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【もう悩まない肌になる】聞いただけで効く!美肌のための格言12 [VOCE]

2018年05月21日(月) 12時03分配信

撮影/内山功史(内山事務所)

誰よりも美肌づくりを重視する吉川康雄さん。「大人のための美肌」を問い続けてきた松本千登世さん。女性の肌を語るにふさわしい先輩ふたりに、肌を育て、美しく見せるための指針を語っていただきました。

目指すは「憧れる他人」でなく、「美しい自分」

「ほかの何者かになりたいと思うと、スキンケアもメイクも、途端に苦しくなる」(松本千登世さん)
「悩みは、突き詰めるとアイデンティティとエイジングのふたつ。『誰か』や『若さ』に捉われず、今を思いきり綺麗にしようという気持ちが大切」(吉川康雄さん)

自分のセオリーを壊せる「ずる賢さ」を持つ

「そもそも、全員に共通する『美の黄金比』などありえない。セオリーやルールに捉われるから苦しくなるんです。『自分が綺麗になれさえすれば』と、ある意味、もっとずる賢くなって、軽やかに過去を壊していくこと」(吉川康雄さん)
ポーセリン? マシュマロ? どれも肌の「不正解」

撮影/内山功史(内山事務所)

ポーセリン? マシュマロ? どれも肌の「不正解」

「なりたい肌の質感を人間以外に例えるのはやめるべき。ドールだのサテンだのを思い浮かべるから、ベースメイクで肌を作り込んで不自然に。目指すのはあくまで美しい『人肌』です」(吉川康雄さん)
「目が釘付けになるのは、人っぽさを感じる湿度や温度」(松本千登世さん)

「昨日の私は他人」という、引きの目線

「10年前、3年前、いや昨日の自分だってじつは『他人』。過去の自分を追い求めるのは、他人を真似るのに等しいくらい難しい。引きの目線で自分の年齢を受け入れないと、いつまでたっても居心地が悪いんじゃないかな、と」(吉川康雄さん)

同時に、「昨日の私」にはリセットできる

「引きの目線を持ちながらも、日々チューニングをして『昨日の私』にリセットする小さな努力も必要。それができれば、肌はいくつになっても育つと思います」(松本千登世さん)
「自分をこまめに更新していくことこそが、美しさ」(吉川康雄さん)
「生命感」は一生、育ち続けるもの

撮影/内山功史(内山事務所)

「生命感」は一生、育ち続けるもの

「特定の年齢を指す『若い』に対し、『若々しい』は年齢を超えたところにある生命感を指すんじゃないか、と。メイクの役割は、疑似生命感を作ること」(吉川康雄さん)
「肌のみならず、生き生きと生きることが印象を美しくする」(松本千登世さん)

「スキンケアで作り、ベースメイクで隠す」の矛盾

「スキンケアで美肌を作るのに、ベースメイクで隠す、それって矛盾してませんか? ふたつのゴールは同じ。それを目指せば、必然的にベースメイクが薄くなるはずです」(吉川康雄さん)
「ツヤやハリはスキンケアで仕込む、そう考えるとベースメイクの正解が見えてくる気が」(松本千登世さん)

美しく見せるのは、「粉」じゃないと心得る

「日本を訪れるたび、なぜ日本女性たちは肌を粉で隠すの? と不思議に思うんです。生命感を持っているのにわざわざ覆い隠してる。僕は撮影時、肌が綺麗ならファンデを塗らないこともあります。素肌の質感こそが美しいのだから」(吉川康雄さん)
「隠す」は「魅せる」ためにある

撮影/内山功史(内山事務所)

「隠す」は「魅せる」ためにある

「『若い肌』じゃなく『好きな肌』を目指すほうが魅力的に見える気がします」(松本千登世さん)
「スキンケアで作った最良の質感を保ちながら、スキンケアでは隠しきれないトラブルだけを隠す。すると、仕上がりが自然になると思います」(吉川康雄さん)

「止まっている肌」?「動いている肌」!

「メイクした肌で息をしたり笑ったりするのが人間。止まって綺麗と動いて綺麗は違う」(松本千登世さん)
「メイクもヘアも崩れないように固めたがる人が多いけれど、それが不自然に見えてしまう原因。自然な動きや、違った光に寄り添って綺麗に見えるのが理想」(吉川康雄さん)

肌の色、じつは「肌色」だけじゃない

「まぶたの静脈が透けた青みや頰や唇の血色が溢れたピンク……。肌は肌色だけでできているわけじゃないんです」(吉川康雄さん)
「確かに素肌の色ってとても複雑。肌色=ベージュと決めつけてフラットに塗るから、不自然になるのかも」(松本千登世さん)

肌が増えると、美しさが増える

「吉川さんのメイクは肌の分量が多い気が。すると不思議なことに、肌が美しい人という印象になるんです」(松本千登世さん)
「まぶたも肌、頰も肌、唇も肌……。すべてを肌として捉えてメイクすると生き生きと見えるはずです」(吉川康雄さん)

お話しして下さったのは……

■吉川康雄さん
メイクアップアーティスト、CHICCAブランドクリエイター。NYを拠点に活動中。いち早く「ツヤ肌」を日本に紹介。揺るぎない美人論と確かなテクは唯一無二のもの。

■松本千登世さん
エディター・ライター。航空会社、広告代理店、出版社勤務を経てフリーランスに。内面を大切にした美容提案や、女性像を的確に捉えたエッセイで多くの女性の支持を集める。

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