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風邪予防や美肌づくりにも! いまが旬の冬素材レシピ [おとなスタイル]

2017年12月27日(水) 14時00分配信

「旬の食材はもっと自由にアレンジしていいんです」

旬の食材は、おいしくて栄養豊富で、お買い得。それは分かっているけど、食品売り場には年中同じ野菜が並んでいるように見えて、何を買えばいいか迷うという人は少なくないそうです。一方、旬の食材を買っても定番料理しか思い浮かばず、使い切れないという声も。
フジテレビ系『バイキング』の「生中継!サンドウィッチマンの日本全国地引網クッキング」で、全国の海岸で旬の魚を相手に格闘した料理研究家の高城順子さんは、「この食材は、こう調理しなければと決めつけないで」と言います。
大切なのは、臨機応変にその食材をいつものおかずに応用できないか考えてみること。さまざまな料理にアレンジすれば、ひとり暮らしでも無駄なく旬のおいしさとパワーをいただけます。著書「『旬』おかずで今日も元気!』(講談社)から、おすすめのメニューを紹介していただきました。

きんかんと肉の炒め物で 風邪予防を!

青椒肉絲や回鍋肉など、中国料理の定番である肉と野菜の炒め物は、日本の家庭でも人気ですよね。お肉だけでなく野菜もしっかりとれる栄養バランスのいいおかずですが、肉と組み合わせる野菜がパターン化しがちではありませんか?
そんなときおすすすめなのが、きんかんと牛肉の炒め物。きんかんは11月〜3月に出回り、みかんをぎゅっと小さくしたような柑橘類で、皮ごと食べられます。みかんの皮を乾燥させたものは陳皮(ちんぴ)と言われ、体によい食材のひとつ。ビタミンCを豊富に含む皮を食べるので、風邪予防や美肌作りに役立つのです。
きんかんは生で丸かじりするか、甘く煮て食べるのが定番ですが、牛肉といっしょに炒めると、甘さとほどよい酸味がきいて新鮮な味わいです。へそを取り、半分に切って生のまま加えるだけなので、面倒な下ごしらえも必要ありません。
きんかんはわずかに苦みがあるため、食べづらいという方もいるようです。最近は宮崎県の「たまたま」をはじめ、樹上で完熟させてから収穫する甘いきんかんも出回っているので、お好みの品種で試してみてください。

きんかんと牛肉の炒め物

材料(2人分)
牛肉(焼肉用)100g
ブロッコリー 1/2個
きんかん 3個
酒、しょうゆ 各小さじ1/2

A[酒大さじ1/2 塩小さじ1/4弱 鶏がらスープの素小さじ1 湯カップ1/8]
粗びき黒こしょう 少々
サラダ油 大さじ3/4

作り方

1:牛肉は5~6cm幅に切り、酒、しょうゆをもみ込む。ブロッコリーは小房に分けてゆでる。きんかんは横半分に切り、種を除く。
2:サラダ油で牛肉を炒め、色が変わったらきんかん、ブロッコリー、Aを加えて1~2分炒め、黒こしょうをふる。
ゆり根のワインソテー、 みかんれんこんは新発見レシピ

左がみかんれんこん、右がゆり根のワインソテー

ゆり根のワインソテー、 みかんれんこんは新発見レシピ

おせち料理に欠かせないゆり根は、12〜2月が食べ頃とされています。我が家では長い間、ゆり根のきんとんを作るのが年末の恒例でした。ほっくりとした食感と上品な甘さはお正月にふさわしい一品ですが、1枚ずつりん片をはがしたり、煮て裏ごししたりするのは根気がいる作業。ある年は忙しく、ついにお手上げという状況に。
それでもゆり根は絶対に無駄にしたくないということで、思い立って、オリーブオイルとにんにくのみじん切りを熱してゆり根をソテーし、ワインをふってみました。すると、かたいような、ふかっとやわらかいような食感で、あとを引くおいしさはまさに新発見! 以来うちの定番になり、これとゆでたパスタをあえてクリスマスメニューで楽しんだりもしています。
もう一つユニークな冬の味覚・みかんれんこんは、中国で出会った料理。おめでたい黄金色は、何かで着色したかと思うほど鮮やかですが、みかん果汁と果肉、砂糖、酢しか入っていません。みかんの果汁を絞って調味料を加え、薄切りにして水にさらしたれんこんを煮るだけと簡単なので、お正月にたびたび作るようになりました。みかんをたくさんいただいたときに、ぜひお試しください。

ゆり根のワインソテー

材料(1~2人分)
ゆり根(むいたもの)1袋(80g)
にんにく(みじん切り)小1かけ
赤とうがらし(小口切り)1本
白ワイン大さじ2
塩 2つまみ
粗びき黒こしょう 少々
オリーブオイル大さじ1/2

作り方

1:オリーブオイルでにんにくを弱火で炒め、香りが立ったらゆり根と赤とうがらしを加え、中火にして1~2分炒める。
2:ゆり根の色が変わったら白ワインをふって火を通し、塩、こしょうで味をととのえる。
■高城順子
料理研究家。大阪生まれの名古屋育ち。和・洋・中の料理に精通し、本格的な味を家庭で手軽に作れるレシピを提案。
おいしいものを求めて、国内から海外までひんぱんに旅する好奇心と元気の源は、旬の食材を使った食生活にあり。明るい人柄と臨機応変な料理の腕前は、2014~15年に出演したフジテレビ系『バイキング』のコーナー「生中継!サンドウィッチマンの日本全国地引網クッキング」でも発揮された。NHK「きょうの料理」「あさイチ」などのテレビや雑誌、講演など幅広く活躍している。著書多数。

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