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壱岐牛・焼酎・美食宿「平山旅館」!壱岐島グルメを堪能 [FRaU]

2018年08月29日(水) 16時40分配信

Photo:Aiko Hayashi

玄界灘に浮かぶ「壱岐島(いきのしま)」は、長崎県で2番目に大きい平野がある米どころでもあります。島グルメ=海産物という印象が強いですが、壱岐島では、新鮮な野菜や果物もとれ、大自然の中でのびのびと育った牛や鶏も充実。島内だけでの自給自足が可能と言えるほど、食材が豊富な島なんです。海の幸はもちろん、山の幸まで楽しめる食の宝庫・壱岐島の極上グルメを紹介します!
海のミネラルを受けて育ったブランド牛「壱岐牛」は “幻の名牛”

Photo:Aiko Hayashi

海のミネラルを受けて育ったブランド牛「壱岐牛」は “幻の名牛”

但馬牛や神戸牛といった全国のブランド牛の元牛としても知られる壱岐牛。血統上、肉質が柔らかく、霜降りになりやすいことに加え、飼育環境にもポイントが。島の静かな自然環境は牛のストレスがたまりにくく、潮風を浴びたミネラル豊富な牧草を食べることで健康に育つそう。細かく美しいサシと濃厚でありながら後を引かないさっぱりとした旨みが特徴で、精肉店などの肉のプロからの評価も高いんです。

Photo:Aiko Hayashi

そんな壱岐牛を味わうのにオススメなのが、壱岐牛専門料理店「味処 うめしま」。牧場直営店ならではの、新鮮な良質肉を手頃な価格で堪能できますよ。

Photo:Aiko Hayashi

特選ロース定食(ロース130g、ごはん、サラダ、味噌汁、漬物)。

味処うめしま
長崎県壱岐市芦辺町箱崎中山触2604-86
壱岐島は麦焼酎発祥の地! 世界も認めた銘酒で乾杯!!

Photo:Aiko Hayashi

壱岐島は麦焼酎発祥の地! 世界も認めた銘酒で乾杯!!

昔から米や麦が豊富に穫れていた壱岐島では、中国から伝わった製法を活かし、16世紀頃から米と麦を原料とした壱岐独特の焼酎作りが行われてきました。

壱岐の焼酎は、WTO(世界貿易機関)により地理的表示が認められています。WTOの地理的表示が認められているものと言えば、ウイスキーのスコッチとバーボン、ブランデーのコニャックとアルマニャック、ワインのボルドーとシャブリ、シャンパーニュ、泡盛の琉球、清酒の白山、米焼酎の球磨、芋焼酎の薩摩など。壱岐の麦焼酎は、まさに世界のブランドの仲間入りをした銘酒と言えるんです。

自社製の酵母を使った香り高い焼酎が人気の「壱岐の蔵酒造」をはじめ、現在、島内には7つの蔵があり、それぞれ見学も可能。ずっと守り続けている伝統や製法を学びながら、試飲をしてみては?

Photo:Aiko Hayashi

左から、樽貯蔵の原酒でウイスキーやブランデーのような味わいが魅力の「二千年の夢」、お土産に人気の高い島内限定商品「壱岐の島 瓷貯蔵」、常圧蒸留ならではの麦の深い味わいととろみが楽しめる「大祖原酒」(木箱あり)。

壱岐の蔵酒造
長崎県壱岐市芦辺町湯岳本村触520
地のものを使った料理に定評がある源泉100%かけ流しの宿

Photo:Aiko Hayashi

地のものを使った料理に定評がある源泉100%かけ流しの宿

良質な温泉と壱岐の食材をふんだんに使った料理、そして心を尽くしたサービスが人気の湯宿「平山旅館」。全8室の客室は、湯布院の「玉の湯」を手がけたデザイナーが設計したもので、いずれも和とモダンが融合した居心地のよい空間になっています。

Photo:Aiko Hayashi

中でもオススメは、琉球畳や唐長のふすま、特注の障子、調度品など、細部にまでこだわり抜いて作られたという特別室「月の間」です。客室専用の露天風呂が付いているのは、この1室のみ。1500年以上の歴史を誇る日本屈指の古湯を好きな時に好きなだけひとり占めできるんです。もちろん客室専用露天風呂も源泉100%かけ流しですよ!

Photo:Aiko Hayashi

女性にうれしい色浴衣。足袋型のソックスもアメニティとして用意されている。

Photo:Aiko Hayashi

自噴69度前後で鉄分を含んだ食塩泉は、湧き出したばかりだと透明ですが、酸化することで赤褐色に。身体が芯から温まり、入浴後のポカポカ感が長く続くのも特徴です。大浴場のほかに、無料の貸切露天風呂も2ヵ所あります(写真は無料で利用できる貸切露天風呂の1つ)。貸切露天風呂は、事前予約は不要で、空いている時に自由に入ってカギをかけて入ることが可能。まわりの目を気にせず、プライベートな時間を楽しんで。

Photo:Aiko Hayashi

客室でくつろぎ、温泉で旅の疲れを癒やした後のお楽しみと言えば、やっぱり食事! 提供される料理の素材ほぼすべてが壱岐のもの。しかも、そのほとんどが自家菜園で育てたものや、宿の主人が仕留めたものなど、自分たちで調達したものばかりというから驚きです。

この日のお造りは、大きなイシダイを中心に、イサキ、ブリ、サザエ。食べきれなかった分は、ゴマ醤油漬けにして、翌日の朝食時に提供してもらえるそう。そんな細かいサービスもうれしいですよね。

旬の食材の持ち味を活かすため、手を加えるのは最小限に留め、彩りや器にもこだわって目でも楽しめるように仕上げた料理は、ボリューム満点。できたての料理を手際よく運んでくださる仲居さんも、「食べきれる方はなかなかいないですよ」と笑うほどの品数とボリュームなんです。

Photo:Aiko Hayashi

捌きたての透明な身が美しいアオリイカ。一部分をお刺身で、残りは唐揚げで。

Photo:Aiko Hayashi

料理長が打ったお蕎麦も絶品。日本全国から厳選した、その年にもっともよいソバ粉を使用している。

Photo:Aiko Hayashi

もちろん朝食もすごい! 女将が自家菜園で育てた朝摘みの野菜を10種類以上盛り付けたサラダがまるでブーケのようだったり、1丁1kgもあるという壱州豆腐が半丁分ダイナミックに登場したりと、目も覚めるほどのインパクトでした。ふっくらと炊き上げた壱岐産のお米も、旨みが凝縮した天日干しの干物も、身体にじんわりと染み込むようなおいしさ。著名人に「世界一の朝食」と絶賛される、この朝食を味わうためだけでも、壱岐島を訪れる価値があるかもしれません。

奥壱岐の千年湯 平山旅館
長崎県壱岐市勝本町立石西触77番地

玄界灘でとれる海の幸と、温暖な気候と豊かな大地でとれる山の幸。ここならではの素材を活かした、ここでしか味わえない島グルメを味わい尽くして!


●情報は、2017年3月現在のものです。

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