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ハンドメイド好きが最後に行きつく習い事「アリワーク」って? [おとなスタイル]

2016年10月21日(金) 09時00分配信

作品と向きあうことで好きな色やデザインなど新しい自分を発見

すっかり人気の定着したビーズアクセサリーづくり。レシピにそって小さなアクセサリー作りから始めた方も、アレンジをくわえたり、オリジナル作品に挑戦したりと、キャリアアップ。ビーズだけでなく、パッチワークや編み物など、根強い人気の手芸ですが、50代になった今では一通りのものは経験済みで、既に大作を作り上げてしまい、新たにチャレンジするものを探している人も多いようです。そんなハンドメイド好きの方から、”最後に行きつく習い事”と言われているのが「アリワーク(刺繍)」。インドの職人さんが専用かぎ針を使って行う伝統的な刺繍で、複雑な工程を経て完成した作品は、ハイブランドのバッグやウエアにも用いられるほど世界的に高く評価されています。

小さい頃からものづくりが大好きで、 大人になって刺繍スクールに通ってアリワークに出合い、独立した石川玲さん。現在は、横浜市青葉区にある石川さんのビーズ刺繍教室&工房で、作品作りとレッスンを行っています。
「普段は工房として作品作りを行い、週に3〜4回ほど生徒さんに教えています。針の使い方が独特 なので、初めての方は一針を縫うのに10分くらいかかることもあるんですよ」まったくの初心者から、さまざまな手芸を学んだ上級者までがテーブルを囲みます。隣の方と「いいのができそうね」などと声をかけあいながら、真剣に取り組んで いました。「3時間くらいあっという間に経ってしまう」「いつもと違う世界を持てることが楽しい」と、生徒さんは充実した表情です。 「さまざまなビーズやスパンコールを使うので、『私はこんな色や デザインが好きだったんだ』という発見の連続。出来上がったとき の喜びはひとしおですね。まさに“一点もの”の作品を、手持ちの服やバッグに装飾を施して楽しめるのも魅力ですよ」

「作品を作り続けていくと、自分の芸術性がどんどん磨かれていきます」(石川さん)

石川玲さん(55)ビーズ刺繍教室&工房Ray.Collection主宰。「展示会などに出展するアーティスト活動と、教室を主宰。2つの活動で創造性や向上心が磨かれます」

Ray.-Collection(レイコレクション)
初心者から上級者まで、30代~60代の女性が通うビーズ刺繍教室&工房。日本にアリワークの教室は少なく、遠方からの問い合わせも多い。田園都市線・青葉台駅からバスで10分。
『おとなスタイル』Vol.4 2016夏号より

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