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うねりだって華になる!おとなヘアの作り方 [おとなスタイル]

2017年09月13日(水) 10時00分配信

髪を制するもの、清潔感を制す

みずみずしさを一瞬にして奪う「手抜き」は言わずもがな。一方、髪を巻きすぎたり、意気込みが目につく「やりすぎ」もどこか暑苦しい。
ネガティブな要素を払拭する、足りない部分に生命感を補う……。自分自身を客観的に観察することから、清潔感は生まれるもの。
清潔感の正解は「手抜き」と「やりすぎ」の境目にあり! 

おとなの髪は「きちんと」8割+「ふわっ」2割

ストレートも巻き髪も100%は重苦しい。とはいえ、全体のごわつきやぱさつきは、疲れて見えたり老けて見えたり。
プロたちに話を聞くと、じつは、おとなから清潔感を奪うのは「メリハリのなさ」だという。目指したいのは「8割きちんと、2割ふわっ」。たとえば、下ろすときは、顔まわりは耳にかけてきちんと、毛先はふわっと軽やかに。まとめるときは鉢の部分をタイトに、頭頂部だけは緩く無造作に。確かに、そう心がけるとメリハリを作りやすく、上手くいく。手間はかける、でも完璧を狙わない、それがポイント!
髪の「見せ場」を創る

〈上から〉●おとなのまとめ髪をグレードアップ。●髪に差しこむだけでシックなスタイルに。

髪の「見せ場」を創る

高温多湿のこの季節、髪はできるだけコンパクトにまとめてすっきりとした印象をキープしたいもの。でも、ただまとめただけでは、だらしなく見える……。
そんなときに救ってくれるのが、ヘアアクセサリー。洗練された「ワンランク上」にこだわれば、おとなの髪に品よく華やかな「見せ場」を創ることが可能。ちなみに、見せ場のあるまとめ髪は、ぱさついた毛先を収めたり、生え際の白髪をカバーしたり、根元の立ち上がりを作ったりと、老けのサインを隠しやすいのもメリット。

うねりを「華」にする

うねりの大きな原因は、加齢によって頭皮がたるんで毛穴が歪み、髪がいびつな形で生えてくること。以前に比べてまとまりにくくなったと感じるのはそのため。
「頭皮マッサージをこまめに行うことでも、随分変わってくるはずです」(ヘアスタイリスト・左右田実樹さん)。一方、うねりをまっすぐにしようと躍起になるのではなく、スタイリング剤の力を借りて艶を足し、「無造作カール」として生かすのも手。「逆らう」から「受け入れる」へと意識を変えるだけで、うねりは「華」になる!

「カチューシャゾーン」さえ、整っていれば

「額から襟首までの髪と肌の境目、『カチューシャゾーン』が肝だと思います。この部分をアイロンで整えるだけで全体が整っているように見える。メイクをしている間、ピンで生え際の髪を押さえておくだけでも印象は変わります」(左右田さん)。
頭皮につきそう、ぺたんとなりそうという理由でトリートメント剤やスタイリング剤を避けるのも、カチューシャゾーンが乱れる一因。試しに全体になじませたあと、手に残ったヘアオイルをちょっとなでつけてみて。
『おとなスタイル』Vol.8 2017夏号より
撮影/目黒智子(モデル、静物)

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