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宮本佳実 『可愛いままで年収1000万円になろう』[with]

2018年10月26日(金) 11時30分配信

「私、年収1000万円になる!」と素直に思おう。

講談社with

「私、年収1000万円になる!」と素直に思おう。


みなさん、はじめまして。
宮本佳実です。




みなさんは年収がどのぐらいからがお金持ちだと思いますか? 私は自分でサロンをはじめた当初、「年収1000万円」を目標にしていました。特に理由があったわけではないのですが、憧れの数字だし、キリがよかったから。そして、それを手にしている自分を想像したら、すごくワクワクウキウキしたからです。みなさんも、手にした自分を想像するとワクワクする金額や年収はありますか? その金額を素直に、「欲しい」と思ってしまって大丈夫なのです。



ここでは、私が実際にやってきたことを惜しみなくお伝えしてきます。考え方、テクニック、ライフスタイルなど……様々なことをお届けしていきますので「私にもできそう!」と思えるところから、ぜひ気軽な気持ちで実践してみてください。

理想のお金を手にするときに大切なこと


自分が理想とするお金を手にするには、「絶対無理」と思わないこと。例えば年収1000万円が理想だとしたら「年収1000万円を手にできる!」をワクワク考えてみてください。だって、いま私たちが手にしているスマートフォンも20年前は姿形もなかったけれど、どこかの誰かが「こういうの、つくりたい!つくる!」とワクワクイメージしてくれたら、いま私たちが手にできているのです。それと原理は全く同じ。全員が「そんなの無理だし」と思っていたら、永久にスマートフォンなんて、この世に誕生しなかったですよね。



私も、最初は「年収1000万円⁉ そんなのムリに決まっている!」と周りからたくさん言われたけれど、私だけは自分の未来をただ純粋に信じていました。だからいま、それが現実になっています。



年収1000万円ときくと、髪を振り乱して休みもなく汗水たらして……と、イメージしがちですが、ハードな働き方は「可愛いままで」とはちがいますよね。
いまを賢く生きるみなさんが目指すべきは、可愛くオシャレなままで。理想の金額を楽しく稼げる女性になること! 好きなことを、好きな時に、好きな場所で、好きなだけをしながら稼ぐことのできる「年収1000万ガール」が目標です。


お金は幸せと交換できるチケットです


私は「お金」が好きです! 私の周りの“お金持ち”の方で、「お金が嫌い」と言う方は一人もいません。女性である私が、「お金が好き」と書くとビックリされることが多いのですが、多くの方はお金を好きだと思っていても、“そんなことを言うのは恥ずかしい”“みっともないからそんなこと言えない”と小さい頃からその概念が植え付けられていますよね。



でも、よく考えてみてください。
この世の中に「お金がキライ」という人はあまりいませんよね。
みなさんお金が好きだという気持ちがあっても、人に「お金が好き」ということが恥ずかしいだけではないでしょうか。



私は「お金は“自分の幸せ”と交換できるチケット」だと思っています。
好きなものを買えて、好きな場所に行けて、好きな人と楽しむために必要なチケット。お金自体は食べても美味しくないし、寒い体をあっためてくれることもありません。だから「自分の幸せ」と上手に交換することが、とても大事なのです。
自分の幸せと交換できるチケットは、誰だって大好きですよね。それにやっぱりたくさん欲しい! そのチケットの名前が「お金」というだけ。だから私は「お金」が大好きなんです。

私は週休5日、合計10時間労働


ここで私の自己紹介をさせていただきますね。
私はワークライフスタイリスト®として、日頃は執筆活動、セミナー、講演活動をしております。「うん⁉ ワークライフスタイリストなんて肩書聞いたことないけど?」と思われた方も多いと思いますが、それもそのはず! これは私が作った肩書だから(笑)



私の仕事は、新しい働き方・生き方(=ワークライフスタイル)を提案することで、自ら「こんな働き方ありますよ!」「こんな風に考えると、もっと楽しく楽に生きられますよ!」というのを書籍やSNS、講演を通じてお伝えしています。
こうお話しすると、ものすごくバリバリ忙しく働いているように思われるかもしれませんが、私の労働は週に2日、合計10時間ほど。そして現在の収入は数年前に目標にしていた1000万円をはるかに超えています。



仕事のない日は、ショッピングをしたり、海外旅行をしたり、友人とランチに行ったり。もちろんブログの更新や仕事のアイディアを出すことは毎日のようにしていますが、これは私の趣味のようなもので、もしこのことで1円ももらえなくてもやりたいこと。だから“働いている”という感覚はありません。


数年前までは「お金がない」が口癖でした


今でこそ仕事もプライベートも自由に楽しめ、海外旅行へはファーストクラスに乗っていき、好きな時に好きなものを買えるような生活をしていますが、数年前までの私の口癖は「お金がない……」でした。
学生のころからほんの数年前まで「私はお金のない星のもとに生まれてきたんだ」と本気で思っていました。「どうして私は裕福な家に生まれてこなかったんだろう」って、自分の人生に嫌気がさすことも。



さらに、外見にコンプレックスを感じていたので、少しでも自分を可愛く見せようと洋服を買いあさっていた結果、毎月、お給料を超える洋服代にカードの返済やローンにいつも苦しんでいました。欲しいものは永遠に増え続けるのに、手取り15万円のお給料でやりくりするしかない。買いたいものが買えなくてストレスが溜まり、仕事にも自分の収入にも不満を感じていました。友達からのランチのお誘いも即答できず、人へのプレゼントも躊躇。月末はいつも本当にお金がなく、休日も家でおとなしくしていることの繰り返し。お金を儲けることも、使うこともうまくいっていませんでした。



自分のお財布や銀行の残高を見るたびに「はぁ、お金がない……」。この言葉を口にするたびに自分の心もキュッと締め付けられるように苦しくなっていました。

まず始めたのはパーソナルスタイリスト


何のキャリアも持たない高卒OLだった私。
「もっと自分しかできない仕事がしたい!」と考え、半ば勢いで昔から大好きだった“ファッション”を仕事にしようと、個人向けのファッションスタイリスト(パーソナルスタイリスト)をスタートしたのがきっかけでした。



パーソナルスタイリストの仕事は、お客様に似合う洋服をカラーや骨格で診断して、その結果をもとに一緒にお買い物に同行して、洋服をスタイリングして差し上げるというもの。昔から大好きな洋服に携われることを仕事にしたらどんなに幸せなんだろう! と始めたわけです。

周りの反対を振り切りサロンオープン


最初、この仕事を思いついたときは「なんて良い考え」と思ったのですが、「そんなの仕事になるわけがない」と親は本気で心配し、友達からは「絶対に無理」と反対されたことを覚えています。
でも人から何を言われようと“やりたいことはやりたい!”。周りからの反対にはちょっぴり傷ついたけど、それでもやりたい気持ちの方が勝っていました。



まずは「自宅サロン」という形で、自宅のリビングの一角でパーソナルスタイリングサロンをオープン。当初、宣伝や広告にかけられるお金もなく、どうやってお客さんを集めたかというとブログ。そう、SNSです。自分がどんな人で、どんな仕事をしていて、このサロンに来たらどんな未来が待っているのか。そんなことを毎日書き綴ることで、少しずつ読んでくださる人が増え、半年後には名古屋駅近くにサロンとなる物件を借りることができました。



とても小さな部屋だったけど、私にとっては夢のお城。お客様は順調に増え、全国からお客様が名古屋に足を運んでくださるサロンに成長していました。

好きを仕事にすると朝が変わる


そんな日々を3年ぐらい過ごしたある日のこと。
朝起きて「あぁ、今日も楽しい仕事が待っているなぁ。楽しい一日が始まる。うん?明日も明後日も楽しい予定しかない……これって最高すぎる!この楽しい毎日を独り占めしている場合ではない気がする!」 急にそんなことも思ったんです。
今日も、明日も、明後日も楽しい予定しかない。



自分で予定を組んでいるのだから当たり前といえば当たり前なのですが、OL時代、けたたましいアラーム音に起こされる朝は「あぁ、今日も一日が始まるのか……」と毎日思っていました。それが、自分で好きな仕事を始めたら、朝起きるテンションが全く違ったのです。
「今日も好きなことができる!」って、一日が始まるときにワクワクできる。そして、それがお金になり、そのお金で好きなものと交換できる。これって最高ですよね!


好きなことを仕事にすること


この「好きなことを仕事にする」という新しい働き方を多くの人にもっと知ってもらいたいと思い、パーソナルスタイリストからワークライフスタイリストの仕事へと転換していきました。
こんな風に起業を始めた私は、何のキャリアもない高卒のOLでした。人脈もお金も、起業に必要なものはなにも持ち合わせていませんでした。



「起業」と聞くと、すごい学歴のある人、人とは違う才能を持ち合わせた人しかできない別世界のことだと感じていました。でも、私がパーソナルスタイリストを始めたときは「起業するぞ!」というような意気込みもなく、実は「起業」したとも思っていませんでした。
でも、私の未来は「こうだったらいいのにな♡」という、何の根拠もない漠然とした思いから作られています。



・欲しいと思った洋服を躊躇なく買えるようになりたい
・年3回、海外旅行に行きたい
・サロンをチーム化して、仲間と一緒に働きたい
・数百人規模の講演会ができるようになりたい
・作家になりたい
・スタイルブックを出版したい



事業計画書なんて書いたことはなかったけど、自分が願うビジョンは繰り返し繰り返し手帳に書き綴りました。そして、そのビジョンはすべて今、私が生きている「日常」になりました。

年収1000万の男性を探すより自分で稼いだ方が早いかも


昔は自分が年収1000万円以上稼ぐなんて考えもつかなかったけど、年収1000万円の男性と結婚するという未来なら想像したことがありました。
でも……年収1000万円の男性ってどこにいるの? 当時の私の周りにはそんな男性どこにもいませんでした。



それから数年がたち、自分が稼ぐようになると見えてくる景色が変わってきます。
今、私の周りには年収数千万、数億の人たちが普通にいます。
今の私の彼と出会ったのも、私が起業してから。



“自分じゃ稼げないから、お金持ちを探そう”なんて思っていた時は、そんな男性はどこを探しても出会えなかったのに、“自分が稼いているから、お金があってもなくてもどっちでもいい”と思えるようになったとたん、私の周りには、自分以上に稼いでいる人ばかりになりました。

お金を稼ぐとパートナーシップも変わる


自分がその世界に身を置くと、どんどん交友関係も変わっていきます。それはパートナーシップにおいても同じこと。
だから“玉の輿に乗りたい”と思って年収1000万円の男を探すより、自分が可愛いままで年収1000万円を稼げる女性になるほうが、もしかしたら早いのかもしれません。
そうやって自立して稼げるようになると、必ず周りには楽しくお金を稼いている人たちが集まっていきます。その中から運命の出会いを探すことも可能なのです。



私の講座に通ってくれている生徒さんに話を聞くと、既婚者の方や決まったパートナーがいる方も、自分が楽しく稼ぐと決め、起業したり、好きなことを仕事にするようになったら、旦那様や彼が昇進したり、新しい副業を始めたり、お互いの収入がアップするという事例がたくさんあります。

もし「お金持ちと結婚したい♡」「彼をお金持ちにしたい」と思っているなら、相手任せにするのではなく、自分が「可愛く稼げる年収1000万円ガール」を目指してみるというのも一つの手です。


みなさんとシェアしたいこと


ここでは「#年収1000万円ガール」になるために私がしてきたこと、考えてきたことをどんどんシェアさせていただきます。
私は起業当初、きっと年収1000万円になるころには、ビシッとスーツでキメて、髪を振り乱し、大きなバッグに書類をたくさん詰めて忙しく働いているんだろうと思っていました。
でも、現実は全然違います。



スーツなんて一着も持っていませんし、毎日お気に入りのワンピースを着て、小さなバッグを持ち、髪の毛はアイロンで巻いています。忙しいどころか、ほとんど家かカフェで仕事をしているので、日常の合間にさっと仕事をする感じ。たまに打ち合わせや講演がありますが、それも月に数回です。いまはパソコンさえあればできる仕事をしているので、世界中どこにいても自分のオフィスにすることができます。



みなさんと一緒に「好きなことを好きなだけ」して、「可愛く豊かになる」を体験していけたらと思います。目指せ!年収1000万円ガール
宮本佳実

プロフィール

【宮本佳実】ワークライフスタイリスト® 1981年生まれ、愛知県出身。高校卒業後、アパレル販売員、一般企業で人事・受付、司会者を経験。28歳で起業を決心し、パーソナルスタイリストになる。 名古屋で主宰する「女性のためのスタイリングサロン ビューテリア」は全国から顧客が来店するサロンに成長。その経験から「好きなこと起業」の楽しさを多くの人に伝えたいとコンサルティング活動を開始。現在はサロンを組織化し、自身はワークライフスタイリストとして「可愛いままで起業できる!」をコンセプトに活動。女性らしく自分らしく、幸せと豊かさを手に入れられる生き方やマインドを発信。セミナーは一日で400人が参加するなど大盛況。

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