• > 「雑談が苦手」を克服!気持ちが楽になる考え方とは?【OL心理学】 [with]

「雑談が苦手」を克服!気持ちが楽になる考え方とは?【OL心理学】 [with]

2018年08月13日(月) 12時00分配信

写真:plainpicture/アフロ

アラサー行動心理士 長谷川ミナの『OLセラピー』です。

人間関係の悩みはどこに行っても誰にでもある、当たり前のこと。 よりよいOL生活を楽しんでいくために、「疲れない心」を育てていきましょう。
今回は、「雑談が苦手」というお悩みについてお届けします!

今回のお悩み

私の職場では、休憩時間や仕事中など、同僚たちで雑談をする場面がよくあります。
しかし私は雑談が苦手で、その場にいると何を話せばいいのか、会話にどう入ったらいいのかわかりません。話に入れるように話題を考えたり、自分なりに頑張ってきましたが、最近はそれが苦痛で疲れてきてしまいました。こんな時は、どうしたらうまくやっていけるのでしょうか?
(28歳・人材・Oさん)

私もどちらかと言うと雑談は苦手で、学生の頃から、何を話せば良いのか、どう返答するのがよいのか分からず、周りのみんなが楽しそうに話しているのを見て、一方的に孤独感を感じたり、居心地が悪くなってしまうこともありました。かといってテンションを上げて話題を無理矢理作り出そうとしたりすると空回り。さらには自分自身もぐったり疲れてしまう。このお悩み、とってもよくわかります……!

Oさんの気持ちが少しでも楽になるよう“考え方を変えていく”方法をお届けします。

そもそも、なぜ苦痛に感じてしまうのでしょうか?

何を話していいのかよくわからないと感じて悩んでしまうのは、「相手の期待に応えたい」「嫌われたくない」という気持ちが強すぎることが原因です。

その気持ちが根本にあると、相手の反応が逐一気になって、「上手く話さなくちゃ!」と自分自身にプレッシャーをかけてしまうのです。また、輪の中に入れない自分を責めてしまうことで、余計に苦手意識が強化され、ますます会話に入りづらくなってしまいます。さらに、Oさんの中で、誰かと比較して「もっとこうあるべき!」と、理想のかたちを追い求め過ぎてしまっているのかもしれません。

しかし、他人の目を気にし過ぎたり、理想を追い求めすぎると、その思考が癖になってしまい、自分を見失ってしまうので注意が必要です!

では、どう変わればいいの?

いつも面白いネタを話す人や、それを聞いて笑っている人など、コミュニケーションの取り方は人それぞれです。何がダメで、何が良いとか、そういった優劣はありませんし、比較する必要もないのです。

そもそも、何気ない会話というのは、お互いがその瞬間を楽しみ、共有しているだけでもあります。なので、「こうあるべき!」といった考え方や、そこで「私はどう見られているか」など他人の目を気にするようなことではありません。

ここで無理に話題に入ろうと繕ったり、苦手意識を持って接してしまうと、相手にも負の感情が伝わってしまいますし、何より自分が苦しくなってしまうだけです。なので、まずは、力を抜いて“自分が楽しむ”ことに意識を向けることをおすすめします!無理して楽しもうとしたりはせず、自分が本当に興味のあること、話したいと思った時にだけ自然に反応すればいいのです。
私の場合も、みんなが話している内容が面白くてニヤニヤして聞いていたら、「何ニヤニヤしてんの~!(笑)」と話しかけてくれるようになったこともありますし、その方が自然に会話を楽しむことができました!また、自分から無理して話題を振るのではなく、「例えばそれってどんなことですか?」など、相手の話しに耳を傾けるようにしていました。

その方が自分には合っていたし、何より人の話しを聞くことの方が楽しいと思えたからです。なので、Oさんも、無理をせず興味があることや好きなことに自然に反応していくことから始めてみてはいかがでしょうか。

そう思うと、人の輪の中にいることがラクになるはずです!

コミュニケーションに正解はありません。Oさんが心地良いと感じるコミュニケーションの取り方をしていくようにしましょう。ということで、 今回の合言葉は……

「本来の自分のままで!」です。

ではでは、皆さまのよき日々を願って……♪

PROFILE

著者:長谷川ミナ
アラサーの行動心理士。日課は瞑想すること。祖母譲りの強い直感で分かるオーラに加え、行動から見える他人の心理を読み取り、皆さまの日常の悩みやモヤモヤを紐解いていきます。

【関連記事】

NEWS&TOPICS一覧に戻る

ミモレ
FRaU DWbDG
  • FRaU DWbDG
  • 成熟に向かう大人の女性へ
  • ワーママ
  • Aiプレミアムクラブ会員募集中!

このページのTOPへ戻る