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五感で満喫“おとなの伊勢志摩”名所ガイド [おとなスタイル]
2017年05月16日(火) 16時00分配信
伊勢志摩の名所巡りを満喫!歴史や伝説に五感で触れ、リフレッシュできるひと時を
江戸時代より伊勢志摩は、日本人の憧れの地だった。「一生に一度はお伊勢さんにお参りに行きたい」。そんな願いは、いまの時代にも共通するもの。毎年、数多くの旅人がこの地を訪れている。
「お伊勢さん」こと伊勢神宮への想いは、なにも宗教心からくるものだけではないだろう。悠久の歴史をつむぐ聖地の、荘厳で凛とした空気を胸いっぱい吸い込むと、どこか心と身体が洗い清められたような気がする。きっとそこには、野生の鹿やキツネが生息する、手つかずの大自然の力もあるに違いない。玉砂利が敷き詰められた参道をゆっくりと進むだけで、疲れたときには元気をいただき、しだいに改まった気持ちにもなってくる。ご利益とは別に、そんな心地よさがあるからこそ、人はここに舞い戻りたいと思うのだ。
「お伊勢さん」こと伊勢神宮への想いは、なにも宗教心からくるものだけではないだろう。悠久の歴史をつむぐ聖地の、荘厳で凛とした空気を胸いっぱい吸い込むと、どこか心と身体が洗い清められたような気がする。きっとそこには、野生の鹿やキツネが生息する、手つかずの大自然の力もあるに違いない。玉砂利が敷き詰められた参道をゆっくりと進むだけで、疲れたときには元気をいただき、しだいに改まった気持ちにもなってくる。ご利益とは別に、そんな心地よさがあるからこそ、人はここに舞い戻りたいと思うのだ。
清々しい「伊勢神宮」で、心身をリセットする
日本最高峰の聖なる地「伊勢神宮」。天照大御神(あまてらすおおみかみ)をお祀りする皇大(こうたい)神宮(内宮)と、衣食住や産業の守り神である豊受大御神(とようけのおおみかみ)をお祀りする豊受大神宮(外宮)の両正宮を中心に、緑豊かな敷地で清々しい空気に包まれれば、心身ともにリセットされる感覚を抱くはず。
伊勢神宮だけじゃない! ご利益充分な人気スポット
伊勢神宮以外にも、そんな魅惑のスポットが数多く集まるのが、伊勢志摩の大きな魅力だ。豊かな自然に抱かれながら、日本古来の文化や歴史を感じることのできる場所―「神明(しんめい)神社 石神さん」に「猿田彦(さるたひこ)神社」、「二見興玉(ふたみおきたま)神社 夫婦岩」……ロマンあふれる物語を持つ名所巡りもきっと楽しいはずだ。
江戸~明治期の街並みを移築・再現した、土地の名物が集まる「おかげ横丁」で、食欲と物欲を満たしてもいい。思い思いの時間を楽しめる、伊勢志摩があなたを待っている。
江戸~明治期の街並みを移築・再現した、土地の名物が集まる「おかげ横丁」で、食欲と物欲を満たしてもいい。思い思いの時間を楽しめる、伊勢志摩があなたを待っている。
海女さんが多く暮らす鳥羽市相差(おうさつ)町の「神明神社」。
参道にある「石神さん」は、女性の願いなら、ひとつは叶えてくれるという人気スポット。マラソン選手の野口みずきさんも、アテネ五輪で金メダルという願いを叶えた。信じて願おう!
参道にある「石神さん」は、女性の願いなら、ひとつは叶えてくれるという人気スポット。マラソン選手の野口みずきさんも、アテネ五輪で金メダルという願いを叶えた。信じて願おう!
天孫降臨の際に道案内をした猿田彦大神をお祀りする「猿田彦神社」は、事を始めるときに良い方向へ導いてくれる「みちひらき」の神様として人気のパワースポット。新しいことにチャレンジするなら、ぜひ訪れたい。
神宮門前町の真ん中で賑わいを見せるのが、江戸から明治期にかけての往時の街並みを再現した「おかげ横丁」。みやげ物店に味処と、地元の名物が集まる界隈をそぞろ歩けば、時が経つのも忘れる楽しさだ。
しめ縄で結ばれた「夫婦岩」と二見浦の絶景が待つ「二見興玉神社」。沖合に鎮まっている猿田彦大神ゆかりの興玉神石を望む夫婦岩は、鳥居の役目も果たしているのだとか。縁結びの願いを叶えてくれるので、人間関係を豊かに! という想いも通じるはず。夏至の時期には、岩の間から日が昇る奇跡の景観に出合える。
『おとなスタイル』Vol.6 2017冬号より
(撮影/大河内 禎)
『おとなスタイル』Vol.6 2017冬号より
(撮影/大河内 禎)