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「自分の顔に飽きた……」そう感じる日はありませんか？　毎日同じ手順、同じアイテムで同じ顔をつくっていませんか？「今日はいつも違う、なんかキレイ……でもどこが違うの？」そう思わせる、ちょうどいい具合のマンネリ脱却アイテムをお知らせします。

「今日なんか雰囲気違うね？」と言わせるなら、眉にニュアンスカラーを仕込みます。「セルヴォーク インディケイト アイブロウパウダー 03パープルブラウン」は、キリッと大人顔を作りつつ、透明感も出してくれる一品。ベージュ、パープルブラウン、やや赤みのあるブラウンの３色はどれも薄づきでパールが全体に入っており、ふわっと仕上げてくれるのにぼやけません。肌を白く見せる効果もあるようです。真ん中のパープルはかなりしっかり乗せても奇抜な印象にならず、「色で遊んでいる」というよりは、「顔の雰囲気がまるごと変わる」感じで、わざとらしさゼロなのも大きな魅力。

ベースを総取り替えしなくても、ワンポイント・５秒で色素を薄く見せる方法があります！　それは、「目の下に赤みをさす」こと。目の下の薄い皮膚から透ける血色を作るだけで顔全体の色素が薄く見え、透明感が生まれます。

「（A）マジョリカマジョルカ ジュエリングペンシル RD505」が、「目の下の赤み」アイテムとして筆者の中で殿堂入りなのですが、最近つけると必ず「顔がオシャレ」と言われるのが、「（B）ケイト ブラウンシェードアイズN BR-4 カッパー」。公式では、上3色のブラウンでグラデーションを作り、右下のブロンザーを重ねるという使い方ですが、このブロンザーのオレンジ、涙袋部分にスッと入れると「色素薄いね」「顔そのものがオシャレだよね」と必ず言われるんです。上まぶたにはブロンザーを重ねず、ブラウンだけでまとめるのがコツ。ヌーディに仕上がるので、下まぶたがより際立ちます。

アイラインをブラウンにすると、より色素の薄さがアップするし、外国人顔に寄せたい時は下まつ毛のマスカラをしっかりめにすると雰囲気が出ます。粉飛びがほぼないのもよくて、すでに底が見えるほど愛用中。オススメです！

眉の質感を変えるのもマンネリ防止になります。ふわっと色づく眉マスカラが主流ですが、透明でジェルのようなツヤを持ち、セット力のあるものは、顔立ちを凛々しく見せる効果が。「（A）ケイト ジェルアイブロウコート」は、透明眉マスカラにブラウンのパールが入った一本。眉尻から眉頭にかけてつけたあと、毛並みを整え、眉頭を上にとかしてしっかり立たせます。パールは感じず、つややかな立体眉が出来上がります。眉頭の立ち上がりがキープできない眉マスカラも多いなか、これはキープ力も上々。毛量の多い人なら、これだけでも長谷川潤さんのような意思のある美眉を作れるでしょう。

極力自然に見せたい！　という人は、「（B）キッカ エンスローリング アイブロウジェル」もオススメです。ケイトほどジェル感が出ず、お風呂上がりのようなほのかなツヤのある眉に。セット力がありつつ、セパレートするので、眉マスカラを使っていないような、もともとキレイな自眉の人になれます。眉をクリアに仕上げると、ピュアな強さ、凛々しい色っぽさが手に入ります。顔をコンサバにしたくないときに、ぜひ試してみてください。

メイクがマンネリで朝のメイクが面倒！　新しいコスメを買う元気もない……そんな時は、「ポイントメイクの順番をシャッフル」して乗り切りましょう。メイクがルーティンになると、ポイントメイクに取りかかる順番も固定されてきますが、これを変えるだけでメイクのバランスが大きく変わり、同じアイテムでも違う顔になれます。コツは、最初に取りかかったパーツを主役にして、他はミニマムに仕上げること。眉から始めればオフィシャルな感じに、目から始めれば遊び仕様に。リップが先ならオシャレ感が出ますし、チークからならピュア顔に。同じアイテムで違う顔がいくつも発見できるはず！

「メイク上手だね」も嬉しいけど「それどうやってるの？」「雰囲気違う！」は、「何かよくわからないけどいい感じ！」という褒め言葉。マンネリを脱出するのに一役買うアイテム、ぜひ試してみてください。