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「夫の年収が平均的なサラリーマンと同じ場合は、専業主婦を選択すると教育費がかかる時期など、なかなか貯金ができません」
家計再生コンサルタントの横山光昭さんによると、理想的な住居費は手取り月収の25％以内。夫が年収５００万円で妻が専業主婦の場合、家賃は７万円程度に抑える計算に。都内では住めるエリアが限られる。

「生涯独身の場合も、一般的に女性は生涯収入が男性よりも低いので油断は禁物。とくに、面倒を見てくれる子どもがいない単身世帯は老後に出費がかさむのが落とし穴。定期的に旅行に行きたいなら計画的な貯金プランを立てるなどメリハリのあるお金の使い方を心がけましょう」

もちろん、共働きだからといってお金の心配をしなくて良いわけではない。
結婚したら、早い段階で二人で話し合って明確な「お金のルール」を作っておくことが大切だ。
「夫婦で別々の財布を持ち、お互いの収入を把握していないなど、お金の管理にアバウトな世帯は貯金が苦手な傾向があります。収入額にかかわらず、お金に関する将来のビジョンを共有している夫婦は絆も強いです」

プロポーズされたら、ウエディングプランナーよりも先に、ファイナンシャルプランナーに相談に行くほうが幸せになれる！？

家計再生コンサルタント、マイエフピー代表取締役。１万人以上の家計を再生。
『年収200万円からの貯金生活宣言』など、著作は累計267万部となる。