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神コンビ“スダナナ”! ふたりが語る赤裸々LOVE論が深イイ件 [ViVi]

2016年09月27日(火) 18時00分配信

photographs:Taka Mayumi/SEPT

今をときめく小松菜奈ちゃんと菅田将暉くんがW主演した映画「溺れるナイフ」では、一生にたった一度の破裂しそうな恋が描かれる。いわゆる胸キュンなスイーツ的恋愛とは程遠い、もっと苦しくて痛くてままならない恋。17日間の撮影は、菅田くん曰く「濃密な時間だった」。監督はヒロインを導き、スクリーンに、芝居ではない、本物の感情を映し出した。……などと書くと、重たくて難しい映画を想像するかもしれないが、映像の中の2人はとにかく生々しくて美しい。原作ファンからは“神キャスト“と言われていることを伝えると、菜奈ちゃんは「うれぴょんだね!」とおどけて言い、菅田くんを見つめる。話すときはキュートでポップ。でも一度カメラの前に立つと……。

― 小松菜奈 ―

好きな人を思う感情の中に愛が存在したことも、ずぶずぶ溺れてしまったことも、まだないかもしれない。

愛について、真剣に考えたことってないかもしれません。好きな人との愛に溺れてしまったことも、きっと、まだないですね。“恋“のほうが、身近な存在です。愛って、とにかく“大きいもの“って気がする。普段は意識していなくても、気づくとそこにあるような。“私にとっての愛とは?“……難しい。今は答えられないですね。でも、菅田くんと今作を演じるにあたり感じた“苦しみ“が、愛のカタチに近いのかなと思いますね。

― 菅田将暉 ―

恋人は、「今何してるかな?」って思い出す。でも、家族とか愛する人のことは、「ちゃんと生きてるかな?」って思う。それが愛。

感情を言葉にするならば、“愛してる“より“好きです“って表現のほうが、今の自分にはしっくりきます。“愛してる“って言うことで自意識を高めて、そう思い込もうとしてるんじゃないかと疑ってしまう。愛自体に意味なんてない気もするし……ってこんなこと真面目に話してる自分が恥ずかしいですけど(苦笑)。でも、しいて言うならば愛している人のことは、今何してるかということより、“ちゃんと生きているだろうか“と心配をするんだと思う。
PROFILE

photographs:Taka Mayumi/SEPT

PROFILE

【菅田将暉】
1993年2月21日生まれ。大阪府出身。
今年は、「ディストラクション・ベイビーズ」「二重生活」「セトウツミ」「何者」など9作もの出演映画が公開に。10月スタートのドラマ「地味にスゴイ!校閲ガール・河野悦子」では作家役。来年のNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」では虎松/井伊直政役。

【小松菜奈】
1996年2月16日生まれ。東京都出身。
’08年にモデルデビュー。’14年「渇き。」でスクリーンデビューを果たす。今年は、「黒崎くんの言いなりになんてならない」「ヒーローマニア―生活―」「ディストラクション・ベイビーズ」など5本の映画に出演。「ぼくは明日、昨日のきみとデートする」が12月公開。

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