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野菜は「ゴロッと」「丸のまま」! 格段に手軽な煮物レシピ2つ [おとなスタイル]

2017年10月28日(土) 10時00分配信

毎日の「バーミキュラレシピ」

急に寒くなってきて、肉じゃがなどの煮物料理も恋しくなってくる季節ですね。野菜もたっぷりとれる煮物を作りたいけれど、なんだか手間も時間もかかりそう。「そんなときは鍋の力を“利用”して、素材を大きいまま使ってしまえば、驚くほど手軽においしくできますよ」と語る、料理家の大庭英子さんが、鋳物鍋で作るレシピ本『毎日の「バーミキュラ」レシピ』(講談社)を上梓。大庭さんが簡単につくる「野菜を大きいまま作る煮物」について紹介します!

大きいまま調理がラクでおいしい!

メイド・イン・ジャパンの鋳物鍋・バーミキュラは、底面が凹凸のあるリブ底になっています。このリブ底が食材と鍋底の間に空間を作り、調理中に食材から出た水分は鍋底で加熱されて蒸気になります。風味やうまみを含んだ蒸気を鍋の中に閉じ込めることで、肉や魚、野菜なども丸のまま、かたまりのままでもしっかり火を通すことができ、うまみを逃がしません。ぜひ鋳物鍋で、素材をゴロッと大きいまま試してみてください。(大庭英子さん・以下料理すべて)
ゴロッと肉じゃが

ゴロンゴロンとしたじゃが芋が美味しそう。

ゴロッと肉じゃが

材料(3~4人分)
牛切り落とし肉 250g
じゃが芋 小6個
玉ねぎ 2個
しょうが 小1かけ
酒 大さじ3
水 カップ2/3

みりん 大さじ3
砂糖 大さじ1~2
しょうゆ 大さじ4
サラダ油 大さじ1

作り方

牛肉は長いものは5~6cm長さに切る。

じゃが芋は皮をむいて、水に10~15分さらして水けをふく。玉ねぎは縦4等分に切る。しょうがは皮をむいてせん切りにする。

鍋を中火にかけてサラダ油を熱し、牛肉としょうがを炒める。肉の色が変わったら、じゃが芋を加えて炒め、玉ねぎを加えて酒をふる。分量の水を注ぎ、煮立ったらAを加えて上下を返し、ふたをして弱火で約15分煮る。

3にしょうゆを加えて上下を返してふたをし、弱火で約15分、じゃが芋がやわらかくなるまで煮る。

ポイント

ふたをして弱火で煮ると、食材から水分が出てくるので煮汁は少なくてOK。
じゃが芋に味がしみ、ホクホクの仕上がりに。
丸ごと玉ねぎのツナソースかけ

口の中でとろけるほど柔らかい。

丸ごと玉ねぎのツナソースかけ

材料(4人分)
玉ねぎ 4個(1個約150g)
水 カップ1/2~1
塩 小さじ1/2
A
ツナ缶 1缶(70g)
マヨネーズ 大さじ3
サワークリーム 大さじ2
玉ねぎのみじん切り 大さじ2
パセリのみじん切り 大さじ2
塩、こしょう 各少々

作り方
1
玉ねぎは皮をむいて上下を切り揃え、上から2/3くらいまで包丁で十字の切り目を入れる。
2
鍋に玉ねぎを並べて水を注ぎ、塩を全体にふって中火にかける。煮立ったらふたをし、弱火で40~50分、玉ねぎがやわらかくなるまで蒸し煮にする。
3
ツナは缶汁ごとボウルに入れてフォークなどで細かくほぐし、Aのほかの材料を加えて混ぜる。
4
器に玉ねぎを盛って蒸し汁を注ぎ、3をのせる。
大庭英子さん

料理研究家。身近な材料と普段使いの調味料で作る、簡単でおいしく、アイデアあふれた料理に定評がある。

和・洋・中華・エスニックのジャンルを超えた幅広いレパートリーは、どれも自然体のおいしさで、たくさん食べても飽きない味わい。雑誌・新聞・広告と活躍の場も広く、あらゆる年齢層から支持を得ている。

著書に『おいしい豆料理手帖』(家の光協会)、『ラクラク冷凍レシピ』(講談社)『こんなに使えて、こんなにおいしい! 毎日の「バーミキュラ」レシピ』(講談社)など多数。

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