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婚活アドバイザー、植草美幸『20代の恋愛感覚のままでのお見合いは失敗のもと』 [with]

2018年09月30日(日) 10時50分配信

婚活は早く始めた人の方が有利。迷っている暇はありません!

講談社with

婚活は早く始めた人の方が有利。迷っている暇はありません!

みなさん、はじめまして、結婚相談所マリーミーの代表で婚活アドバイザーの植草美幸です。

結婚相談所というと、ちょっと敷居が高く感じる人も多いかもしれませんが、30代はもちろん、20代から結婚相談所に登録される女性も、最近は多くいらっしゃいます。

「20代のうちから結婚相談所なんて、早すぎない?」「待っていれば、自然な出会いがあるんじゃない?」そんな風に思う独身女性も多いかもしれません。
でも、素敵な出会いは待っているだけではそう訪れないし、長くお付き合いしたからといって結婚まで至るとは限らないのが現実。

近年の婚活は手軽に始められる反面、なかなかうまく行かないという声もよく聞きます、そんな婚活事情を背景に、最近増えているのが20代の【婚活戦略女子】。やみくもに婚活するのではなく、結婚・婚活を戦略的に捉え、計画的に行動する女性が増えているのです。

そう、婚活は早く始めた人の方が断然有利。結婚のタイミングや形も多様化する中で、30代、40代でも結婚できる人はいます。でも、理想の男性と結婚したいと思うなら、女性の若さは一つの武器になるのです。いつの時代もそれは一緒。

でもね、「もう私は30代・・・」「私なんて40代・・・」などと、落ち込む必要は全くないわよ! 本気で結婚するのだ、と決めて行動をおこせば誰でも結婚できると、私はこれまでの婚活アドバイザーのキャリアから確信しています。
明日よりも今日の方が誰でも若いのですから、結婚したいと思っている人は今からスタート。迷っている時間はありません!

この連載では、結婚相談所マリーミーでのマッチングケースをもとに、男性に愛される秘訣をお伝えしていくので、ぜひ参考にしてくださいね。

CASE

女性24歳・郵便局員 ♡ 男性29歳・弁護士

数か月前、結婚相談所マリーミーに登録されたこの女性。24歳という年齢は、まさに大きなアピールポイント。私も士業をしている優秀な男性をご紹介しました。
(ちなみに、士業というのは、弁護士や会計士など、〇〇士とつく国家資格を持ったハイスペックな職業のこと。この肩書を持つ男性は、収入も多く知的で、婚活市場では取り合いになるほど人気の職種です)

数人とマッチングが成立している中で、この女性が一番に選んだのが、29歳弁護士の男性。アドバイザーから見ても、申し分ないプロフィールをお持ちの方です。

マリーミーで語り継がれる「ナルト事件」

ところが初めてのデートで早くも男性側からクレームが!!
なんと、ラーメンを食べに行ったところ、いきなりこの女性が男性のラーメンのどんぶりにナルトを投げ入れたらしいのです。男性はそれはびっくりしますよね。結婚相談所マリーミーでも語り継がれるような大事件です。
アドバイザーとしてはお相手に平謝りするしかない状況。私はこの女性にどれだけ自分が常識はずれのことをしたのかを説き、叱り付けました。なぜナルトを投げ入れたのかを聞くと、「嫌いだったから」というのです。

感情だけの若い恋愛と、結婚につながる恋愛は違う

感情を思いのままにぶつけるのは、若い恋愛ではよくあることかもしれません。でも、会ったばかりの女性に負の感情をぶつけられたら、どんな男性でも引いてしまいます。もしかしたら女性は初めてのデートがラーメンというのも少し不満に思っていたのかもしれないけれど、だとしたら別の伝え方があるはずですよね。
この女性のようにナルトを投げつけるまでは行かずとも、20代の女性は、婚活といってもこれまでの恋愛感覚を引きずっている方を多く見かけます。男女平等で育ってきた世代かもしれませんが、婚活では男性を立てることをお忘れなく。あなたが選ぶ以上に、選ばれなければ成婚までには至らないのです。

フリでもいいから男性を立てなさい

この男性は、お仕事は立派でも恋愛経験が少なく、お洒落なお店を知らなかったのかもしれません。そんなときは、例えば「中華とフレンチどっちがいい?」と聞いて、男性が選んだ方のお店をあなたが探して予約すればいいのです。

すべてをまかせるのではなく、男性の不得意分野はこちらがリードするくらいの気持ちで。「自分の行きたいお店に行けてラッキー」ぐらいに思うことです。男性に「結婚したらしっかりした奥さんになってくれそう」と思わせたらあなたの勝ちです。

グイグイとリードするのではなく、あくまでも男性に主導権を握らせているように思わせること。ここでのポイントは、どちらがいいか男性に選ばせることです。男性は自分が選んだことには、無意識のうちに責任を持つようにできているんです。

婚活中は女優になりなさい!

この女性には1回目のデート後から、お茶の入れ方や挨拶の仕方、食事の指導も行いました。私は常々、「婚活中は女優になりなさい!」と言っているの。誰もがいい女と思える女を演じなさいと。このカップルは一時、破談の危機があったものの、今3回目のデートを終えて、婚約直前。女性がまた失言しないように、引き続き丁寧にアドバイスしているところです。また発展があったらご報告しますね。
*個人情報保護のため、一部アレンジしています。
【植草美幸】婚活アドバイザー/結婚相談所マリーミー代表、株式会社エムエスピー代表取締役。アパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを設立し、そこで培ったマッチング能力・人材発掘能力を生かし、結婚相談所マリーミーを設立。

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