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14キロ減量に成功したドクターが教えます。ぽっちゃりぐせを直す習慣 [VOCE]

2018年07月07日(土) 10時50分配信

成功例だからこそ真似したい!

アンチエイジングやダイエットなど、美容を追求する医師として大人気の澤田彰史先生。十数年前まではメタボ状態にあり、マイナス14キロの減量に成功したという過去が。美の伝道師であるカリスマドクターに今日から習慣にしたい美ボディをつくる秘訣を伺った。

教えてくれるのは……

アヴェニュークリニック 副院長 澤田彰史先生

形成外科、美容皮膚科医師。アンチエイジング、ダイエットなど美容に精通しているカリスマドクター。日テレ『世界一受けたい授業』などのテレビ番組や新聞雑誌のコラムでも活躍し、アンチエイジングの正しい知識を広めている。著書に『ほうれい線は消せる!』(PHP研究所)など。
マイナス14キロダイエットに成功した澤田先生のカラダづくり

現在の方が若く見えます!

マイナス14キロダイエットに成功した澤田先生のカラダづくり

1キロ2キロ増ならすぐに戻せると思っていても、いつのまにか年々増えて止まらなくなっていく体重。少し前と同じような生活をしているのに、なぜ、ぽっちゃり化が止まらないのだろう。「20代までダイエットとは無関係だったという方でも、30歳を超えると一年に約1パーセントずつ筋肉量が減っていき、年齢が上がれば上がるほど太りやすくなっていきます。それは、人間の基礎代謝が消費するカロリー量は、筋肉量でほぼ決まってしまうからなんです。年齢を重ねるごとに積極的に運動をして筋肉を増やすことを意識しなければ、何もしなくても太っていくということです」(澤田先生)

編集部からの提案! まずは、自分の基礎代謝量を知ろう!

「ハリスベネティクトの式」である基礎代謝量の計算式(女性の場合)


655.1+9.56×体重(kg)+1.85×身長[cm]-4.68×年齢=1日の摂取カロリー目安

(例えば、30歳の女性で身長が158m、体重が53キロだったとすると、計算式は、655.1+(9.56×53)+(1.85×158)-(4.68×30)=1313カロリーとなる)

身長158㎝、体重53キロ、年齢30歳の女性は、一日に1313カロリーが平均的な基礎代謝量。これが、個々の筋肉量によって変化していくのだという。

そのひとつまみが肥満危険信号!皮膚にできる凸凹のセルライトとは

「セルライトというのは皮下脂肪に老廃物がたまりこみ、筋みたいにボコボコになって固まって代謝されなくなった脂肪のかたまりのことです」(澤田先生)私たちには馴染みの深いセルライト。実は医学的にいうと特殊な肌状態なのではなく、皮下脂肪の一部をセルライトと呼んでいるのだとか。確かに、太ももの内側や二の腕など脂肪がたっぷりついているところにセルライトが目立つような気が。「セルライトは、自分では簡単に潰せないものなんですよ。セルライトを取り除くためのマッサージなどもあるようですが、あれは肌内部の水分やむくみをとっているだけで脂肪が燃えているわけではありません。それより、自分で脂肪を燃焼すれば自然にセルライトは消えていくんです」(澤田先生)
セルライトを撃退できる!?澤田先生イチオシの階段ダイエット!

階段の上り下りを毎日の習慣にすることが大事。

セルライトを撃退できる!?澤田先生イチオシの階段ダイエット!

「セルライトの解消のためだからとマッサージや筋トレが毎日続きますか? 続かないでしょう。そんな方には、毎日の通勤や通学で階段を使うことが一番のオススメです。階段を上ることは太ももの筋肉を使うし、消費カロリーもすごく高いです。水泳でクロールを泳ぐことと同じくらいの運動強度です。わざわざ、ジムやプールに行くぐらいなら駅やビルの階段を使うほうが手っ取り早いですよね。それだけで水泳と同じ運動量になります」(澤田先生)澤田先生がマイナス14キロのダイエットに成功したのも、特別なジムに行ったというわけではなく、階段の上り下りと食事の糖質制限を毎日の習慣にしたからだとか。「毎日病院の階段を上り下り、運動はただそれだけなんです。食事はパン、麺類、ごはんや果物、甘いものの糖質は多く摂取しすぎないように心がけながら、肉や野菜はお腹いっぱい食べています」

 

撮影/柏原 力

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