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デヴィ夫人の婚活論「目指すべきは“高嶺の花”より“寄り添う女”」 [with]

2018年03月24日(土) 20時00分配信

目指すべきは“高嶺の花”より“寄り添う女”

1957年、東芸プロ時代のデヴィ夫人。お着物の着こなしも品があってとっても素敵ですね。

目指すべきは“高嶺の花”より“寄り添う女”

だれでも一度は男性から“高嶺の花”なんて言われたいですよね。でもデヴィ夫人は高嶺の花は目指すべきではないというご意見。みんなが憧れる高嶺の花よりも“寄り添う女”の方が婚活には有利なのでしょうか? さっそくデヴィ夫人に聞いてみましょう。

手の届かぬ“高嶺の花”

みなさま、ごきげんよう。
デヴィ・スカルノでございます。

わたくしは世界中の素敵な女性と交流がありますが、日本にも世界で通用するような素晴らしい女性がいらっしゃいます。

それは、米倉涼子さん、萬田久子さん、杉本彩さん、の3人。
米倉涼子さんは、お顔もスタイルも抜群にいいですね。それにお話していても非常に素直。彼女が主演したミュージカルCHIKAGOをニューヨークで見させていただきましたけど演技もダンスも最高でしたわ。
萬田久子さんの美貌とスタイリッシュさは、ミスユニバースの世界大会で日本代表になったほど。彼女が19歳のときに出場したミスユニバースのアカプルコの世界大会では、わたくしが審査員を務めておりましたのよ。
杉本彩さんのアルゼンチンタンゴで鍛えた体は本当に美しいし、動物愛護の熱心な活動も素晴らしい。

テレビに出てらっしゃる方はフォトジェニックな人が多くて実際にお会いするとガッカリする方が多いけど、この3人は映像でも実物でも両方ともキレイ。
顔もスタイルもセンスも抜群に素晴らしい女性です。

この3人は高レベルの男性から非常におモテになると思いますが、実は一般的には日本の男性は“高嶺の花”と感じてしまった女性には手を出さないものなのです。

“自分が声をかけても相手にしてもらえない”
そう感じた男性は、自分から声をかける勇気をなくし、身近で手の届く女性のところへ行ってしまうものなのです。
よく女優さんを“高嶺の花”という例えをする人が多いけど、実は資産家の男性と結婚するよりも、身近にいるマネージャーとか、監督さんと結婚なさることが多いのです。
自宅と現場の往復で社会的に範囲の広い交際ができないことも原因に考えられますが、絶対的に“高嶺の花”と思われてしまったら男性から声を掛けられるチャンスが少ないのでしょうね。
男性はプライドが高いから、「断られる」と思う女性には声をかけないものです。

手の届くところにいる“寄り添う女”

高嶺の花とは対照的に、男性から確実に人生のパートナーに選ばれるタイプの女性がおります。

それは“寄り添う女”。

知り合いの某有名なIT企業の社長さんは、元々は家具の販売をやっていたの。
家具の販売業がうまく行っているときはずいぶん派手にやっていたようでいつもたくさんの人に囲まれていたんですけど、
事業に失敗して大きな借金を背負ってしまったら、周りにいた人がさーっと一気に離れていったそう。
それでも当時の彼女は絶対に彼の元を離れなかったの。
「あなたはできる人よ、私はついていくわ」
「あなたならもう一度立て直せる」
「あなたを信じてあなたに寄り添うわ」
こう彼に言い続けて献身的に尽くしていたわね。
その甲斐もあって、その後IT業界で大成功。
今ではロールスロイスを3台ぐらい乗り回しているし、ドバイでも事業を成功させているわ。

「この人なら命を懸けてついていく」と心の奥底から感じた男には、人生のどん底な時も彼の元を離れてはダメね。彼に寄り添って励まし続けるの。

彼女以外にもこのパターンで大成功を収めた男性の妻になった女性は意外と多いんですのよ。

男性が弱った時こそ寄り添って

前にも言ったけど、男性が強くて勢いのあるときに周りに集まる女性は多いけど、彼のことが好きなら、弱っているときこそ一番近くにいて寄り添うことが一番効果的。

「僕を裏切らず健気についてきてくれた女性」
そんな女性のことを男性は一生をかけても幸せにしようとするものです。

そう、ノーベル賞を取った方の奥様たちは寄り添い励まし続けた女性の代表的な例ね。
彼の成功を信じてどんな時も寄り添う。
だからこそ、彼の晴れの舞台に同行し一緒に喜びを分かち合うことができるのよ。

女性ですから、高嶺の花に憧れを抱く気持ちはわかりますわ。
容姿を磨くことも大切ですが、自分が“この人”と感じた男性に寄り添うことも選ばれる女になるためには大切なこと。
ご自分の大切な男性に“寄り添う”ことができる女性こそ、男性から愛され大事にされるのでしょうね。

みなさま、ごきげんよう。
デヴィ・スカルノ

PROFILE

デヴィ・スカルノ
19歳でインドネシアに渡り、22歳でインドネシアの初代大統領スカルノ氏と結婚。日本人で海外の国家元首の妻になったたったひとりの女性。大統領が亡くなった後はパリへ拠点を移し、社交界では『東洋の真珠』とうたわれ、デヴィ婦人の愛称で親しまれる。華麗な経歴、そして浮世離れした存在感として講演、コメンテーター、バラエティー、他TV番組等多様に展開。また地球規模で慈善活動を行っている。

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