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手間ひま上等! 時間も手間もかかる最高レシピ「ねっとり卵のピクルス」 [おとなスタイル]

2017年12月17日(日) 14時00分配信

イギリスで人気の“ガストロパブ”って聞いたことありませんか?
“ガストロパブ”とは、ガストロノミー=美食道とパブ――言うなれば、食べものがおいしい居酒屋のこと。
ロンドン発祥のジャンルで、このガストロパブ「ビスポーク」を東京にオープンしたのが、野々下レイさん。今では夜な夜な日本の、そして世界のおいしいもの好きが訪れるこの店の人気の秘密は「すべてが自家製」であることなのです。
そんな難易度大! でも絶品! なビスポークの料理を集めたレシピ本が新刊『おいしいもの好きが集まる店の 全部、自家製』。真の食いしんぼうだったら、必ず作ってみたくなるメニューが並んでいるこの本から、おいしい料理のコツの数々を野々下レイさんに教えてもらいます。
ありそうでなかった「卵のピクルス」

2週間かけて熟成感を。

ありそうでなかった「卵のピクルス」

お店で人気のサイドメニューが「卵のピクルス」。漬けかげんはお好みですが、1週間後くらいからが食べごろに。2週間ほどすると熟成感が出て、ねっとりした味わいが楽しめます。ありそうでなかった卵のピクルスは、ベーコンなどの肉料理、カレーなどの煮込み料理といった、しっかりめの味との相性が抜群です。

卵のピクルス

材料(作りやすい分量/500mlの瓶1本分)
ピクルス液
白ワインビネガー 100ml
グラニュー糖 40g
水 100ml
塩 大さじ1
卵 10個
A ブラウンマスタード 小さじ1/2
イエローマスタードシード 小さじ1/2
ローリエ 1枚

作り方
1 ゆで卵を作る(固さはお好みですが、やや半熟がおすすめ)。Aと保存瓶に入れる。
2 鍋にピクルス液の材料を入れて強火にかけ、沸騰させる。砂糖と塩が完全に溶ければOK。熱いうちに1に注ぐ。
3 粗熱が取れたら冷蔵庫に入れる。
野々下レイ
ガストロパブ、Bespoque/ビスポーク店主。
大学卒業後、音楽を志ざしロンドンに留学。現地で「イギリス料理」に魅了され、方向転換することとなる。帰国したのち、フランス料理店、カフェ、アメリカ大使館で勤務。2012年、東中野にビスポークをオープンする。
イギリスにインスパイアされた、オリジナリティ溢れる料理は口コミで広まり、イギリス大使館員はもとより、日本中から食いしんぼうたちが夜な夜な集う店となっている。

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