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宮本佳実 「#年収1000万ガール」になるまで 『優先すべきは“働き方”よりも“生き方”』 [with]

2018年10月27日(土) 21時20分配信

可愛いままで起業できる!

講談社with

可愛いままで起業できる!


こんばんは。ワークライフスタイリスト®の宮本佳実です。
今日は私の仕事のコンセプト『可愛いままで起業できる』ということを詳しくお伝えしたいと思います。



この『可愛いままで』って、どんなことだと思いますか? 私がみなさんに伝えている『可愛いままで』とは、具体的に言うと“自分のままで”“女性らしく”という意味です。
無理して違う自分になる必要なく、すごい人になろうとするのではなく、男性と肩を並べようとするのでもなく、女性であるいまの自分のそのままで起業するということ。



以前の私は「起業するなら徹夜してでも頑張らないと」「年収1000万円を稼ぐためなら休んではいられない」という気持ちで肩に力を入れてバリバリと働いていました。当時の私は毎日ぐったりしていて、家に帰る前にカフェで寝落ちしてしまったり、友達とお茶をする時間もないぐらいに仕事を詰め込んでいました。

当時の私の仕事について


私は24歳の頃から会社員と並行して司会のスクールに通い、ブライダルの司会の副業をしていました。その後、結婚を機に会社を退社。それからは司会者と、所属していた司会事務所のマネージャーを兼務していたので毎日があっという間。ブライダルのハイシーズンは月に2~3日しか休みがないほど忙しく働いていました。



どうして私がこんなに仕事を詰め込んでいたかといえば、司会者というのは人気商売。仕事がないことが不安でしたし、仕事があることこそが自分の価値のような気がしていたので、プライベートよりも仕事優先! 自分の手帳に仕事の予定がぎっしり埋められているのを見ると安心する反面、その予定をこなすことだけで息が切れるような毎日を送っていました。



あと3日働けば一日中寝ていられる……。休日だけが楽しみだったのに、その休日ですら、事務所のマネージャー業の方のクレームの対応や緊急の電話が鳴りやまず、着信があるたびにビクビク。当時の私は“キャリアウーマンはみんなこんな感じ”自分の人生が充実しているのだと疑うことすらありませんでした。

心も体も疲れ果てた4足の草鞋


28歳のときに司会業もやりつつ、パーソナルスタイリストとして起業。今思えば、この頃が一番仕事を詰め込んでハードな毎日を送っていました。
司会業、司会業のマネージャー、パーソナルスタイリスト、そして当時は結婚していたので主婦。スーパーで買い物をして、帰宅後料理を作り、毎日遅くまでブログを書き、マーケティングを研究……。その時は夢中でしたけど、ガツガツ働き、心も体も疲れ果てていました。



この状態で稼げても幸せなの?


こんなに忙しい働き方、長くは続けられないかもしれない……。
例えこんな状態で年収1000万円を稼ぐことができても、自分は本当に幸せなの? 疑問に思っていても、起業した以上、自分が働かなければ収入がなくなる……。
自分の「幸せ」「豊かさ」「自分が目指している人生」って何なんだろう? 毎日真剣に悩み思い詰めていました。




そこで、私がたどり着いた答えは
「好きなことを、好きな時に、好きな場所で、好きなだけ」しながら稼ぎたいというもの。自分が女性であることを活かしながら、楽しく自由に働ける。
これを想像したらワクワクが止まらず、とても幸せな気持ちになったのです。

私の優先順位は「働き方」よりも「生き方」


生活をしていくために、そして親や友達の心配を押し切り、会社を辞めて起業した以上、なんとか続けたいと思っていました。ですが、“自分の幸せ”にフォーカスをして考えるようになってからは、「どう働くか」よりも「どう生きるか」の方が幸せに近づけるような気がしてきたんです。



それからは、答えに迷ったら「それは“私”の幸せにつながっているの?」と自分の心に問いかけるようになり、心がYESといえばその仕事は引き受け、NOといえば断る勇気を持つようになりました。
それまでは来た仕事は全部引き受ける……断る勇気がなくて、働きすぎてしまうのです。女友達と遊ぶ約束があっても、お客様の予約が入れば仕事が最優先! “仕事”とはそういうものだ、と自分に言い聞かせていましたが、「自分の生き方」を選択肢の最優先に決めてからは、徹底的にワークライフスタイルを自分で考え抜きました。そうすることで、今は週休5日という自分の理想の生活を叶えることができています。


どんな人生にしたいの?と心に問いかけて


ログや本の読者の方から、「自分が何をしたいのかわかりません」「何を仕事にしたらいいですか?」という質問をたくさん受けます。
そんな時私は「あなたはどんな人生にしたいのですか?」と尋ねています。



私も過去、仕事を探すときに求人誌に赤ペンでチェックを入れながら、“待遇”と“条件”を見比べて、応募する会社を決めていました。
・この会社は休みが多い
・この会社はお給料がいい
・この会社は通いやすそうだ
このように求人募集とう小さな枠の中の情報で、自分の人生を決めていたのです。だからこそ、働いてからまず心に浮かぶのは「こんなはずじゃなかった……」という自分の不満の声。だからこそ、まず「自分の生き方」を基準にして、そこから仕事や会社を選ぶ順番にしてみませんか?

本当に正解を知っているのはあなたの心


その正解を知っているのは、あなたの心だけ。
自分にとって一番心が良くて、自由で、楽しいこと。それがあなたにとっての正解です。
この世に溢れる誰かの「正解もどき」、それは自分にとっては「全てヒント!」なのです。
だからまずは、自分の心地よさ・好き・楽しさなどをベースにあなたの人生をワクワクするものに書き換えていきましょう。
この時代を賢く生き抜くためには、このぐらいワガママになっていい!
そんな風に感じています。目指せ!年収1000万円ガール♡



宮本佳実

プロフィール

【宮本佳実】ワークライフスタイリスト® 1981年生まれ、愛知県出身。高校卒業後、アパレル販売員、一般企業で人事・受付、司会者を経験。28歳で起業を決心し、パーソナルスタイリストになる。 名古屋で主宰する「女性のためのスタイリングサロン ビューテリア」は全国から顧客が来店するサロンに成長。その経験から「好きなこと起業」の楽しさを多くの人に伝えたいとコンサルティング活動を開始。現在はサロンを組織化し、自身はワークライフスタイリストとして「可愛いままで起業できる!」をコンセプトに活動。女性らしく自分らしく、幸せと豊かさを手に入れられる生き方やマインドを発信。セミナーは一日で400人が参加するなど大盛況。

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