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映画『嘘を愛する女』の公開（1月20日）に先駆け、with2月号で〝オトナの色気〟を体現してくれた長澤まさみさんへ、6つの質問をしました。30歳を迎えて、長澤まさみさんが今思うこととは？

Q　2017年を振り返ってみて、どんな年でしたか？
大切にしたいなと思う人にたくさん出会い、昔から仲良くさせてもらった方々とも一緒に過ごすことができて、すごく充実した一年でした。とくに思い出深いのが、'18年公開の映画の撮影でハワイを訪れたこと。一ヵ月の滞在でオフの日は共演者の方と海に行ったりと、なんだかご褒美みたいな撮影で楽しかったです。

Q　30歳を迎えて、今後、なりたい女性像は？
品格とユーモアがある人。優しくて自分を持っている人。自分に誠実な心を持っている人。ステキだなと思う方が周りに何人もいて、先輩だけじゃなく年下から教わることも多いですね。たとえば、年下の場合は純粋だからこその一言が自分にとっての大切な言葉だったりするんです。年齢に関係なく、対等につきあい、尊敬しあえる関係性を大事にしていきたいと改めて思っています。

Q　新たなジャンルのお仕事にチャレンジする時意識することは？
新しいことにチャレンジしているという感覚はあまりないんです。すべては今までの積み重ねだと思っています。たとえばミュージカルも、バレエとジャズダンスを子供の頃に習っていたし、歌も元々好きだったので、それらの延長線上にある感覚でしょうか。仕事において色々な経験はしたけど、すべてをやりきったとはまだ全く考えていません。今までは人生における「準備段階」で、30歳を迎えてやっと本番が始まるようなイメージです。いつも初心に戻る気持ちでお仕事をさせてもらっています。

Q　落ち込むことはありますか？そういうときの対処法は？
ありますよ。私はすぐに落ち込むので、悩んだときは昔からの友達に相談します。でも基本的に友達に仕事の話はしないタイプなので、人間関係や私生活のことは相談するけど、仕事に関しては自分で解決することが多いですね。演技に関してどうしても迷ったら、私たちには監督という存在がいるので、現場で相談します。

Q　誰もが羨むスタイルの長澤さん、体型維持の秘訣は？
基本はジムトレーニングですね。今後は趣味として、スキーやサーフィンのようなスポーツにも挑戦したいと思っています。昔、自転車に乗っていたこともあったんですが、今はまったく乗っていなくて。その他には、グルテンや添加物を摂らないように食事に気を遣い、なるべくカラダにいいものを摂るようにしています。

Q　最近ハマっていることはなんですか？
時間ができたら料理をすることが多いですね。あんまり凝ったものではなく、素材を活かしたシンプルなもの。この間はグルテンフリーのウニパスタを作りました。マクロビをはじめ、健康食が好きで、最近は友達に教えてもらったデトックス効果のあるきのこ汁にもハマっています。濃いめにとった出汁にしいたけ以外のきのこを好きなだけいれて煮るだけの簡単料理なのに、カラダがすごく温まるので冬におすすめです。

長澤まさみ 
1987年6月3日生まれ。静岡県出身。2000年に第5回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリを受賞して女優デビュー。プライベートともにあらゆる世代から支持を獲得。