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日焼けし過ぎた人必見!肌色を元に戻す方法 [ViVi]

2018年09月19日(水) 21時20分配信

illustration/ Pantovisco

とにかく暑かったし、太陽ギラギラな日が多かった平成最後の夏。夏の思い出と共に残ってしまうのが日焼けした肌。そろそろファッションも夏から秋にスイッチしたいのに、肌が黒すぎて似合わない! そんな悩みを解決する方法はあるのか? クリニックの先生に聞いてきました。

今回の相談

Q.
海にプール、野外フェスにキャンプ。夏を満喫しまくった結果、自分史上、最高の真っ黒さんになってしまいました。外はまだ暑いとはいえ、気分はすでに秋テンション。なのに、全く肌の色が戻る気配がありません。真っ黒なままで秋を過ごすの嫌なんです(涙)


A-1:20代前半なら何もせずとも2〜3週間で元の肌色に戻る!


A-2:たっぷり睡眠、バランスの良い食事。そして保湿ケアの強化で素早く元の肌色に!

私がお答えします

中村光伸先生
医学博士。タレントもこっそり通う人気クリニック、「光伸メディカルクリニック」院長。美と若さを積極的に目指す「リバースエイジング」の治療を、美容皮膚科と整形外科の2つの診療科にわたって行っている。また、メスを使わない美容医療を多く手がけており、この15年間で4万件以上の症例実績を誇り、全国の医師に技術指導を実施するなど『ヒアルロン酸の名医』として活躍中。

A-1:20代前半なら何もせずとも2〜3週間で元の肌色に戻る!

もちろん個人差はありますが、代謝の活発な20代前半ならば、日焼け前の状態に戻すだけなら特別なお手入れをせずとも2〜3週間待てばOK。また、バストやお尻といった普段、紫外線にさらされない部分と同じくらい白くなるには、3ヵ月〜半年が目安です。

ただし、これには条件があって、日焼け止めなどで紫外線対策をしっかり行い、新たな紫外線刺激を受けないことが大前提。

さらに、“どうして焼けたのか?”も戻るスピードに関係しています。例えば、2〜3日の海水浴などで焼けたのならば特に問題ありませんが、毎日、炎天下でスポーツをしていたとか、プールの監視員のバイトをしていたなど、長期間、日常的に紫外線にさらされていたなら戻るスピードは少し遅くなってしまうかもしれません。なぜなら、日常的に紫外線にさらされた肌はメラノサイトという日焼けに関係する細胞の働きが活発になり、黒くなりやすくなってしまうのです。

A-2:たっぷり睡眠、バランスの良い食事。そして保湿ケアの強化で素早く元の肌色に

もっと早く肌色を戻すには、ターンオーバーのスピードを上げることが有効。

まずはたっぷり睡眠をとりましょう。人間は睡眠中にさまざまな細胞の修復を行い、ホルモン分泌の正常化を図ります。忙しくて睡眠を十分に取れないときでも、せめて朝は一定の時間に起きるように心がけ、体内のリズムを整えるために日光を浴びましょう(UV対策は忘れずに!)。

食事はさまざまな食材をバランス良く。特に細胞の代謝を上げるビタミンA、抗酸化機能を高めるビタミンCとEはたっぷり摂りましょう。食事で摂取するのが理想ですが、足りないと思ったらサプリに頼ったり、クリニックで高濃度のビタミンC点滴を受けるのもひとつの手です。

さらに、日焼けした肌は乾燥してスカスカになり、バリア機能が衰えていますので、保湿を強化。シートマスクなどのスペシャルケアを取り入れてみて。

また、紫外線の弱くなる秋冬だからといって油断せず、天気の良い日には日焼け止めと共にサングラスを忘れずに。紫外線による眼球そのものへの刺激だけでなく、太陽の光を目が感知することで、脳から「メラノサイトを活発にせよ」という指令が出てしまい、日に焼けやすくなってしまいますよ。



先生のアドバイス

新たな紫外線刺激を受けないこと、そして規則正しい生活習慣。これを心がけるだけで肌はきちんと元に戻ります。あまり不安がらなくても大丈夫ですよ。

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