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デヴィ夫人の婚活論「男を一瞬で虜にする“女のギャップ”」 [with]

2018年06月23日(土) 20時00分配信

趣味の生け花を活けるデヴィ夫人。

今回のデヴィ夫人の婚活論は、男を虜にするという“女のギャップ”について。サバサバして見えて甘え上手だったり、クールに見えて実は家庭的だったり。男性は本当に女性のギャップが好きなのでしょうか? さっそく我らの恋愛の大先生・デヴィ夫人に聞いてみましょう。

男が愛する女の意外な一面

みなさま、ごきげんよう。
デヴィ・スカルノでございます。

今回はギャップのある女性のお話をいたしましょう。
男性というのは女性の意外な一面を見たときに“ハッ”とするものなのです。
これは以前から、わたくしがみなさまにお伝えしていますでしょう。
『男性の前ではあなたの魅力を小出しにしなさい』と。
男性はあなたの意外な一面を見た瞬間、“この女性にはこんな一面があったのか”と新鮮に感じ、“なんてステキな女性なのか”とあなたをより愛するようになります。
これは本当にそうなんですよ。
なぜかと言いますと、わたくし自身、とてもギャップのある女だからです。

世の男性を虜にする夫人のギャップ

世間のみなさまにとって、わたくしはいつもドレスを纏い、たくさんの宝石を身につけているイメージでしょうか。
みなさまのイメージ通り、わたくしは1人で自宅におりますときもウエストがキュッと引き締まったドレス、特にデコルテがキレイに見えるデザインを好んで着ております。
宝石、ドレス、そして大統領夫人という肩書から、一時期はとてもおしとやかでインドアなイメージを抱いていただいていたようです。でも、最近のわたくしが出演しておりますバラエティ番組を見ていただいているみなさまなら、もうおわかりですよね?
実はわたくしは子供の頃から運動神経が良く、とてもおてんばでしたの。
みなさんにもそのギャップを楽しんでいただけているかしら?

おてんばだった幼少時代

幼少期は枝や笹の葉っぱで手足も顔も傷だらけでした。
わたくしが生まれたのは港区麻布霞町。今の西麻布です。
1940年に生まれて、すぐに戦争がはじまり、44年にはB29の空襲が始まりました。防空壕に避難したり、福島県の浪江に疎開した時も外を駆けずり回って遊んでおりました。男の子を引き連れて背中に大きな風呂敷を結び付けてスーパーマンみたいに走り回り、青山霊園はいい遊び場でした。
読書や勉強は好きでしたが、まったくインドアなタイプではありませんでした。
人をビックリさせるイタズラも好きですし、スポーツも大好き。年に一度は必ずスキーには行きますし、乗馬、ゴルフ、水上スキーも楽しみますし、スキューバーのライセンスは若い頃にインドネシアで取得いたしました。

「西麻布のカッパ」と「栗中のトビウオ」

スポーツの中でも水泳は得意中の得意。
子供の頃から泳ぐことが何よりも得意で「西麻布のカッパ」と言われていたほど。
以前バラエティ番組で「イルカとのショー」にチャレンジしたことがございます。その練習は本当に大変で何度もプールの壁に打ち付けられ、夢中でやっているときは痛みを感じなかったのですが、後で見たら青あざだらけでした。
このチャレンジを一緒にしたのは、おなじみの出川哲朗さん。
まずイルカのヒレにつかまって泳ぐところから始まり、背中にまたがる技、最後のイルカの背中に立ってプール1周というサーフィンの技は大苦戦をいたしました。
出川さんの方が先に成功したので、悔しくて! そして数回後にはわたくしもなんとか達成することができました。でも、空中ブランコはわたくしの方が先でした。
そうそう、出川さんは栗田谷中学校水泳部だったそうで、「栗中のトビウオです」って自己紹介していたけど、あれはどう見ても「栗中のアザラシ」ね(笑)。「西麻布のカッパ」のわたくしにかなうものですか!

ギャップの多さ=女の魅力

わたくしがお付き合いしてきた男性たちは、わたくしのギャップをあるときは楽しみ、そして新鮮に感じ、とても愛してくれていました。
そう、スカルノ大統領もわたくしの見た目と内面のギャップをたいそう気に入ってくれていたわ。海や山など自然がたくさんあるインドネシアでは、わたくしの意外な一面をお見せできる場面がたくさんあったのよ。
“博識高い大和なでしこ”から“スポーツ万能なアクティブな女性”というように180度イメージが変わったのではないかしら?
それだけではないわ。
インドネシアに渡ってからは政治や語学をむさぼるように勉強したの。
その甲斐あって政策に行き詰まったときには、わたくしにアドバイスを求め、インドネシア国内の遊説にはいつもわたくしを同行させて意見を求めてきました。

わたくしは生まれ持った美貌にあぐらをかくことなく、知識を深めるための勉学をしてまいりました。そして、おてんばでスポーツ万能、人を楽しませることが大好きという意外性をも兼ね揃えております。だからこそ、一国の国家元首のパートナーに選ばれたのだと確信しております。

お付き合いをしていると様々な場面に出くわします。
そのたびにあなたの持つ意外性を男性に魅せることで、
「この女性はこんな素晴らしい一面があるのか」と男性を虜にすることは可能です。
あなたの新しい魅力を発見するたびに、男性はあなたへの愛を一層深めていくのです。
何にでもチャレンジして、気になることは積極的に学び、多方面の人たちと関わることであなたの魅力は何十倍にも膨らみます。
みなさまも多様な意外性を身につけ、男性から深く愛される存在になりましょう。

ごきげんよう。

デヴィ・スカルノ

デヴィ・スカルノ

19歳でインドネシアに渡り、22歳でインドネシアの初代大統領スカルノ氏と結婚。日本人で海外の国家元首の妻になったたったひとりの女性。大統領が亡くなった後はパリへ拠点を移し、社交界では『東洋の真珠』とうたわれ、デヴィ婦人の愛称で親しまれる。華麗な経歴、そして浮世離れした存在感として講演、コメンテーター、バラエティー、他TV番組等多様に展開。また地球規模で慈善活動を行っている。

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