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新50代おとなの、「2017秋の定番コート」5 [おとなスタイル]

2017年10月30日(月) 10時00分配信

新50代おとなが今年買いたいコート

「買ってよかった!」と思える服って、どんな服だろう?
着回しができそうだと、無難な服を買ってしまうと、地味な着こなしばかりになってしまい、なんだかつまらない。つまらないから、また買い足して……の悪循環に。
実は、ちょっと華のある、今の気分にぴたりとくるアイテムを、いつでもどこでも着る方が、「おしゃれな人」にもなれるんです。
私たちを助けてくれる、そんな本当に役立つ「極定番服」は今が買いどき!
さっとはおるだけでサマになる、一枚仕立て薄軽コート

コート1

さっとはおるだけでサマになる、一枚仕立て薄軽コート

肩がきちんと決まり、すらりとしたフォルムのアウターはさっとはおるだけで切れ味よく、しゃれた雰囲気の装いができあがる。狙うのは、一枚仕立て。
軽く、しなやかにすそが揺れ、しかも気軽にはおれるのに格好いいのがおとなに好都合。

ここが極定番。
1:さらりとしたウール混素材の一枚仕立ては、いわゆる“はおりもの”として気軽に使えるうえ、がんばりすぎないラフな雰囲気を演出してくれる。
2:ひざ下程度の丈。近頃流行りの量感あるスカートにもパンツにも合わせられ、好バランスになるから使い勝手がいい。

前はシンプル、後ろに味わい。デザインが装いを盛り上げる
前はトレンチコート風、後ろ身頃は細かいプリーツ。目を惹くデザインが効いているから、はおるだけでおしゃれ度がぐっとアップする。こんな味のある薄くて軽いコートがあれば、初秋からの着こなしに大活躍、間違いなし。長めのスカートにも細身パンツにもワイドパンツにも合う、ひざ下程度の丈を選んで。ウール混のポリエステル素材はさらりとしたタッチで軽く、シワにもなりづらい。
ゆるい雰囲気で即、おしゃれ通。ロングカーディガン

コート2

ゆるい雰囲気で即、おしゃれ通。ロングカーディガン

普通丈のカーディガンは真っ当な雰囲気。でも、長い丈のカーディガンならおしゃれ度がぐっと増す。同じはおりものだからこそ、この差は大きい。ワンピースにもスカートにもパンツにもさらっとマッチしつつ、今のゆるい感じも演出。

ここが極定番。
1:すらりとスマートなシルエットはそれだけで縦に目線を流す効果が。なにげないのに、確実にスタイルをよく見せてくれるのはいつも着るのにうれしいポイント。
2:縦に長いロング丈を際立たせるよう、デザインはシンプルに。切り替えなどで縦のラインを分断しないものがいい。着こなしやすさもアップする。

モコモコ素材の優しさで今どきのこなれた風情に
アルパカ、カシミヤなどをミックスした温もりある素材感をそのまま生かした、シンプルなデザイン。ロング丈ですっぽりと体を包むから、どんな服もこれ一枚で旬の着こなしにしてくれる。長めの袖口をくしゅっとさせて、少しルーズに着るのがおすすめ。シャツワンピースはもちろん、いつものデニムスタイルやスカートに合わせてもいい。
シャカシャカ素材でトレンチがシーズンレスに

コート3

シャカシャカ素材でトレンチがシーズンレスに

ビッグシルエットをベルトできゅっと締めて着ると、あら不思議。クラシックで女らしい人になってしまう。コットン×ナイロンのシャカシャカする軽い素材。
イレギュラーに揺れるすそが際立つローブコート

コート4

イレギュラーに揺れるすそが際立つローブコート

一枚仕立てだからフードがたっぷりした衿のようにも見えて素敵。ウール混のブランケット風素材は、重ね着するにも便利。ミドルグレーは合わせる色を選ばない。
カシミヤの温もりに包まれる。贅沢さがおとなを素敵にする

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カシミヤの温もりに包まれる。贅沢さがおとなを素敵にする

カシミヤ100%をさらりとまとえば、なにをせずとも上質感が着こなしをランクアップ。そのパワーこそ、極定番に欲しいもの。ややAラインのシルエット。

 

 

『おとなスタイル』Vol.9 2017秋号より
撮影/金谷章平(モデル)、坂根綾子(静物)

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