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玉城ティナ、おしゃれして外出するのが禁止だった!?小さい頃から今までの足跡を語る! [ViVi]

2017年11月24日(金) 20時00分配信

14歳から20歳まで。キラキラした青春の日々を送ることはできなかったかもしれない。でも、"いつまでも青春に憧れている女の子でいい"と玉城ティナは言う。その、手に入れられない何かに、強烈に憧れるときの憂いが、玉城ティナのオリジナルの美しさになり、玉城ティナのオリジナルの言葉になるのだから。はたちのティナの胸のうちは、新たなワクワクに満ちて――。
ティナはたち。

撮影/中里謙次

ティナはたち。

ティナがこの秋、20歳になった。

自覚するよりも前に、周りから、「大人になったね」と言われた。久しぶりに再会したスタッフからはとくに驚かれた。でもそんなの当たり前だ。だって、ティナがViViでデビューしたのは、14歳のときだったんだから。

「沖縄にいた頃から、私はきっと、いつか沖縄を出て行くんだろうなと思っていました。ViViモデルに決まって、最初は撮影のたびに沖縄から通ってたのが、割とすぐ東京でひとり暮らしを始めることになって……。大学進学のときに、東京か海外かはわからないけど、とにかく沖縄から離れるだろうと思ってたので、それがちょっと早くなったのかな、って感覚でした」

沖縄にいい思い出がないわけじゃない。沖縄が嫌いなわけでもない。ただ、同じ場所にいると飽きてしまうだけだ。

撮影/中里謙次

「好奇心は旺盛だけど、飽きっぽいんです。小さい頃は、習字、ピアノ、水泳、太鼓、そろばん、ダンス、英会話、学習塾2つ……とか、いろんな習い事をしました。バレエは一瞬で辞めたなぁ。一番続いたのが習字かな。とくに、ピアノ教室に行くのがイヤでイヤで(苦笑)。ピアノの先生のことを、勝手に苦手視していたんです。ただ、私は子供なりに、『この人苦手だけど、どうにかして克服しよう』って考えてもいた。その経験は、後々すごく役に立ってます。お陰で今も、何に関しても嫌いなものがない(笑)。人に対しても、味にしてもファッションにしても、苦手なものはあるけど、別に嫌いじゃない。食べ物も苦手でも食べられるし、服だって何でも着られるので」

小さい頃から、ファッション雑誌が大好きだった。でも、服はもとより雑誌も、近くに買う場所はない。一人っ子なので、親と一緒に買い物にいけば、可愛い服を買ってもらえた。その癖、心配性の母親は、「外に着ていっちゃダメ」とティナがお洒落をして外出するのを禁止した。そんな矛盾も、ティナは「へんなの」と思いつつ受け止めた。

「ウチの母親って、すごくフワフワしてる人なんです(笑)。昔から、周りの人に私の方がしっかりして見られてて、私は母から、『あなたはいつも飄々として見える』と言われていました。そんなこともあって、私は自分が考えてることを、親に話したりはしなかった。その分、フラストレーションは溜まってたんだと思います。だから、上京してからは、洋服がいっぱいあって、雑誌が読み放題で、学校が終わってから友達と遊びにいける生活が楽しくて楽しくて。ホームシックにならずにすみました(笑)」

撮影/中里謙次

大きくなったら公務員に――。沖縄の実家では、よくそんなふうに言われた。今は雑誌やテレビでの活躍を喜んでくれる家族も、たまに実家に帰ると、「公務員になればよかったのに。今からでもなれば?」と言ってくる。

「沖縄はすごく居心地がいいし、家族はいつも私のことを大好きでいてくれる。お母さんもおばあちゃんも地元が好きで、それもすごく幸せなこと。でも私はそれだと飽きちゃう。だから、歳で上京するときに、〝もう、ここにいるのはいいかな〞って思った。〝違うところに行ってみないと、自分に正直に生きられなくなる。正直に生きなければ、自分に申し訳ないな〞って」

苦手なものを自分の意思で克服したり、我慢することや諦めることを覚えたり。沖縄時代のティナは、妙に大人びた女の子で。しっかり者の仮面を被ったまま、東京へやってきた。チームの和を乱すのがイヤだから、仕事をするようになってからも、辛いことがあると、必ず一人で泣いた。

「怒りとか悲しみの感情に流されそうになったときは、それをどうやって引き止めようか、その苦しみや痛みの渦の中に、押し流されないようにするにはどうすればいいか、一生懸命考えていました。私としては、家で思い切り泣いて、そこで発散するのが一番よかったんです。人前で取り乱したり、パニックになって、仕事に支障を来したら最悪だから、とにかく自分一人で感情を収束させようと必死でした。でも、だんだん母親に仕事の愚痴を聞いてもらったりするようになって、自分に課せられた荷物を、人と分担するのもありかも、って思うようになった。だから最近は、もっと人に頼ろうって思ってます。疑問に思ったことは、素直に口に出した方が解決の糸口は見つかりやすいし、思ったことは素直に話した方が周りも安心するし。そういう部分は、経験から学んで、ちゃんと大人の考え方にシフトしてきたのかなって思います」

撮影/中里謙次

14歳から20歳までの青春期。ティナの思い出は、ほとんど仕事で埋め尽くされる。普通の人が通過するような青春のリアルを体験していないかもしれないティナだけれど、本人は、「私は、きっといつまでも青春に憧れている人でいい」と話す。そう言ったときのティナの瞳が、憂いを含んでいて何とも言えずキレイだ。ティナにしかないオリジナルの物語が、そこにあるような感じがして〝表現者だな〞と思う。

「私、実際のキャラも、学生時代の立ち位置も、全然キラキラしてなかったんですよ(笑)。だから、私っていう存在自体が、青春みたいなものをずっと探してるように見えていていいんじゃないかな。キラキラな人は他にいっぱいいるし。映画でも、ファッション撮影でもランウェイでも、瞬間的にキラキラになれてるから、疑似体験はそれで十分(笑)」

20代になったら、「人にたくさん会う!」と決めている。それまでは現実の人と話すことよりも、本を読むことで登場人物と話せれば、その方がラクだし楽しいと思っていた。「でも、私が今いるのは現実なんで。そろそろちゃんと現実で生きていかないとな、って思う。ハタチだし(笑)」

撮影/中里謙次

――きっと、私はいつまでもこのまんま。プラスαがつくだけで、核みたいなのは変わらない。

15歳のときは、20歳って遠い未来のことなのかなと思ってたけど、あっという間でした。あの頃はすごいお姉さんに見えたけど、なってみるとそんなにお姉さんでもないし(笑)。きっと、私はいつまでもこのまんまで、生きている年月が増えていくだけ。経験とか知識とか知恵とか、そういう。大人のイメージ? やりたいことをやれるのが大人って感じかな。10代は、1年ごとに変化があったから、いつも、自分に何が合うのか探してた。今も、模索中だけれど、選択肢は狭まってきた気がする。もちろんいい意味でね。

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