幸せで、常にいいことしかないです。昔の恋愛が失敗だと思えばそうだし、やってきた仕事が失敗だと思えばそう。でも、その経験があるから今があるわけです。僕は、昔のことはあんまり考えない。見るのは、今。それだけです。

ViVi6月号より

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