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キッチンをすっきり! 料理上手のキッチン収納ワザを公開 [おとなスタイル]

2018年01月14日(日) 10時00分配信

見た目もバッチリの収納術は必見。

ごちゃごちゃしがちな調味料瓶、カトラリーや小さな器、形がまちまちで重ねにくいお盆など、収納に困る「あれ」、どうしてる?
4人の料理上手さんたちの工夫を見せていただきました。


〈Profile〉

平井かずみさん・フラワースタイリスト
東京・自由が丘の「cafe イカニカ」を拠点に、ワークショップの開催、イベント出演など多彩に活動中。最新著書は『あなたの暮らしに似合う花』(地球丸)。

坂田阿希子さん・料理家
フランス料理店や菓子店勤務を経て料理教室「studio SPOON」を立ち上げる。料理からお菓子まで、幅広いジャンルでレシピを提案中。近刊に『バゲットが残ったら』(グラフィック社)がある。

松野きぬ子さん・「暮らしの道具 松野屋」店主
1956年生まれ。雑貨の卸と販売を手がけつつ、「松野屋」で道具展、雑巾作りや編み物などのワークショップを不定期で開催。幅広い世代から好評を博している。

松本孝美さん・モデル
1965年大阪市生まれ。大学時代からモデルとして活躍し、丁寧な暮らしぶりを綴ったエッセイも人気。先日、第14回万年筆ベストコーディネイト賞2017を受賞。本企画内の手描きメモも、万年筆で書いた本人の直筆。

ゴチャゴチャしがちな調味料瓶は……

同じサイズのガラス瓶で、見通しよく

ゴチャゴチャしがちな調味料瓶は……

使い切れないスパイス類は、目に付きやすい場所に置くと使用頻度がぐっと上がる。坂田さんは、大好物の「マイユ」のピクルス瓶をずらりと。(坂田さん)

台所には台所用品、とは限りません

塩、胡椒、醤油差しなど、よく使う調味料を入れるブリキの四角いケースは、タイの植木用プランター。ステンレスのキッチントップと色も好相性。(松野さん)
カトラリーや小さな器の収納法は?

種類ごとにまとめたら、立てて箱の中へ

カトラリーや小さな器の収納法は?

箸、スプーン、ナイフとフォークなどをグラスに立て、それを木の箱にまとめて食器棚へ。「グラスの中にハギレを敷くと、カチャカチャ音がしません」(平井さん)

取り出しやすく、運びやすく

細々とした調理道具は色別、素材別にざっくりと分け、広口の取っ手付きの器に立てて保管。「教室のときも、このまま作業台に運べるので便利ですね」(坂田さん)

散らかりそうなものは、ひとまとめに

豆皿、小皿、小さなぐい呑みなども、やはり大きさごとに重ねて、箱に入れて食器棚へ。古道具屋で購入したという、古い引き出しの箱部分が大活躍。(平井さん)

ゲスト用グラスは、トレイごとテーブルへ

ショットグラスなどの小さな器は、トレイにまとめて収納。「そのままテーブルに出して、お客さんに選んでもらう」のは、料理店で拾ったアイデア。(松本さん)
レシピはどこに?

箱にまとめて、レンジにぺたり

レシピはどこに?

必要なときにすぐ見たいレシピブックや調理家電の説明書は、オーブンレンジ側面に付けたマグネット付き紙箱へ。京都の「BOX & NEEDLE」のもの。(松本さん)

永遠の定番は、一冊のノートにまとめる

姑から教わった正月料理の作り方など、一生もののレシピはノートに転記。「こうしておけば切り抜きのようにバラバラせず、長く参照できます」(松野さん)
お盆の置き場所は……

置いてだめなら、立ててしまおう

お盆の置き場所は……

形がまちまちで重ねるのもひと苦労、のお盆はカゴに立てて収納。水はねなどが心配な場所ゆえ油紙に差し込んで保存するのは、やはり姑譲りの知恵。(松野さん)

吸盤付きフックで、壁面に固定

収納の隙間に立てかけるのも一手。固定するなら、上部は上下逆にして付けた吸盤付きフックで、下は家具の耐震用テープを貼ってすべり止め。(松本さん)

 

 

『おとなスタイル』Vol.10 2018冬号より
撮影/大河内禎(平井さん)、神ノ川智早(坂田さん)、松本孝美(本人・静物)、前 康輔(松本さん・人物)、雨宮秀也(松野さん)

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