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暑くて寝苦しい夜、エアコンはつけて寝るのが正しい? [ViVi]

2018年08月23日(木) 20時00分配信

illustration/ Pantovisco

とにかく今年は酷暑! ということで、寝苦しい夜を過ごしている女子も多いはず。エアコンをつけっぱなしだと冷える、かといってタイマー設定にして途中で切れるようにすると暑くて夜中に目が覚める……。そんな、“真夏の夜あるある”なお悩みを解決します!
Q.エアコンをつけっぱなしだとカラダが冷えてしまうから、寝るときのエアコンはガマン。でも、毎晩、暑くて目が覚めるから寝不足だし、バテぎみです

A-1:数年前とは環境が激変。『エアコンはつけて寝る』が当たり前!


A-2:お手本はホテル。26~28℃の設定で長ズボンが正解


A-3:暑くて眠れないなら、あらかじめ寝室を冷やしておく


A-4:バテ予防に、ランチ後5~20分のお昼寝がオススメ♡

私がお答えします!

三橋美穂さん
快眠セラピスト。寝具メーカーでの商品開発や枕のアドバイザー育成などを経て独立。現在は、執筆や講演活動などを通して、睡眠の大切さや快眠の工夫などをアドバイス。多くの快眠アイテムのプロデュースも手がけ、指に装着するお昼寝枕『ゆびまくら』など、ViVi世代のニーズにフィットするアイテムも多数!

A-1:数年前とは環境が激変。『エアコンはつけて寝る』が当たり前!

とにかく今年の夏は暑いですね! ちょっと前までの常識がいろいろ通用しなくなってきていますが、睡眠環境においても知識のアップデートが必要です。

確かにエアコンのつけっぱなしは冷房が苦手な人には辛いかもしれませんが、寝ている間にも汗をかいているため、脱水症や熱中症になってしまうこともあります。なので、やはり、これほど暑いとエアコンをつけて寝る方がベター。

ムシムシして寝苦しいのは、室温とともに湿度が高いのも原因。快適な睡眠環境を考えると湿度の理想は50~60%ですが、夏場は80%を超えることも。エアコンをつけると、おのずと湿度が下がるので、その点も魅力です。

A-2:お手本はホテル。26~28℃の設定で長ズボンが正解

突然ですが、皆さん、旅先のホテルではどうしていますか? エアコンが効いていることも多いので、お布団をかけて寝ますよね。自宅でもそれと同じようにするといいでしょう。

ホテルのエアコンの設定温度は25℃前後と低めですが、自宅では26~28℃に設定を。そのうえで、夏でも長ズボンのパジャマで寝るのがオススメです。上もタンクトップやキャミではなく、半袖でも長袖でも袖があるものが肩が冷えず◎。

暑いからとお布団をかけないで寝てしまう人もいるかもしれませんが、やはり、夜中、カラダが冷たくなってしまうので、タオルケットや薄めの肌掛け布団を必ずかけましょう。

それでも冷えが心配なら、腹巻きやレッグウォーマーをプラスするのもオススメです。

A-3:暑くて眠れないなら、あらかじめ寝室を冷やしておく

逆に、26~28℃の設定温度では暑い!というのであれば、就寝1時間ぐらい前から寝室のエアコン設定を25℃くらいにして冷やしておくのが◎。眠るときに設定温度を26~28℃にすれば、寝入るときは涼しく、寝入った後はちょうどいい温度になるので試してみてくださいね。

そして、必ずしもエアコンの設定温度=室温ではないということも頭に入れておいて。

エアコンの設定温度はあくまでもエアコンまわりの温度が指標。枕元と1℃ぐらい誤差があることもあります。気になるようなら気温計を用意するなどして、快適な温度になるように心がけてくださいね。

A-4:バテ予防に、ランチ後5~20分のお昼寝がオススメ♡

暑いと体力の消耗が激しく疲れやすいので、夜の睡眠にプラスしてぜひ取り入れて欲しいのがお昼寝です。あまり長く寝てしまうと、頭がボーっとしてしまうので、20分以内にするのがポイント。

時間がなければ5~10分、目をつぶるだけでも、疲れがリセットできて、午後からのパフォーマンスがアップ。バテて仕方がないというときは、ぜひ試してみてくださいね。

先生のアドバイス

自宅でもホテル気分で、エアコンつけっぱなし+長ズボン+肌掛け布団が正解。冷えも防げて朝までぐっすり眠れますよ。

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