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【人間関係Q&A】 一方的に喋る価値観の合わない同僚がストレスです… [mi-mollet]

2017年11月15日(水) 14時00分配信

Salut♪ さんからの質問
Q. 自分ばかり一方的に喋るうえ価値観も合わない同僚にストレスがたまります。

会話とは交互に話し合えて会話だと思うのですが、同僚は自分ばかり喋る人なので、私が何か話したくてもタイミングが合いません。時に、強引に割って入る形になったり、結局話そびれたりと、どうも会話のテンポやスピードが合いません。よく政治、宗教、スポーツの話は価値観が様々だからお酒の場ではあまり話すものではない、と言いますが、その同僚と私は支持政党も価値観も違うようで、ニュースにちょっとコメントしただけで、その事についていちいち反論してきたり持論を展開してくる。テレビに向かって「おめぇが○○しろよ」 とか、乱暴な言葉遣いをするのもイラッとしてしまいます。幸い、同じ職場の男性上司とは会話のテンポも合い楽しく雑談もできるので、救われてます。最近はなるべく聞き手に回って、適当に相槌を打って聞き流すようにしていますが、話したい事があるのに話せないのもまたストレスかな……。なかなか終わらない話に割って入る上手い方法や、気持ちの持ち様など、何か良いアドバイスがありましたらお願い致します。(45歳)

特別ゲスト 齊藤勇先生の回答
A. 会話には相性というものがありますから、我慢して聞き役に回るのはオススメいたしません

おそらくSalut♪さんは、自分も話したいタイプの人なのだと思います。会話の相性というのは、いかに“話す”と“聞く”のバランスが取れるか、というところにあると言ってもいいでしょう。このバランスが合わない場合、どちらかがストレスを貯めることになってしまいます。その場合は、相手を変えるしかない、というのが実情。ですからこの同僚との相性を改善しようとするよりは、Salut♪さんの話を聞いてくれる人を探されたほうが良いかと思います。幸い、男性上司とは相性が良いとのこと。彼と話す時間のほうを増やしていかれることをオススメいたします。

とはいえ同僚ですから、相性が悪いからといってまったく会話しない、というわけにはいきませんよね。かといって我慢して聞き役に回ることは、あまりオススメできません。先ほどもお伝えしましたように、会話のタイプというものがありますから、余計なストレスを溜めてしまうだけになってしまいます。そこでやや強引ですが、自分がストレスを溜めないためにも、相手の話を取ってしまいましょう。「そういえば……」と、相手の話のちょっとしたことを拾って自分の話に持っていってください。相手もSalut♪さんに逃げられたくはないでしょうから、ある程度は聞くはずです。それで逃げる相手なら、無理に話す必要はないと割り切られたほうが良いかと思います。

大した提案ができなくて申し訳ありませんが、とにかく自分が話さないことだけは止めましょう。そうではなく、まずは「そういえば」作戦を実施されてみてください!
いかがですか?
齊藤先生の回答、ぜひご参考になさってください。

PROFILE

齊藤 勇(さいとういさむ)
1943年生まれ。心理学者、立正大学心理学部名誉教授。専門は対人心理学と恋愛心理学。分かりやすい講義が人気で、『笑っていいとも!』(フジテレビ)や『それいけ!ココロジー』(読売テレビ)など多数のテレビにも出演していた。著書は100冊以上あり、『男と女の心理学入門』(かんき出版)、『悪用禁止!思いのままに人をあやつる心理学大全』(宝島社新書)、『ずるい心理学~上司に得意先、先輩、同僚も年下まで、なんかいいように“使われている”~』(ぱる出版)、『超・相槌』(文響社)など近著も多数。

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