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夏木マリの人生相談「人の輪に入っていけない」 [FRaU]
2018年03月14日(水) 17時00分配信
人との距離感が摑めない。 (35歳・既婚・マスコミ関係)
人の輪に入っていくのが苦手です。社会に出てある程度訓練されたとは思いますが、人との距離のとり方や、心を開いて人と仲良くなる方法がわかりません。興味のある人に話しかけることが恥ずかしくてできないし、自分の話をするのもなかなかできません。人気者になれなくてもいいので、せめて、好印象を与えられるぐらいにはなりたいなと悩んでいます。大人になってから社交的な人間になるのは難しいのでしょうか?
◆夏木マリさんのアンサー
距離感が読めない人って、急にめちゃくちゃ近づきすぎたり、逆にすごく遠かったり、ちょっと不自然になってしまうのね。それって、人との距離が自分基準になっているからじゃないかしら? 「話がしたい」とか、「好印象を与えたい」とか、自分のことを考える前に、大切なのは相手のことを考える優しさだと思うの。
私のファンの人に、距離のとり方がパーフェクトな人がいるの。10年来ファンでいてくれて、ライブも欠かさず、必ず最前列。だけど、絶対にガツガツ声をかけてこないし、あくまで姐さんのファンとしてのボーダーラインが彼女自身の中にある気がして、応援が、すごく伝わってくるの。それって、ファンとの最も心地よい距離感。
お互いの関係性によって距離のとり方は違うと思うけど、要は相手を気遣う優しさだと思うの。人との関係性は一朝一夕には作れないので、時間をかけて育めば良いと思うけれど、じっくりと、まずは相手を観察することから始めてみては?
POINT
相手を思う優しさが、人との適正距離を生む。
私のファンの人に、距離のとり方がパーフェクトな人がいるの。10年来ファンでいてくれて、ライブも欠かさず、必ず最前列。だけど、絶対にガツガツ声をかけてこないし、あくまで姐さんのファンとしてのボーダーラインが彼女自身の中にある気がして、応援が、すごく伝わってくるの。それって、ファンとの最も心地よい距離感。
お互いの関係性によって距離のとり方は違うと思うけど、要は相手を気遣う優しさだと思うの。人との関係性は一朝一夕には作れないので、時間をかけて育めば良いと思うけれど、じっくりと、まずは相手を観察することから始めてみては?
POINT
相手を思う優しさが、人との適正距離を生む。
PROFILE
夏木マリ Mari Natsuki
今年、デビュー45年。また、クリエイションを手掛ける『印象派』、支援活動『One of Loveプロジェクト』、清水寺奉納パフォーマンス『PLAY×PRAY』もそれぞれ周年を迎える。3/3に主演映画『生きる街』公開。他2作品も今春公開。3/31.4/1はブルーノート東京にてON STAGE予定。
今年、デビュー45年。また、クリエイションを手掛ける『印象派』、支援活動『One of Loveプロジェクト』、清水寺奉納パフォーマンス『PLAY×PRAY』もそれぞれ周年を迎える。3/3に主演映画『生きる街』公開。他2作品も今春公開。3/31.4/1はブルーノート東京にてON STAGE予定。
●情報は、FRaU2018年3月号発売時点のものです。