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【人生Q&A】42歳。二人目の子供を諦めきれません [mi-mollet]

2018年04月02日(月) 14時00分配信

凪沙さんからの質問

Q. 2人目の子供に恵まれないことで自分の気持ちと折り合いがつけられません。

結婚が遅かったのですが、幸運にもすぐに子宝に恵まれ、現在4歳の息子がおります。私はずっと二人目が欲しかったのですが、主人は自分たちの年齢、経済的なことを考えると二人目はしんどいという考えを持ち、かつその頃は夫婦の関係もギクシャクしていたものですから、諦めなければならない状態でした。その間、私は仕事を見つけがむしゃらに働いてきました。結果、経済的にも少し余裕ができたこと、息子の成長が夫婦の絆をよみがえらせてくれたこともあり、夫の考え方も変わり、なんと二人目に賛同してくれることになったのです。しかし、そのときの私の年齢は41歳。不妊治療をしていますが、結果が出ずに2年経ちました。そろそろ諦め時なのは分かっていますが、諦め切れず。まわりのママ友が二人目、三人目を続々と妊娠していく様子を、嫉妬が渦巻く気持ちで眺めています。幸せはそれぞれだし、子供の数で決まることではないことも承知していますし、何より主人の理解を得られたことにも感謝しています。でも、自分の気持ちが煮え切らない。「あなた、もう産めませんから」と現実を突きつけられている今の心理状態がとても辛いです。どう折り合いをつければ、自分らしく生きていけるでしょうか。(42歳)

特別ゲスト 小林照子先生の回答

A. 今の感情のままでは女性ホルモンが優位になりにくいと思うわ。

2人目、欲しいですよね。お気持ち、分かります。でも凪沙さんは今、2人目を産む適齢期を逃したという後悔や焦り、そして嫉妬といった感情でいっぱいになっていらっしゃる。その感情のままでは、妊娠もしにくいと思いますよ。ほら、よく女性って、バリバリ仕事をしているときは男性ホルモンが優位になって妊娠しにくい、ということが言われるじゃない? 凪沙さんは今、それと同じような状態になっていると思うんです。辛くてピリピリ、モヤモヤ……。でも2人目が欲しいなら、もっとリラックスして、「自然に任せよう」というぐらいのゆったりした気持ちになることが必要だと思うわ。ご自身でもおっしゃっているように、幸運にも息子さんに恵まれて愛情を感じていらっしゃるのですから、「今幸せだ」と味わったほうがいいんじゃないかしら。

そうは言っても、簡単に気持ちを切り替えられるものではないですよね。そこでいくつか、効果がありそうなことを挙げてみますね。まずは入浴のとき、好きな香りのオイルなどを落として楽しまれてみてはどうでしょう? アロマテラピー(芳香療法)とも言うように、香りの力って侮れないもの。とくにバラの香りは幸福感をもたらしてくれると言われますから、女性ホルモンを優位にしてくれるかもしれませんよ。

また、“ハッピーメイク”を取り入れられることもオススメです。顔と心って密につながっていて、心が満たされていれば肌もイキイキと輝くようになるもの。メイクで肌や顔が明るくすれば、自然と心も歓ぶようになると思いますよ。

そうやって別のことに集中し始めた途端妊娠した、という話もよく聞きますよね。私の経営する美容学校にも、「子供は諦めたから、美容を勉強して美容のプロになります」と入学してきた人がいきなり妊娠した、ということもありました。女性の体は、自分が思っている以上に気持ちに支配されているのでしょうね。ですから凪沙さんがもっとお若くて出産適齢期だったとしても、すんなり2人目ができたとは限らないと思いますよ。それよりも、女性ホルモンが優位になるようリラックスすることが大事。ですからまずは、入浴タイムにこだわってみることをおオススメするわ。
いかがですか?
小林照子先生の回答、ぜひご参考になさってください。

PROFILE

小林照子(こばやしてるこ)
1935年生まれ。美容研究家。現在のコーセーを経て、1991年に「美・ファイン研究所」を設立。モデルや女優、政治家など何万人ものイメージ作りを手がけるほか、[フロムハンド]メイクアップアカデミー、青山ビューティ学院高等部東京校・京都校の学園長も務めている。最新著書『これはしない、あれはする』(サンマーク出版)が好評発売中。プライベートでは27歳で結婚。娘の小林ひろ美さんは同じく美容家として活躍中。

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