【敏感肌・ゆらぎ肌】肌トラブル時の対処法 [VOCE]

2018年05月07日(月) 11時00分配信

撮影/向山裕信(vale.)

敏感肌ってゆらぎ肌? どうしたらゆらがないの?とあらゆるギモンに徹底回答。対処方法さえ理解しておけば、ゆらがない肌も夢じゃない!
Q.乾燥でゆらがない肌をつくりたい!この時期使うべきアイテムは?

A.肌の免疫をあげればトラブル知らずに!
「保湿も大事ですが、肌の“底力”ともいえる免疫機能をアップするケアもぜひ取り入れて。根本的なケアなので、この季節になる前から組み込むとより◎」(前田美保さん)

Q.肌がゆらいでいる時でもコットンでケアして大丈夫?

A.肌にやさしい上質な物をセレクトして
「人によっては手のほうがガサガサしている場合も。ならば上質で肌当たりのいいコットンを使ったほうが肌にとっては◎。あとは強く当てないことが重要!」(國澤直美さん)

Q.寝不足で肌がゆらぐって本当?

A.本当です
「睡眠不足が続くと、角層細胞同士の間にあるべきセラミドが充満できずバリア機能の低い角層状態に。キメの乱れやくすみ原因の他に、肌荒れを引き起こす可能性があります」(角田日向子さん)

資料提供:ディセンシア

Q.【十分な睡眠と睡眠不足の際の角層状態の違い】

▲十分な睡眠のとれている肌
角層細胞間にセラミドなどの細胞間脂質が充満しているのでバリア機能は高い。

資料提供:ディセンシア

▲睡眠不足で角層が接着した肌
角層の成熟化が損なわれるので角層細胞同士が接着してしまい、脂質が充満できない状態に。バリア機能は低くなってしまう。
Q.ゆらぎやすい季節、高機能スキンケアは避けるべき?

A.ゆらいだ原因じゃないのなら、量や回数を調節しつつ使ってみて
「高機能スキンケア=刺激になるとも限りません。スキンケアが直接の原因でないなら、量や回数をコントロールしてみて。ピリピリ刺激などがあれば即中止を」(前田美保さん)

Q.冬のゆらいでる時期に炭酸ケアはNGって本当?

A.ヒリつくなら避けた方がいいけれど、基本的にはOK
「質の高い炭酸化粧品はあまりパチパチ音がせず、穏やかな微炭酸のものが多いので、基本的には使っても大丈夫。逆に音がするものは炭酸が逃げてしまっていると思って」(谷祐子先生)

Q.ゆらいでしまった肌を立て直したいっ。おすすめのスペシャルケアは?

A.いつもと同じものを丁寧に効かせた方が◎
「今まで使ったことのないものをいきなり使うのは危険。いつもの化粧品でローションマスクをしたり、クリームのあとにホットタオルをのせるなどの工夫でケアを」(角田日向子さん)

教えてくれたのは

資生堂 化粧品情報開発センター コスメティックブランド情報開発G 國澤直美さん
多くの人の肌を測定・研究。皮膚生理の知見を活かして製品開発業務に。

ディセンシア PR 角田日向子さん
商品の企画からPRまでを担当する敏感肌のエキスパート。

広尾プライム皮膚科 院長 谷祐子先生
医学博士。肌を知り尽くしたゆえの分かりやすい解説にファン多数。

美容ライター 前田美保さん
スキンケアからインタビューまで幅広く担当。最近花粉症を発症!

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