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見て、触れて、泊まって楽しむ!アートな香港[FRaU]

2018年10月28日(日) 16時40分配信

香港と言えば、グルメや100万ドルの夜景など、さまざまな見どころがある人気の旅行先。そんな香港で、今注目したいのがアート。インスタ映え間違いなしのストリートアートの最新情報と、話題の新施設、アーティスティックなホテルまで、ご紹介します。
インスタ女子が集う セントラルのストリートアート

Photo&Composition:Aiko Hayashi

インスタ女子が集う セントラルのストリートアート

香港の街中には、アーティストたちが腕を競うストリートアートがいたるところに。特に数多くのストリートアート作品を見ることができるのが、香港島中環(セントラル)にある「オールド・タウン・セントラルエリア」です。

Photo&Composition:Aiko Hayashi

ブルーに塗られた壁に描かれたアート《香港の旧家》は、特に有名で、連日多くの観光客が順番待ちをして撮影しています。

《香港の旧家》

Photo&Composition:Aiko Hayashi

《香港の旧家》が描かれているのは、「GOD(Goods of Desire)」というショップの壁。GODには、ストリートアートをモチーフにしたグッズを始め、素敵なグッズがズラリと並んでいます。アート散策の途中に、ぜひ立ち寄ってみて。

紅茶の詰め合わせ。

Photo&Composition:Aiko Hayashi

オールド・タウン・セントラルエリアでもっとも新しいアートが、2018年 3月27日にお披露目となった《大きなお口の龍の子》。

世界的な活躍が期待されるアーティスト・香取慎吾による、初のストリートアート作品です。世界一長いエスカレーターとしても知られるミッドレベルエスカレーターの側面、Shelley Street(些利街/シェリーストリート)に描かれています。

《大きなお口の龍の子》
歴史を学びながら アート体験できる新名所

Photo&Composition:Aiko Hayashi

歴史を学びながら アート体験できる新名所

19世紀半ばの植民地時代に建てられ、香港の歴史的建造物(法定古蹟)に登録されている旧セントラル警察署、セントラル裁判所、ビクトリア刑務所。この3つの建物を改装した中環の新しいランドマーク「大館(タイクン)」が、2018年 6月、セントラルにオープン。

Photo&Composition:Aiko Hayashi

囚人が拘留されていた元牢獄のホールでは、懲罰制度や更生労働について学べるほか、実際に牢屋の中に入ってその狭さなどを感じることもできます。

当時に思いを馳せながら、170年もの歴史を持つ建物の中を散策。

Photo&Composition:Aiko Hayashi

館内にはショップやレストランも。香港発のセラミックブランド「LOVERAMICS(ラブラミックス)」は、国内外で人気の高いブランドです。毎日使いたくなるようなしっかりした造りでありながら、食卓が華やかになるおしゃれな器がズラリ。ショッピングを楽しむだけでなく、簡単にできる絵付けなどのワークショップも開催しています

Photo&Composition:Aiko Hayashi

絵付け後、釉薬をかけてから焼き、2~3週間で完成。通常、郵送は行っていないため、旅行客は絵付けのみの状態でアートピースとして持ち帰る場合が多いそう

大館(タイクン)
10 Hollywood Road, Central, Hong Kong
営業時間:見学/10:00~23:00、ビジターセンター/10:00~20:00 ※各展示会場・ショップなどは要ホームページ確認。
休館日:なし
※入場無料(要事前申し込み)
歴史的建造物をリノベした ラグジュアリーホテル

Photo&Composition:Aiko Hayashi

歴史的建造物をリノベした ラグジュアリーホテル

香港の象徴とも言うべき由緒ある歴史的建造物「マレー・ビルディング」を活かした注目のホテルが、2017年 10月にオープンしたニッコロ・ホテルズのフラッグシップホテル「ザ マレー香港 ニッコロホテル」。

Photo&Composition:Aiko Hayashi

2011年末までは政府機関のオフィスとして利用されていたマレー・ビルディングが竣工したのは1969年。白亜の外壁や特徴的なアーチと四角い埋込み式の窓は、当時の面影をそのまま残しています。

Photo&Composition:Aiko Hayashi

壁面に対して斜め45度の角度で配されている窓は、強い直射日光によって室内が高温になることを避け、冷房使用時の省エネを考えてデザインされたもの。1994年にはサスティナビリティアワードを受賞し、現在でも多くの建築学科の学生も勉強の対象としている優れたデザインです。

Photo&Composition:Aiko Hayashi

ホテルのオーナーはアートコレクターでもあり、ロビーや客室などに飾られているアートピースはすべてオーナーのプライベートコレクション。館内でどんなアートに出会えるかも、ザ マレー香港 ニッコロホテルを訪れる楽しみの一つです。

ザ マレー香港 ニッコロホテル
22 Cotton Tree Drive Central, Hong Kong
TEL:+852-3141-8888
日本からの問い合わせ:TEL:03-6441-0539(ワーフホテルズ)

SNS映え必至な 香港の最新アートスポット

ただ鑑賞するだけでなく、学んで、触れて、宿泊して、楽しめるのが香港の最新アートスポット。次の香港旅行は、いつもの食べ歩きに、アートを楽しむ時間も組み込んでみては?

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