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デヴィ夫人の婚活論『腰の重い女と尻の軽い女、幸せになれるのはどっち?』 [with]

2018年09月08日(土) 20時20分配信

講談社with

今回のデヴィ夫人の婚活論は、とても衝撃的なタイトルですね。「腰の重い女」と「尻の軽い女」どちらも婚活には不利だと思われますが、いったいどちらの女性が幸せを手にできるのでしょうか? さっそくデヴィ夫人に聞いてみましょう。

腰の重い女

みなさま、ごきげんよう。 デヴィ・スカルノでございます。

「腰の重い女」
これはもう、出会いの場、そう、人生のパートナーと出会うための場に行くことを躊躇するというのは、自らが幸せになるためのチャンスを逃しているも同じこと。 それなのに「いい人がいない」とか「彼氏ができない」だとかグチを言うのだから、“ご自分の行動を反省しなさい”と言ってやりたくなります。 まずはあなたが行動しなければ、不幸になることはあっても、幸せになることは絶対にありません。何の努力もせずに、ステキな男性と恋に落ちるなんて小説どころか、絵本の中だけのお話ですよ。
若くてきれいな時期を「面倒くさいから」。こんな理由で、家でゴロゴロと過ごしているのだとしたら、それはあなたの人生をドブに捨てているのと同じこと。 そのぐらい自分の幸せな未来を自分から遠ざけている行為なのです。 もし、心当たりのある女性は、今すぐその行動を改めていただきたいわ。

尻の軽い女

「尻の軽い女」。
あら、もうこれもダメよ。 気に入った男性とその日のうちに体の関係を持ってしまうことは、絶対にダメよ!
体を許す一瞬はあなたをお姫様のように扱ってくれるかもしれないけど、次に会う機会があっても、その男性はあなたの体しか求めてこないわ。
会ったその日に体を許すということは、それだけあなたが軽く扱われるということなの。 どんなに“この男に決めた”そう思った男性だったとしても、その日のうちにあなたの体を差し出すことだけは絶対にダメ。
恋愛って、プロセスを楽しむものなのよ!
ステキなことを持ち詫びて、お互いに我慢したり、焦らし合ったり。 そういう時間を重ねることで男性はその女性への価値を高めていくの。 すぐに肉体を差し出したら、もう最後じゃない。 もし、この行動に心当たりがある方は、「待つ楽しさ」。そして、「相手に待たせる楽しさ」を覚えた方がいいわね。相手はどんなに欲しがっても、焦らすこと。 これこそ最高の恋愛のプロセス、一番楽しい瞬間じゃないかしら。 わたくしのレベルですと、そのプロセスはアーティスティック。 もはや芸術的なものですわ(笑)。体の関係は最後の最後までとっておくことが大切です。

どちらの女性が幸せを手にするか?

「腰の重い女」と「尻の軽い女」
そのどちらもとてもタチが悪いですが、その2人が同時に1人の男性に恋に落ちたとします。
みなさまは幸せを手にするのはどちらの女性だとお思い?

わたくしは「腰の重い女」のほうが、まだ幸せを掴む確率が高いと思います。 まぁ、その男性からデートに誘われて、それでも“面倒くさい”なんて家にいるようだったら話は別よ。もしわたくしがその女性を目の前にしたら
「早く支度をしてデートへお行きなさい!!!」そう一喝したいぐらいですわ。

では、なぜ「尻の軽い女」が幸せになれないかというと・・・
それは男性からの“尊敬”の気持ちが得られないから。 男性は恋愛のプロセスを踏んでいく過程に、その女性を敬う気持ちも積み上げていくの。 “尊敬”の気持ちがあるからこそ、その女性を大切にできる。 そして、その先には人生のパートナーとして将来を共にしたいと考えるようになる。 でも、その日のうちに体を許してしまうと、その“尊敬”を積むことが一切できないの。
それに
・他の男性へも簡単に身体を許すのか?
・真剣に付き合わなくても、遊びで十分
・セックスをしたいときだけ会えばいい
会ったその日に体を許すということは、これだけあなたの価値を下げることになるの。

幸せを手にするためにやるべきこと

「腰の重い女」と「尻の軽い女」
そのどちらも幸せな未来からは遠い存在ね。でも、「尻の軽い女」の方が女性としての幸せを掴む可能性が低い。 みなさまはこのことを肝に銘じて、心に刻んでおきましょう。

わたくしの時代は、お手紙を書いたり、時間を合わせてお茶をしたり、手をかけて恋を育んだものです。 いまみたいにSNSがある時代だと、恋愛のプロセスが積み上げにくいのかしら? でも何でも簡単に便利にできてしまう時代だからこそ、なかなか手に入らないものに対しての価値は絶対に高くなるんじゃないかしら?

「待たせること」、「焦らすこと」。
この工程すら楽しめるようになれると、恋愛もあなたが主導権を握れてスムーズに運べるようになるんじゃないかしら。

では、今回はここで失礼いたします。
みなさま、ごきげんよう。

デヴィ・スカルノ

PROFILE

デヴィ・スカルノ 19歳でインドネシアに渡り、22歳でインドネシアの初代大統領スカルノ氏と結婚。日本人で海外の国家元首の妻になったたったひとりの女性。

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