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【母とヨーロッパへ行く】眺めの良い部屋の賢い予約方法 [mi-mollet]

2018年08月05日(日) 10時00分配信

パリではバルコニーからエッフェル塔が見えるホテル「Hôtel San Régis」に。いつもの予算より少しだけ頑張りました

みなさん、こんにちは!
今回は良いホテルを見つけるためのWEB検索と予約方法についてお話させていただきます。ホテルを決める際に外せないのが、旅好き、ホテル好きの方々のブログです。これを利用させてもらわない手はありません。

昨年、母に加えて妹、娘とともにフランス旅行をしたのですが、そこでのプランの一つは、最初の目的地のシャンパーニュ地方でシャンパンを購入し、最後の目的地、パリのホテルのバルコニーで眼下に広がる優雅な街並みを見ながらカンパーイ! とすること。エッフェル塔なんて見えたらさらに素敵!―――そんなわけで、旅の締めくくりを飾るにふさわしい、バルコニー付きの部屋がある(ちょっとだけ奮発した)ホテルを探していました。

シャンパーニュ地方、エペルネの19世紀のお屋敷を改装したホテル「La Villa Eugène」

検索ワードは「パリ ホテル バルコニー 眺め エッフェル ブログ」。さらに、ここでのおすすめは「画像検索」です。旅好きの方々が撮った、バルコニーや窓から眺めるエッフェル塔の写真がずらっと並びます。それでも足りないなあと思えば、外国の方々のブログも検索します。「Paris hotel balcony view Eiffel blog」と入力。バルコニーにこだわるのは外国人のほうが多いらしく、求める画像がよりたくさん出てきます。そして気に入った画像からそのページにとんでリサーチ! 皆さん思い思いの文章を丁寧につづってくれていますし、英語が多少わからなくても、きれいな写真には説得力があります。

「La Villa Eugène」。広々としたバスルームには猫足バスタブも!

だいたいのホテル候補が決まったら、そこで初めて予約サイトをあたって口コミ等をチェック。料金もホテルの公式サイトが良いか、予約サイトが良いか比較します。部屋の空き情報が違っている場合も多く、予約サイトで空室がなくても公式サイトだと取れることも。私は、ベッドの数や窓からの眺めのことなど、ホテルの人と直接やり取りしたいので、ほとんどホテルの公式サイトで予約しています。そして最近は、ホテルの公式サイトのほうが安かったりするのです。

ドーセット州にあるB&B、「Wooden Cabbage」

ホテルに直接メールするときは、思いつく限りのリクエストを書きます。「いついつに宿泊を考えている」「年老いた母との旅行である」「ベッドはわかれた2つが希望」「良い眺めがほしい」等々―――。私の経験からすると、自動ネット予約より良い条件が出される場合が多い気がします。マドリッドのホテルでは、思いがけず、朝食付きで素泊まりと同じ金額を提示してくれたことも。いつもラッキーなことがあるわけではありませんが、余裕がある時は、血の通った(笑)人間が相手のメール予約がおすすめです(今や英語の例文もネットにたくさんでていますし)。

「Wooden Cabbage」。窓を開け放つと“ザ・イギリスの田舎”の風景が一面に

さて、そうして予約したパリのホテル。バルコニーからの眺めは思い描いていた通りの素晴らしいものでした!……違っていたのは、カンパーイ!が、シャンパンではなく、ビールだったこと。そして、おつまみは韓国スーパーで買ったキムチとキンパ。ヨーロッパ旅も最後のほうになるとアジア食が恋しくなっちゃうんですよね(笑)。
それもまた、母娘旅のいい思い出です。

photo by Atsuko Ota 


こちらもホテルのバルコニーから。ライトアップされたエッフェル塔に喜ぶ母。思い描いた通りの眺めに出会えると、コツコツ検索した努力が報われます。

太田篤子/おおたあつこ

大学卒業後、大手百貨店で美術オークションの仕事に就く。24歳でレーサーの太田哲也氏と結婚して退職。夫がレース中の事故で重傷を負い、3年間看病にあたる。その後、夫の立ち上げたモーターブランドの会社でともに働くことに。2人の子どもが手を離れ、母を連れて旅行に行くうち、年配の親を連れての海外旅のノウハウを得る。特にヨーロッパのクルマ旅が得意。

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