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10歳老けるか若返るかはヘアケア次第!-10歳 簡単お手入れ術 [おとなスタイル]

2017年05月24日(水) 09時00分配信

結局、丁寧なお手入れが美しい毛先を生む

撮影/目黒智子

結局、丁寧なお手入れが美しい毛先を生む

根元1.5cmが頭皮の健康状態を語るのに対し、「毛先5.5cmは、その人のライフスタイルを物語る部分。毎日丁寧にケアしているかどうかから、今朝どんなふうに家を出てきたかまで、『暮らし』や『人生』までも見えてしまうんです」と、AMATA ジェネラル・マネージャー・毛髪診断士の伸江さん。

急に毛先を覆い隠したくなった。最近、ヘアケアが義務や惰性になっていたし、朝も結局髪をスタイリングする時間がなくなって、きゅっとまとめたんだっけ……? そのすべてを見透かされた気がしたから。ああ、怖い。
そこで、今すぐ私たちにできること。
「毛先を綺麗に仕上げるために、もっとも重要なのは、じつは、何より丁寧なトリートメント。アフタートリートメントで整えるのももちろん効果はあるけれど、髪一本一本の中に入れ込むもので『ベース』を作らないと、結局まとまらないんです」(伸江さん)

また、毛先のまとまりを作るのもドライヤーの「温風×冷風」が重要。

「ポイントを押さえてきちんと乾かすことで、艶もまとまりも持ちもまったく違ってきます」(伸江さん)

自己流になっていた毎日の「習慣」を見直すことが、7cmを美しくする!

10歳老けるか10歳若返るかの決め手、「7cmの法則」

丁寧な暮らしが見える「毛先5.5cm」を創る
年齢を重ねるほどに、気になる毛先のぱさつきやごわつき。この悩みも、ちょっとしたひと手間、ひと工夫で解決します。
7cmの「綺麗」を髪全体の印象に広げるための、簡単&手軽な方法をぜひ。
毛先に弾力&なめらかさを作り込む

撮影/目黒智子

毛先に弾力&なめらかさを作り込む

「誰もが当たり前のように行っているケアだけに、思い込みや誤解も多いよう。トリートメントは、全体に均一にのばしただけでは、肝心の毛先についていない場合も。全体にのばしたら、毛先部分にもうひと塗り重ねること。
そして、毛先を両手で挟むように持って、揉み込み、ねじり込み、入れ込む……。ちなみに、トリートメントを塗布してからコーミングをすると、必要な分も落とす可能性があるので、髪の絡みを取る程度に」(伸江さん)。

実際、十分と思ってからさらにひと塗りをプラスしたら仕上がりがまるで違う! 必要なところに届いていなかったと反省。
ヘアアイロンの「ひと巻き」で毛先を思い通りに

撮影/目黒智子

ヘアアイロンの「ひと巻き」で毛先を思い通りに

根元に立ち上げを作ったら、それをキープしながら
「髪全体を2~3ブロックに分け、キューティクルの目に逆らわないようにドライヤーの温風でブロー。その後、冷風でキューティクルを引き締めます。表面や毛先のみならず、内側や中間の髪もきちんとブローすることで初めて、毛先がまとまります。仕上げに、ヘアアイロンで毛先をひと巻きすれば、さらに効果的。その際注意したいのは、髪を完全に乾かしてからヘアアイロンを使用すること。使ったときに蒸気が出るのは、まだ水分が残っている証拠。傷んでかえって広がる危険性があるので気をつけて」(伸江さん)
スタイリング剤で、まとまりを形状記憶

撮影/目黒智子

スタイリング剤で、まとまりを形状記憶

「洗い流さないトリートメントをスタイリング剤代わりにしている人は多いようですが、じつはそれではスタイルキープをしづらいんです。ブローで作ったニュアンスはスタイリング剤でキープ! その際、毛先につけるだけでなく、手のひら全体に薄くのばしてから、髪の中間から毛先に、内側から表面にと手ぐしを通すようにして広げ、均一に塗布するのが大事。毛先だけにつけるとどうしてもスタイリング剤が固まり、重さが出てしまう。すると毛先が沈み、全体のシルエットが崩れることにも」(伸江さん)

サロン帰りのような艶やまとまり感が、夕方まで持続!
■Profile
AMATA ジェネラル・マネージャー・毛髪診断士
伸江さん
艶髪になれると評判のおとなに人気のヘアサロン。

 

『おとなスタイル』Vol.6 2017冬号より

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