• > 【美容家・石井美保】40歳で辿り着いた【自分らしいキレイの極め方】 [VOCE]

【美容家・石井美保】40歳で辿り着いた【自分らしいキレイの極め方】 [VOCE]

2018年09月20日(木) 11時50分配信

自分らしいキレイってなんだろう? 独りよがりではダメだし、無理して得られるものでもなさそう……。今回、そんな“自分らしさ迷子”な女子のため、唯一無二な美しさで輝く、石井美保さんにその極意を聞いてみた。“似合わせ方”を知る人は最強です!
ファッションを楽しまなきゃ、抜け感を出さなきゃ。そんな呪縛から解放されること

撮影/田上浩一

ファッションを楽しまなきゃ、抜け感を出さなきゃ。そんな呪縛から解放されること

正解はひとつじゃない。自分は自分でいればいい
「パンツは絶対にはかないし、お仕事で必要がある場合は別ですが、カーキやブラウンのシャドウを使うことはありません。理由はただひとつ、私らしくないから。別に否定しているのではないんです。似合ってる人を見れば素敵だと思うし憧れます。だけど、私は私。らしくないことはしたくないのです。40歳になるまでの2年間はそれこそ、自分らしさを探す迷子の時期でした。美容家として雑誌などにたくさん出させていただくようになり、いろんなアドバイスを受ける機会が増えました。その中には『もっと抜け感出せば?』とか、『モード系の服を着てみたら?』という意見が少なからずありました。それらはもちろん悪意ではなく、100%、善意のアドバイス。なのでいろいろ挑戦してはみたのですが、やっぱり落ち着かないし心地よくない。その逡巡の2年間を経て気づいたのは、無理してまで流行を追う必要はないってこと。だから今では、オレンジとピンクをミックスしたメイク、衿元の詰まった上品なデザインの淡いカラーの洋服、ピンクベージュのネイルとMY定番を決めて、そこからブレることはありません。私が欲しいキレイは品なので、色気や女っぽさは欲しがらない。そこも大きなポイントです。足し算ではなく、いらないものをそぎ落とす勇気を持つこと。これも自分らしさを極めるためには必要なのだと思います」

撮影/田上浩一

「足元は11cmのヒール一択。足先までトーンを統一すれば、脚が細く長く見えるという理由で、素足やナチュラルストッキングをはく春夏はベージュ、黒タイツで過ごす秋冬はブラック、と靴の色も決めています」

自分らしさとは?

好きなもの=らしいものを追求する
「私はファッションファーストな人間ではないので、常に新しいスタイルに挑戦したいとは思いません。メイクも同様。心地よくないものを無理に取り入れるより、自分らしさを磨き上げて一貫性を出していきたい。20代、30代といろんなことにチャレンジしてきて、自分に似合うもの、似合わないもの、纏っていて心地よいもの、落ち着かないものが明確になってきました。幸いにも今は、私らしいもの=好きなものなので、追求すること自体もストレスフリー。これからもずっとこのスタイルを貫いていきたい」

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