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毎日のお弁当作りがラクになる!料理家・サルボ恭子さんの「ルール」 [おとなスタイル]

2018年03月12日(月) 10時00分配信

毎日のお弁当が楽しく!

朝、時間に追われていたり、献立に悩むのが毎日のお弁当。雑誌やテレビなどでも活躍する料理家のサルボ恭子さんは、学生時代に自分のお弁当を作り始め、今は家族のために作り、お弁当歴は25年以上。毎日のお弁当、さらには夕飯のおかずにもなるレシピが本になった『おかずは3品でOK! サルボさん家の毎日弁当』より、がんばりすぎなくても食べ応えがあり、彩りもよいお弁当作りのルールとレシピをご紹介します。
お弁当作りのルール サルボ式弁当のおかずは3品だけ!

1 主菜……肉や魚を使ったメインのおかず。 2 副菜……野菜や卵を使ったサブのおかず。 3 口直し……酢を使った漬物的なおかず。

お弁当作りのルール サルボ式弁当のおかずは3品だけ!

”楽しんでお弁当作りをしないとおいしいものはできない!”と考えたサルボ恭子さんは手早くできて、負担の少ない”がんばりすぎない”お弁当を考えました。そして試行錯誤ののち、たどりついたのがこのルール。

1主菜の定番食材を決めて野菜多めの副菜バリエーションを考えること
定番食材を決めておくと、買い物がラク!
2常備調味料を作りおきして、味をいつも一定にすること
調味料を合わせておくと、漬けたり、煮たりで簡単に1品できます。

ご飯弁当なら、ご飯に「主菜」+「副菜」+「口直し」
味つけご飯(またはおにぎり)に「主菜」または「副菜」+「口直し」
パン弁当なら、サンドイッチに「デザート」パンに「スープ」

もしお弁当作りで悩んでいたら、ぜひ私のやり方を試してみてください。
「これならラク」と肩の力が抜けたら、お弁当作りが楽しくなりますよ。(サルボ恭子)
サルボ家の定番「バゲットサンド弁当」

バゲットにたっぷり具をはさみましょう。 歯ごたえのあるパンなのでかむほどに味わいが増します。

サルボ家の定番「バゲットサンド弁当」

わが家はバゲット大好き一家なので、バゲットサンドはよく登場するお弁当です。切り込みを入れて中に具をはさむのがフランス式。バターとハムだけ、あるいはチーズだけをはさむシンプルなものがスタンダードです。
パン弁当には、いろいろな具材をサンドして食感や味の重なりに一工夫しましょう。サンドイッチの場合は簡単デザート、パンだけの場合はスープを添えます。また、デザートやスープは楽しみの一つなので、食べやすさや色みを考えて組み合わせましょう。

主食 ボリューム満点! コンビーフとマッシュポテトのサンド

■材料と作り方(1人分)
バゲット……18cm
じゃがいも……1個(80g)
コンビーフ(缶詰)……40g
ロメインレタス……2枚
ナツメグ……小さじ1/8
塩、こしょう……各適量

1 じゃがいもは皮をむいて一口大に切り、たっぷりの湯で柔らかくなるまでゆでる。ざるに上げてボウルに入れ、フォークでつぶしてコンビーフとナツメグを加える。味をみて塩、こしょうで調味する。

2.バゲットは厚みに切り込みを入れ、オーブントースターで表面がパリッとするまで焼く。

3.ロメインレタスは縦半分に切り、上下が互い違いになるようにバゲットに入れ、間に1をたっぷりはさむ。

デザート 甘酸っぱいりんごとレーズンがよく合う! 焼きりんごとレーズン

■材料と作り方(作りやすい分量)
りんご……1/2個
干しレーズン……大さじ1
はちみつ……大さじ2
オリーブ油……大さじ1
ラム酒……大さじ1

1.りんごはよく洗って芯を取り、1.5 cm幅のくし形切りにする。

2.耐熱容器に1と残りの材料を入れてよく混ぜ合わせ、200℃に予熱したオーブンで15分ほど焼いて冷ます。
<著者プロフィール>
サルボ恭子
料理家。老舗旅館の長女として生まれ、料理家の叔母に師事したのち渡仏。パリ有数のホテル「オテル・ド・クリヨン」で研修、勤務するうち、フランスの郷土料理に魅了され、帰国後料理研究家のアシスタントを経て独立。自宅で料理教室を主宰。素材と向き合い、その持ち味を引き出す料理を得意とし、出張料理やケータリングで料理が最もおいしく味わえる“瞬間”を届けている。雑誌やテレビなどでも活躍し、洗練された家庭料理には根強いファンも多い。『毎日活躍! 「ストウブ」で和洋中』(講談社)、『サルボ惣菜店』(大泉書店)、『オーブンまかせでのっけて焼けばすぐごはん』(学研プラス)など著書多数。

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