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【紫外線】徹底解説! 厳選アイテムから、正しい紫外線アレルギー対策まで [VOCE]
2018年09月06日(木) 21時10分配信
ベーシックケアに加え、ストレスや肌にダメージを与える外的環境から守る+αケアを。「長時間日光にあたっていたら突然じんましんが……」というアラサーたちも増えている模様。正しい紫外線アレルギー対策と画期的なアプローチで、効果に期待大の日焼け止めをチェックして!
【大気汚染&紫外線】から肌を守るUV&ミスト【厳選7アイテム】
紫外線から肌を守って潤い強化
肌に深刻なダメージを与え、乾燥を加速させる紫外線は、百害あって一利なし!「保湿ケアとUVケアはセットと心得て」(津田先生)今季は保湿力が高く、+α効果も狙える進化形UVケアが続々。
大気汚染物質をさらりとかわし寄せつけない!
「年々、肌を取り巻く環境が悪化している今、紫外線だけでなく、大気汚染物質から肌を守ることは、保湿ケアの基本に」(津田先生)ミストタイプなら、いつでもどこでも気づいたときにシュッ。
透明マスクスプレーで花粉、PM2.5をブロック
独自の特許技術を搭載し、花粉の吸着を防止。出かける前にシュッと吹きかけるだけで、この時季気になる大気汚染物質を肌と髪に寄せつけない。
撮影:久々江満
撮影:久々江満
【紫外線ケアをすれば治る!?】正しい紫外線アレルギー対策とは?
そもそも紫外線アレルギーの原因、症状は?
「ちまたで“紫外線アレルギー”といわれるものは、すべてではないですが、日光過敏症の症状ですね。その中に外因性のもの、内因性のものとあります。外因性は、その方の許容量を超えた強い紫外線で日光じんましんが出てしまうケース。内因性は、服用中の薬やサプリメントが原因となって、ふだん日光に当たっていないときは平気なのに、服用+日光が重なってじんましんが出てしまうタイプです。ごくまれにですが、使っているスキンケアに含まれる成分が原因でアレルギーが起こることもあります。例えば、日焼け止めに含まれている吸収剤の成分が合わなくて、それを塗って紫外線を浴びてしまってじんましんが出てしまうという」(太田先生)
「日光過敏症によるじんましんも含め、アレルギーの適切な処方と対策ができるかどうかは、8割が問診にかかっています。だから自己判断はしないで、お近くのクリニックへ行った方がよいと思います。アレルギーの場合は、症状そのものはもちろん、前後の状況や経過などかなり具体的に話を聞きます。いちばんよいのは、お写真を取ってもらうことです。来院されたときには、すでに収まりかけていらっしゃる場合もあって、もっとも症状が激しかったときの状態と現状を比較しやすいですからね」(太田先生)
どのタイミングでクリニックに行くべき?
「症状が出た当日や次の日など、なるべく早く来院するのがベストですね。一般的には、じんましんの症状には、抗アレルギーの飲み薬を処方します。タリオンやアレグラなど一般的なアレルギー症状を抑える薬ですね。ただ、じんましんが出た方の場合、皮膚を掻いてしまって湿疹も一緒にでてらっしゃる方が多いんですね。ですので、ステロイドの塗り薬も一緒に処方することもあります。ステロイドを塗っていただければ、とりあえずは、だいたい2~3日で湿疹も治まるでしょう」(太田先生)
紫外線アレルギーの対策は?
「とにかく日光に当たらないことです。原因は様々あっても、症状を引き起こすきっかけは紫外線そのものだったわけですから。紫外線に当たらないことがいちばん大事ですね。サングラスや帽子、サンバイザー、日傘……。もちろん日焼け止めもかなり効きます。しっかりガードすると起こりにくいですよ」
「ごくまれにですが、問診をしても原因がわかりづらい方や、詳しい検査をしたほうがいいくらいしょっちゅう日光じんましんを起こして、その症状もどんどんひどくなっている方もいらっしゃいます。その場合はアレルギー専門機関を紹介させていただきます。症状がひどくならない範囲で、その方の皮膚に紫外線をわざと当てて調べる検査をしてもらいます。専門の機械がないと検査できないのですが、UVA、UVBを別々に当てて調べることができ、なおかつ光の量を調節できるので、どのくらいの光量でアレルギーが起こるのか検査することができます。また、使っている化粧品が原因かどうかも、パッチテストで調べることも可能。化粧品を塗布した箇所とそうでない箇所に紫外線をあてて、違いを確認します。よくあるのは、湿布のアレルギーですね。湿布をはがした後も有効成分が肌に残っていて、そのまま海に行って湿布が貼られていた箇所だけかぶれてしまうとか。アレルギーを起こす原因になった飲み薬や塗り薬をつきつめられる可能性が高いですね。でも、対策としては、アレルギーがあると判明した場合は、紫外線をできるだけ避けていただくことになります」(太田先生)
一回症状が出た紫外線アレルギーはもう治らない?
「体調しだいで症状の出方は変わってきますが、基本的にはあまり治ることはないと考えてもらっておいた方が無難です。出てしまったじんましんの応急処置は、冷やしたタオルや保冷剤をくるんだタオルなどで皮膚を冷やすのがいちばん。あたたまると痒みの神経が興奮して皮膚を掻いて傷つけて、湿疹につながってしまいます。
ちなみに、日光過敏症の原因としていちばん挙げられているのはUVAですが、一概には言い切れないですし原因不明のものもありますから、日光・紫外線そのものが原因と考えていただくのがよいと思います。先ほども例に挙げたように、薬と紫外線のセットで出てしまうという場合もあります。花粉症対策と同じく、地道な体質改善に取り組んでいきましょう」(太田先生)
「ちまたで“紫外線アレルギー”といわれるものは、すべてではないですが、日光過敏症の症状ですね。その中に外因性のもの、内因性のものとあります。外因性は、その方の許容量を超えた強い紫外線で日光じんましんが出てしまうケース。内因性は、服用中の薬やサプリメントが原因となって、ふだん日光に当たっていないときは平気なのに、服用+日光が重なってじんましんが出てしまうタイプです。ごくまれにですが、使っているスキンケアに含まれる成分が原因でアレルギーが起こることもあります。例えば、日焼け止めに含まれている吸収剤の成分が合わなくて、それを塗って紫外線を浴びてしまってじんましんが出てしまうという」(太田先生)
「日光過敏症によるじんましんも含め、アレルギーの適切な処方と対策ができるかどうかは、8割が問診にかかっています。だから自己判断はしないで、お近くのクリニックへ行った方がよいと思います。アレルギーの場合は、症状そのものはもちろん、前後の状況や経過などかなり具体的に話を聞きます。いちばんよいのは、お写真を取ってもらうことです。来院されたときには、すでに収まりかけていらっしゃる場合もあって、もっとも症状が激しかったときの状態と現状を比較しやすいですからね」(太田先生)
どのタイミングでクリニックに行くべき?
「症状が出た当日や次の日など、なるべく早く来院するのがベストですね。一般的には、じんましんの症状には、抗アレルギーの飲み薬を処方します。タリオンやアレグラなど一般的なアレルギー症状を抑える薬ですね。ただ、じんましんが出た方の場合、皮膚を掻いてしまって湿疹も一緒にでてらっしゃる方が多いんですね。ですので、ステロイドの塗り薬も一緒に処方することもあります。ステロイドを塗っていただければ、とりあえずは、だいたい2~3日で湿疹も治まるでしょう」(太田先生)
紫外線アレルギーの対策は?
「とにかく日光に当たらないことです。原因は様々あっても、症状を引き起こすきっかけは紫外線そのものだったわけですから。紫外線に当たらないことがいちばん大事ですね。サングラスや帽子、サンバイザー、日傘……。もちろん日焼け止めもかなり効きます。しっかりガードすると起こりにくいですよ」
「ごくまれにですが、問診をしても原因がわかりづらい方や、詳しい検査をしたほうがいいくらいしょっちゅう日光じんましんを起こして、その症状もどんどんひどくなっている方もいらっしゃいます。その場合はアレルギー専門機関を紹介させていただきます。症状がひどくならない範囲で、その方の皮膚に紫外線をわざと当てて調べる検査をしてもらいます。専門の機械がないと検査できないのですが、UVA、UVBを別々に当てて調べることができ、なおかつ光の量を調節できるので、どのくらいの光量でアレルギーが起こるのか検査することができます。また、使っている化粧品が原因かどうかも、パッチテストで調べることも可能。化粧品を塗布した箇所とそうでない箇所に紫外線をあてて、違いを確認します。よくあるのは、湿布のアレルギーですね。湿布をはがした後も有効成分が肌に残っていて、そのまま海に行って湿布が貼られていた箇所だけかぶれてしまうとか。アレルギーを起こす原因になった飲み薬や塗り薬をつきつめられる可能性が高いですね。でも、対策としては、アレルギーがあると判明した場合は、紫外線をできるだけ避けていただくことになります」(太田先生)
一回症状が出た紫外線アレルギーはもう治らない?
「体調しだいで症状の出方は変わってきますが、基本的にはあまり治ることはないと考えてもらっておいた方が無難です。出てしまったじんましんの応急処置は、冷やしたタオルや保冷剤をくるんだタオルなどで皮膚を冷やすのがいちばん。あたたまると痒みの神経が興奮して皮膚を掻いて傷つけて、湿疹につながってしまいます。
ちなみに、日光過敏症の原因としていちばん挙げられているのはUVAですが、一概には言い切れないですし原因不明のものもありますから、日光・紫外線そのものが原因と考えていただくのがよいと思います。先ほども例に挙げたように、薬と紫外線のセットで出てしまうという場合もあります。花粉症対策と同じく、地道な体質改善に取り組んでいきましょう」(太田先生)
お話を伺ったのは…… アヴェニュークリニック 太田理会先生
アヴェニュー六本木&表参道クリニック医師。エイジングに特化した最新美容機器にも精通。もちろんお肌はツルツル!