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日常生活のコレを変えると、見違えるほど体型が変わる! [おとなスタイル]

2018年05月04日(金) 10時00分配信

立ち方を変えるだけでモテる身体に。

日本人の中には、「欧米人のような魅力的でかっこいい体になりたいから筋トレを始めた」という人がかなり多くいます。でも、筋トレ以前に日本人は“立ち方”を変えるだけで、見違えるほど体型が変わるって知っていますか? 4月に『北島式筋トレ塾 最短・最速で究極の身体をつくる』を刊行したフィットネストレーナーの北島達也さんが、この夏ぜひ男女を問わず実践してほしい、立ち方やおすすめワークアウトについておしえてくれました。

モテる身体になりたいなら、ズバリ「つま先重心」!

「モテる筋肉」が発達した海外モデルの逆三角形体型は、男性・女性に限らず憧れの的です(ちなみに、日本でもてはやされている細マッチョ体型は、海外では「やせていて貧弱だ」「体のどこかが悪いの?」と大変不人気です)。

日本人と欧米人の体型は、なぜこれほどまで違うのでしょうか? その最大の原因は「体重バランス」にあります。

日本人の80%は生まれつき「かかと重心」のため、自然と腰が曲がって猫背になりがちです。その結果、首の付け根、膝の上、足首などの、本来ならば引き締めたい部分に自重がかかり、日常生活を送るだけでスタイルがどんどん悪くなってしまうのです。

一方で欧米人は、98%が生まれながらに「つま先重心」だと言われています。つま先に体重が乗ると、バランスを取ろうと骨盤が前傾し、胸が開いて背骨にきれいなS字カーブがつくられます。この姿勢で体重がかかるのは、脚の付け根やふくらはぎの上部など。ここは付いていればかっこよく見える筋肉(=モテる筋肉)です。欧米人のほとんどは、日常生活だけでなくワークアウトも無意識につま先重心で行っています。

この違いは、日本人は農耕民族を、欧米人は狩猟民族をルーツに持つことにあると考えられています。

もしあなたが欧米人のような魅力的な体型になりたいならば、狩猟民族のように常につま先重心を意識してください。立ち方を変えるだけでも、見違えるほど体型が変わります。
モテる筋肉をつくる「基本の姿勢」ポイントはたった3つ

基本の姿勢。

モテる筋肉をつくる「基本の姿勢」ポイントはたった3つ

日ごろの姿勢をかかと重心にばかりしていると、この体勢を取るために必要なかっこ悪い筋肉ばかりが発達してしまい、体型がみるみる崩れていきます。日ごろの姿勢はボディラインに直結していると考えてください。
欧米人のような逆三角形体型を目指すなら、彼らが無意識に実践している「つま先重心」をマスターしましょう。日常生活で立ち方を変えるだけでも、かなり体型が変わるはずです。
日本人に多い猫背も要注意。猫背では上半身の筋肉が正しく使えていないため、胸を広く保つよう心がけるのもポイントです。猫背のままでいると、肩から首に広がる大きな筋肉である「僧帽筋」だけが鍛えられ、なで肩になったり、肩のラインが不恰好になったりしてしまいます。骨盤を前傾させると自然に胸が開くので、合わせてチェックしてください。

姿勢の3大ポイント!
1.重心はつま先に置く
重心はかならず「つま先の内側」に置いてください。こうすることで力を入れなくても膝がまっすぐに伸び、下半身のモテない筋肉に負担がかかりません。

2.骨盤を前傾させる
背筋を伸ばしておしりをツンと上げると、骨盤が前に傾きます。「反り腰になるのでは?」と心配する人もいますが、それはかかと重心で行った場合です。

3.胸を張って広く保つ
胸の真ん中をななめ上方向から糸で引っ張られているイメージを持ちます。横から見た時に、肩が体の中心よりも後ろにあるように意識してください。

さらに短期間で身体を変えたいなら「ダンベルワークアウト」をプラス

基本の姿勢にプラスして、できるだけ最短・最速で効果を出したいなら、ダンベルだけでのワークアウトもおすすめします。慣れていなかったり、ダンベルを持っていなければ、最初はペットボトルなどでもOK。

重点的にやってみてほしい筋肉は「胸」「肩」「背中」「腕」「腹」の5部位。その中のどこか1部位だけ鍛えてみましょう。ここでは

・メリハリがないずん胴体型に悩んでいる

・背中がブヨブヨしていて後ろ姿がかっこ悪い

などの悩みに効果のある、背中(広背筋)のワークアウトを1つご紹介します。
ダンベルプルオーバー

1.

ダンベルプルオーバー

仰向けになり膝を立てる
ダンベルを持った右手を頭方向へ
背中の下にヨガマットを丸めたもの、ストレッチポール、小さめの枕やクッションなどを敷き、立て膝で仰向けになる。おしりは丸めたヨガマット等には乗せず、床に下ろす。右手でダンベルを引っかけるように持ったら、頭の方向に腕をまっすぐ上げる。

2.

左指先を広背筋に当てて力を入れる
左手の指先で脇の下から広背筋を触ったら、ぐっと力を入れる。

3.

70度の位置まで腕を上げる
広背筋を縦方向に収縮させながら、床と70度あたりの位置まで腕を上げる。垂直まで上げないのがポイント。広背筋が最大限にかたくなっているのが左手の指先で確認できたら、力を抜きながら右手を元の位置に戻す。2と3を繰り返し行う。
左右それぞれ10回×3セット
効果を高めるポイント

Check1

効果を高めるポイント

ひじはしっかり伸ばす
頭方向に腕を上げた際にひじを曲げると、上腕に負荷が逃げてしまい、広背筋がまったく使えません。

Check2

腕を足側に倒しすぎない
上げた腕を足側に倒しすぎてしまうと、広背筋ではなく僧帽筋を刺激してしまいます。垂直よりも少し手前にとどめるのがベスト。

北島 達也(キタジマ タツヤ)


フィットネストレーナー。元ヘアメイクアーティスト。
本場のボディビルカルチャーに憧れ、20代前半で単身渡米。ハリウッド俳優が集結する有名ジムで数々のトップビルダーから指導を受け、独自で体得した知識と経験を統合。”本場のボディビルディング”と”科学的なワークアウト”を自身で実践しながら理論を構築し、カリフォルニアのボディビルコンテストにて日本人初のチャンピオンに輝く。
完全個別指導のパーソナルトレーニングジムVODEZAをオープンし、「長時間トレーニングではなく週2回、1日20分トレーニングするだけ」という驚異のワークアウト法が話題を呼ぶ。有名経営者、芸能人、プロアスリートなど1万人以上を指導。確かな経験から導き出される的確な指導で絶大な支持と結果をもたらしている。公式YouTube再生回数1900万回以上。
著書には『ハリウッド式ワークアウト 腹が凹む!神の7秒間メソッド』『 THE WORKOUT』(以上、ワニブックス)、『出せる!魅せる!二の腕ワークアウト』(講談社)がある。

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