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愛妻コンサルタント・萩中ユウ「溺愛されるワガママの伝え方」 [with]

2018年07月13日(金) 20時00分配信

ワガママを言うと彼に嫌われる?

講談社with

ワガママを言うと彼に嫌われる?



こんにちは。
100%結婚できる恋愛塾の萩中ユウです。「ワガママを言うと彼に嫌われる」
私の恋愛塾に通ってくれている受講生は、こう思っている女性がとても多いのです。

でも、ちょっと考えてみてください。
・男性に嫌われないように我慢する
・愛されるために頑張る

今まで、その方法であなたが思い描いていた“幸せな恋愛”は手に入れることができましたか?

果たして男性にワガママを言うことは悪いことなのでしょうか。わたしはそうは全く思いません。 私にとってワガママは「あなたを頼りにしています」という愛情表現のひとつだと思っています。
この連載を読んでくれている方の中には、過去に男性にワガママを言って嫌われてしまった経験を持つ方もいるかもしれません。

でも、それはただ「伝え方」が間違っているだけだとしたら・・・。




本音を言ってくれる人は愛しい存在





私の夫は出会った直後、私があまりに自分の気持ちをハッキリと口にするので驚いていました。私は嫌だと思ったときには、その場で嫌だと彼に伝えますし、やってほしいことのリクエストもストレートに伝えます。

でも、彼が今まで付き合ってきた女性は、嫌なことがあると無言で不機嫌になる。「怒っているの?」と聞いても「別に怒ってないよ」と言いつつ、明らかに顔が怒っていて無言な状態が続く・・・。こういった女性が多かったようです。 それを夫は、「女の人って、わからないし、面倒くさいな」と思っていたそう。彼女の不機嫌を見て見ぬフリしたこともあったそうです。

もしかすると読者のみなさんも経験があるかもしれません。
女性の立場からしたら「私の気持ちを察してよ!」ですが、 男性からしたら「なんで怒っているのか理由がわからない」のです。 例えば・・・「最近連絡が少ないよね」と言って女性が怒っている。 でも、その女性の本心は(寂しいからもっと連絡して欲しい)ですよね。 男性はその隠された本心を察することができない生き物なのです。

だからこそ、伝えたいことはストレートに伝えないと届かないし、待っていても欲しい反応を返してはくれません。素直に伝えない女性は、“不機嫌な彼女”で終わってしまうのです。

最初は目を丸くしていた夫も、今では、何でも自分の思っていることを口にする私のことを “素直に気持ちを教えてくれるから一緒にいて楽”と言ってくれています。
そして、“簡単に(私を)喜ばせることができ、自分も満たされた気持ちになる”と喜んでいます。



私がワガママを聞いてもらえる理由





私は夫に言えないことは何一つありません。どんな些細なことも思ったことは口に出しますし、ワガママも自由に言いたいだけ言っています。 でもそれは私の夫が特別なわけでも、私が特別に愛されているという訳でもなく“愛情の貯金”があるから。

私はワガママと同時に、彼のステキだと思うこともそう感じたときに口にしています。
「さっき人に優しくしていたのがカッコよかった!」
「みんなの前で自分の意見を言えること、本当に尊敬する!」
「そういう考え方は男の人らしくてステキ!」
と、私が彼を好きなところ、大切に感じていることはいつも伝えています。

そして、彼がしてくれたことへの感謝も忘れません。
「今日は迎えに来てくれてありがとう」
「私の好きなレストランに連れて行ってくれてありがとう」
「怒っている私の話を聞いてくれてありがとう」
このような感じで一つの嬉しいことに対して、ありがとうの気持ちや言葉を3倍にして返すことを習慣にしています。

そうすることで彼も私のことを「よく感謝してくれる」「いつも“ありがとう”を言葉にしてくれる」と言ってくれているので、私の気持ちはしっかり伝わっているのでしょう。

こういう“愛情の貯金”を日常的に積み立てていることで、彼も私のワガママを受け入れてくれるのだと思っています。“恥ずかしいから”なんていうことを理由に、愛情表現を出し惜しみすることは絶対にしないでくださいね。愛情表現の積み重ねこそが、2人の関係の基礎になるのですから。



ワガママは別名『素直な気持ち』

『ワガママ』を別の言葉に言い換えると、『素直な気持ち』ですよね。 お互いに好きで付き合っていると、女性は“彼は私のことを理解してくれているはず”だと思いがちですが、当然ながら男性は女性の気持ちをすべて察することはできません。
・彼が何で私が怒っているのかを察してくれない
・私が寂しい気持ちが全然通じてない
こういうことが続くと“どうせわかってもらえないから・・・”と気持ちを押し込めてしまっていませんか? 彼と向き合うことから逃げるだけでは、何の解決にもならないのです。

いきなり自分の気持ちを相手に完全に理解してもらうことは、不可能なこと。 にもかかわらず、女性がそれを求めてしまうとお互いが苦しい思いをします。

だったらまずは“今の自分の気持ち”を知ってもらうことから始めてみませんか?
・私はこういう時に寂しい気持ちになる
・こういうことをされると私は嫌な気分がする
・こうしてくれるとすごく嬉しい

自分の全部を理解してもらうことを諦める代わりに、「この子はこう思うんだな」と気持ちを受けとめてもらうだけでも女性は彼の愛情を感じ安心しますよね。 素直な気持ちを伝えても、男性はあなたを拒絶したりしません。 少しずつでも気持ちを口に出してみましょう。

自分の気持ちを口に出すことが苦手な人は・・・

今まで「男性にワガママを言うと嫌われる」こう思っていた人は、自分の気持ちを口にすると“嫌われちゃうかも”“迷惑かもしれない”こう不安に感じるかもしれません。 そういう人には、まず人のワガママを聞いてあげる立場になってあげることを提案しています。男女限らず自分が人に頼られていることは嬉しいことですし、自分の存在意義や他人への影響力を感じられて承認欲求が満たされるのです。

“人から頼られると嬉しい”という体験をたくさん積むことで、自分が人に頼ることへの苦手意識を薄くすることができます。

ワガママ初歩はNOを言うこと!

私の講座に通ってくれている受講生を見ていても、ワガママが言えない人は、人に対してYESマンになっていることが多いように感じます。そんな人へオススメするワガママ初歩は、「NOを言う」こと。人に対して自分の気持ちを伝えることをしてこなかった人が、彼にいきなりワガママを言うことはハードルが高いですよね。まずは自分が本当に嫌だと思ったことに対して“NO”という意志表示をしてみましょう。

次のステップは、自分のやりたいことを自分にやらせてあげること。 人にお願いをする前に、まず自分が食べたいもの、着たいもの、会いたい人を許可してあげましょう。 いつもだったら“明日も早いから飲みに行くのをやめよう”“カロリーが高いからスイーツは食べるのをやめよう”と自分で押さえていた欲求に素直になってみる。 今、心からやりたいことを自分のためにやってあげる。

「えっ、自分に素直になる?」と思った人もいるかもしれませんが、日常的に我慢する癖がついている人は自分の心の声に耳を傾けられなくなっている人も多いのです。 自分のやりたいことを満たし、その時に自分が嬉しいという感情を確認できないと、人へのワガママなんてとても言えません。

男性へのワガママのレベルですが、受講生の多くが「あれ買って!」「ここへ連れて行って」など“お金が絡むワガママ”に対して苦手意識が高いことがわかりました。 まずは男性がお金をかけずにあなたの希望をかなえられることからリクエストしてみましょう。
・一緒に買い物に行った時の荷物を持ってもらう
・食事のときの予約の電話を彼にしてもらう
可愛くお願いしてみたら、きっと自分の彼女から「頼られている」気分になり彼も喜びますよ。

では、今回のポイントはこちら。 「素直な気持ちを伝えて、彼を頼ってみよう」

そして、あなたのワガママを受け入れてくれた彼には、必ず「ありがとう」の感謝の気持ちをしつこいぐらい伝えましょう。

上手にワガママを言えるようになるということは、愛され上手になるということ!
どんどん彼を信用して、あなたがして欲しいことを素直な気持ちで言葉にしてみましょう。
あなたのワガママを解禁することで、幸せが溢れ出す恋愛が待っていますよ。萩中ユウ

【萩中ユウ】
恋に悩む女性の多さに自身の恋愛論の必要性を感じ、ブログを開設。 1%も尽くすことなく彼をファンにさせるパートナーシップ論が話題となる。 その後、男女のコミュニケーションの違いを的確におさえた、“愛情ベースの伝え方"を武器に、愛妻コンサルタントとして活動をスタートする。 「大好きな人とお付き合いができる」「結婚が決まる」と20代から50代まで幅広い年齢層の女性に支持され、東京・名古屋・大阪などで行う大規模セミナーは常に満席。 主催する講座は半年~1年の予約待ちの状態が続いている。

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