女性誌ネットは、講談社の女性誌を集めたポータルサイトです。

私が夫と結婚を決めたとき、当時の彼は100点満点中60点ほどでした。でも、私が結婚に絶対的に必要だった条件はクリアしていたのです。あとの40点は結婚してから私の好みに育てていけばいい。そう思い入籍をしました。

そして、今、私と夫は「満足しかない」という関係を築いています。「特に不満がない」ではありません。「100％の満足」です。結婚当初60点だった夫が100点になるまでに、彼と本気で向き合い、どんな小さな違和感も一つ一つ解決させてきました。

結婚したからと言っても、私と夫は違う個性を持つ別々の人間です。すべてにおいて全く同じ価値観を持っているなんていうことはあり得ないし、惹かれ合う者同士だからこそ気になる部分も出てくるもの。些細な不満、疑問があったらその都度、徹底的に自分の気持ちを話し合ってきました。だからこそ、強い『絆』ができたという自信があります。私は今も小さな違和感があれば夫に伝えているし、夫との関係に「満足しかない」ので、どんなに条件的にステキな男性に出会ったとしても、他の男性へ目を向けることもありません。もし、“ステキな男性だな”と思う人がいたら、その人の“ステキな要素”を夫にインストールしています。
「私が落ち込んでいたらこう声をかけて欲しい」
「こんなことをできるようになってくれたら嬉しい」
と、具体的にリクエストを出し、彼ができるようになった時にはとびっきりの笑顔でしつこいほど感謝を伝えます。根気強く100％伝わるまであなたの気持ちや願いを伝え続ければ、男性は必ずそのリクエストに応えてくれる。これは我が家だけでなく、受講生たちも実証済みです。

「終わらない恋があったらいいのに」
こんなことを受講生から言われたことがありますが、“終わらない恋”をすることは誰にでも可能です。まず、“終わりが来る恋”とはどのような恋だと思いますか？簡単に言うとそれは「満足できない」関係だと思うのです。

彼とは順調で不満はないけど・・・。これは、“終わりが来る恋”つまり別れを迎える恋の典型的な例です。「不満はない」は一見、いいことのように見えますが、実際には「さらに絆を深めるための方法を見つけられていない」状態のこと。本当に目指すべきゴールは「満足しかない」関係です。
そのためには、日常の些細な不満や疑問を見落とさず、常に彼との関係をもっと満足できるものにアップデートする工夫が必要です。ときには、些細な不満を伝え合うことで小さなケンカをすることもあります。でも、お互いに意見を伝え合いすり合わせをするたびに2人の間には確実に『絆』が生まれます。それとは逆に、彼と本気で向かい合うことをしなければ、その『絆』は決して生まれることはありません。彼に対する小さな不満から、目を背けている場合じゃないのです。

楽しいことは一緒にするけれど、意見を伝え合うことを避ける「無難な関係」。これこそが簡単に他の相手へ心が動く原因なのです。例え、今の彼からもっと好条件な男性へと乗り換えたとしても、そのステキな男性とも「無難な関係」「向き合わない関係」でいたら、その恋も終わってしまうでしょう。
なぜだかわかりますか？　世の中にステキな男性はこれからも山ほどいます。どんな男性と出会い付き合っても、あなたの不満や不安を伝えることができなければ、決してあなたは「満足」できず、次のステキな男性へ心が動いてしまうからです。

せっかく人を好きになり付き合うのであれば、誰だって「終わらない恋」を望みます。誰もが願う「終わらない恋」をするために必要なのは“たった一人の男性に満足するスキル”を身に付けること。
まずは、相手のことを深く知ること。彼の良いところ、悪いところをしっかり見極め、あなたが不満に思うことがあれば、その都度彼に伝え解決していくのです。
もちろん言い方も大切ですが、普段からあなたの素直な気持ちを彼に伝えていれば、自然と彼もあなたに素直な気持ちを話してくれるようになります。なんでも言い合える関係は、こうして築いていくのです。
相手に変わってくれることを期待して、全力で向き合う。
これこそが一人の男性に満足するために必要なスキルです。あなたと彼が全力で作った『絆』があれば、どんなにステキな男性が表れたとしても、もう心が動くことがありませんね。

では、今回のポイントはこちら。

恋に悩む女性の多さに自身の恋愛論の必要性を感じ、ブログを開設。 1%も尽くすことなく彼をファンにさせるパートナーシップ論が話題となる。 その後、男女のコミュニケーションの違いを的確におさえた、“愛情ベースの伝え方"を武器に、愛妻コンサルタントとして活動をスタートする。 「大好きな人とお付き合いができる」「結婚が決まる」と20代から50代まで幅広い年齢層の女性に支持され、東京・名古屋・大阪などで行う大規模セミナーは常に満席。 主催する講座は半年～1年の予約待ちの状態が続いている。