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初心者にもわかるスケートの競技ルール&見どころ!【オリンピック】 [with]

2018年02月16日(金) 20時00分配信

写真:松尾/アフロスポーツ

オリンピックスケート種目。スピードスケートとショートトラックってどう違うの?競技ルール&見どころを簡単に知っておきましょう!

今回はスケート編。同じ500m、1000mといってもスピードスケートとショートトラック2種類ありますよね。違いをマスターして、さらに応援に力を入れていきましょう♪ また、聞きなれないチームパシュートや平昌オリンピック新種目のマススタートについてもマスターしておきましょう!
”スピードスケートはダブルトラックでタイムを競うのに対し、ショートトラックはレーン同時スタートで順位を競います”

わかりやすい見た目の違いは、別のレーンを滑走するのか、同じレーンを一緒に滑走するのかということ。
見た目で例えるなら陸上の短距離走スタイル! スピードスケート

写真:松尾/アフロスポーツ

見た目で例えるなら陸上の短距離走スタイル! スピードスケート

【スピードスケートの競技説明とルール】

競技は1周400mのダブルトラック(内側半径26m、レーン幅4m)で実施されます。ダブルトラックで滑走するスピードスケートは、内側と外側の異なるスタートレーンからスタートし、バックストレートでレーンを交差することになります。
この交差エリアでは、速いスピードで長い距離を滑走している外側レーンからのスケーターに優先権があります。いかなる場合も内側から出るスケーターはその進路を妨げてはなりません。スケーター同士の接触や外側から出てくるスケーターの進路を妨害したと判断された者は失格となります。
種類は500m、1000m、1500m、女子3000m、5000m、男子10000m、チームパシュート、マススタートの8つの距離&競技があります。
!スタートの注意!

不正スタートはやり直しとなりますが、その組で2度目の不正スタートでもやり直さずに、レース終了後に不正スタートを警告されて失格となることがあります。

見どころは?

超ハイスピード競技! 加速とトップスピードのカーブワークなどダイナミックなスケートが見られる!

スピードスケート出場選手とテレビ放映スケジュール

【出場選手と種目】

男子500mは長谷川翼選手、加藤条治選手、山中大地選手。
1000mは山中大地選手、小田卓朗選手。1500mは小田卓朗選手、中村奨太選手(チームパーシュート/マススタートも出場)ウィリアムソン師円選手(チームパーシュート/マススタートも出場)。
5000mは一戸誠太郎(チームパーシュートも出場)、土屋良輔選手(チームパーシュートも出場)。
【テレビ放映スケジュール】

男子スピードスケート10000m 2月15日(木) NHK BS1 19:50〜22:10
男子スピードスケート 500m 2月19日(月)NHK:BS1 19:50~22:00/テレビ東京 19:00~21:54
男子チームパシュート予選 2月21日(水) NHKBS1 19:50〜21:55/22:05〜3:00
男子スピードスケート1000m 2月23日(金) NHK Eテレ18:55〜19:30/NHK総合19:30〜20:50
男子スピードスケートマススタート 2月24日(土) フジテレビ系19:00〜23:10/NHK BS1 19:50〜22:40
聞きなれないチームパシュート、平昌オリンピック新種目マススタートって?

写真:松尾/アフロスポーツ

聞きなれないチームパシュート、平昌オリンピック新種目マススタートって?

【チームパシュートとは?】

パシュートとは、団体追い抜き戦のこと。1チーム3名編成で1試合2チームで行われ、男子は400mスケートリンクを8周してタイムを競います。2チ―ム一線に並びスタートをするのではなく、それぞれのチームがコースの反対側に分かれて(メインストレートとバックストレートの中央)同じ方向へスタートします。
【ゴールは3人目の選手のブレードの最後部がゴールラインに達した時点】

ゴールするまでのタイムレースなのですが、後ろのチームが前のチームを追い越した場合、追い抜かされたチームは失格となります。少し難しいですね。
各チームは縦一線に並び、先頭の選手を風よけにし後方の選手が体力を温存します。”最低でもチーム全員が1周は先頭を走行しなくてはならない”というルールがあるので、3人がコーナーで先頭を入れ替わりながら滑走します。

【マススタートとは?】

チームで戦う個人種目といわれるスピードスケートマススタート。マススタートとは集団スタートのことで、選手がマラソンのスタートのように同時にスタートし、シングルトラックで滑走する競技。
1周約400mを16周滑走し獲得ポイントでの順位を争います。危険防止のため、最初の周回は加速が禁止というルールがあります。獲得ポイントは4周ごとの順位でポイントが加算されます。①4、8、12周の1位~3位までにそれぞれ5、3、1ポイントの中間ポイントが加算される②ゴール順の1位~3位にファイナルポイントとしてそれぞれ60、40、20ポイント加算。中間ポイントとファイナルポイントの合計で順位が決定します。

というわけで、ファイナルポイントが高いため、中間ポイントで高いポイントを獲得していようが、最終的に1着でゴールした選手の勝ちとなります。

難しいですね! 頭を使う競技のようで、スケート技術の他に駆け引き力やレース展開を読む力も必要になってくるようです。何が起こるかわかりません!
陸上に例えるなら長距離走やリレーマラソン! ショートトラック

写真:松尾/アフロスポーツ

陸上に例えるなら長距離走やリレーマラソン! ショートトラック

【ショートトラックの競技説明とルール】

トラックは1週111.12mで原則として4人(500m、1000m)および6人(1500m)が同時にスタートして、予選、準々決勝、準決勝と各組上位2人(または必要数)が次のラウンドに進出する勝ち抜き方法で行われます。
レース中の追い越しはいつでもどこでもOKですが、前の選手を押す、あるいは引っ張るなどの妨害行為をすると失格になり、次のラウンドには進めません。
ゴールでは、スリットカメラでブレードの先端を1/1000秒まで計測するので、最後の粘りが勝敗を左右することもあります! スピードスケートと距離は同じでも、一周が短いので、何度もグルグルすることになります。
種目は500m、1000m、1500m、女子3000mリレー、男子5000mリレーがあります。
常に接触や転倒の危険がつきまとう!

かなりハイスピードのレースなので、接触、転倒がつきものです。従って危険防止のため、選手の安全防具(ヘルメット、手袋、ひざ当て、ひじ当て、ネックプロテクターなど)の着用が規則で義務付けられていて、これらに不備があると失格となります。

見どころは?

コースを何周もするので、スピードだけでなく、コーナリングの技術や持久力の他に瞬発力も必要になってきます! 選手の総合力にも期待!

ショートトラック出場選手とテレビ放映スケジュール

【出場選手(全種類出場)】

出場選手は坂爪亮介選手、横山大希選手、吉永一貴選手、渡辺啓太選手。

 

【テレビ放映スケジュール】

男子1000m予選/5000mリレー予選 2/13(火) NHK  19:30~21:30
男子1000m決勝 2/17(土) NHK BS1 19:00~21:20
男子 500m予選 2/20(火)  NHK BS1 19:00~21:00
男子 500m予選 2/20(火)  日本テレビ 18:55~20:54
男子 500m決勝/男子5000mリレー決勝 2/22(木)  NHK BS1 1 18:50~21:45
男子 500m決勝/男子5000mリレー決勝 2/22(木) フジテレビ 19:00~21:54
メダルを取る瞬間が見たいですね! 応援して恋力も上げていきましょう。

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