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【エイジングケアQ&A】美容ドリンクは効果がある? 肌のくすみの取り方は? [おとなスタイル]

2018年04月03日(火) 10時00分配信

高機能、高価格ならいい? 知りたい、化粧品の疑問。

今、化粧品は驚くほど進化しています。エイジングによる肌変化があらわれる50代にはうれしい限りですが、美容や化粧品の知識は更新していますか? 昔の知識や勘違いしたやり方では、今の自分に合わないことも……! そこで今回は、おとなスタイル読者に「美容のわからない」を大募集。今さら聞けないギモンにも、トコトンお答えします!

美容・医療ジャーナリストの海野さんが、本音でお答えします!

海野由利子さん
美容・医療ジャーナリスト
最先端の化粧品を使い続けて30年。美容医療を体験取材し続けて19年。医師や研究者、専門家に取材した情報と自らの体験に基づいて、同世代の読者にお伝えします。

コラーゲンなどの美容ドリンクは本当に美肌効果があるの?

A.10年くらい前まで、美容ドリンクの美肌効果は「気のせい」などと言われていましたが、検査や分析などの技術が進化し、効くメカニズムや効果があるというデータが続々発表されています。上手な摂り方としては、疲労感があるときはビタミンB群やプラセンタ、食事でのたんぱく質の摂取が足りなかったときはコラーゲンなどがおすすめ。状況によって適切なものを選ぶと、肌の好調につながります。

シミ取りレーザーの後、しばらくするとまたシミが出てくると聞きますがホント?

A.シミ取りレーザーは、光線が黒から茶色の色素だけに反応する性質を利用してメラニンを破壊します。「できたシミを取り除く」治療で、メラニンを作るメラノサイトまで破壊するわけではありません。だから、シミの原因となる紫外線や摩擦などの刺激を防がなければ、再度メラニンが増産されてシミやくすみができる可能性は大なのです。シミを取った後は再発予防のためスキンケアの見直しも重要に。UVケアと美白ケアは続け、年に一度はクリニックの受診を。

敏感肌用化粧品は低刺激な分、美容効果が低い気がしますが。

A.低刺激でより安全な成分処方、というのが敏感肌用の基本ですから、攻めのエイジングケア化粧品とは違います。ですが近年、「肌を落ち着かせることで本来の機能を引き出す」という考え方や、低刺激で美容効果が得られる成分・処方で美肌に導く製品も登場。要チェックです。

年々ひどくなるくすみ。化粧品では解決できないの?

A.くすみの原因は複数。思い当たる原因に合わせたケアで改善を目指しましょう。代謝の低下や乾燥で角層が厚くなると透明感が低下するので、こすらない角質ケアと保湿ケアを。血流低下によるくすみには入浴やマッサージ。毛細血管にアプローチするケアも効果的。
紫外線や肌荒れ、肌をこする刺激によるメラニンくすみには美白ケア。抗炎症成分が配合されているものを選ぶといいでしょう。さらに50代は、体の機能低下の影響で、肌くすみが現れることも。根本ケアとして、軽い運動をしたり、食事の内容を見直すことも大切です。酸化や糖化はくすみの元。抗酸化成分が豊富な野菜やきのこ、海藻類、肌を作るたんぱく質はしっかり摂り、糖質の摂り過ぎには気をつけましょう。

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