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栗原心平さんに教わる、チャーハンをパラッパラに仕上げる方法 [おとなスタイル]

2017年10月15日(日) 10時00分配信

理想のチャーハン!

誰もがうまく作りたいとあこがれる、パラッパラのチャーハン。料理家の栗原心平さんに著書『栗原心平のとっておき「パパごはん」』から「中華食堂みたいなチャーハン」の作り方を教わりました。
パラパラのチャーハンができる、こだわり3つ

栗原心平さん

パラパラのチャーハンができる、こだわり3つ

「チャーハンといえばパラパラ感。お店で食べるようなあの感じが、家庭の限られた火力でも簡単にできるように工夫しました」という栗原さんのこだわりポイントは3つ。

 

1 チャーハンのためにご飯を炊く
残りご飯ではなく、このチャーハンのためにお米を炊きましょう。普段食べるご飯よりかなりかためにお米を炊きます。

2 米粒くらいのみじん切りを頑張る
米のパラパラの仕上がりの邪魔にならないよう、具材をできるだけ細かく刻みます。理想は米粒と同じくらい。ご飯をパラパラに炒めてから具を加えると、水分が出ずに美味しく仕上がります。

3 スピード感が決め手
「火にかけたら仕上がりまではノンストップで10分の世界」と栗原さん。点火する前に材料はすべてコンロのそばにおきましょう。
最後にお茶碗にぎゅうとチャーハンを詰めて、盛り付ける器をふたのようにかぶせてからひっくり返すと、ドーム型の「中華食堂みたいなチャーハン」の出来上がりです。

中華食堂みたいなチャーハン

材料(2人分)
米              2合
水              300ml
ハム             50g
かまぼこ           40g
長ねぎ            50g
卵              2個
にんにく           1かけ
しょうが           10g
A
鶏がらスープの素(顆粒)  小さじ1
塩、こしょう        各適量
サラダ油           大さじ1 1/2
作り方

作り方1の手順

作り方

1. 米を研ぎ、少なめの水加減でかために炊く。
2.ハム、かまぼこは細切りにして5mmの角切り、長ねぎは粗みじん切り、にんにく、しょうがはみじん切りにする。
3.卵は白身と黄身がしっかり混ざるまで溶きほぐす。
Point! 卵をしっかり混ぜると、炒めたときにご飯と卵が一体になってなじむ。

作り方4の手順

4.フライパンにサラダ油、にんにく、しょうがを入れ、火をつけて強火で炒める。香りが立ったら、3を流し入れ、すぐに1を加える。木べらでご飯の塊をほぐしながら、一粒一粒に卵がからんでご飯をコーティングするように炒める。木べらでフライパンに押し付けてはほぐすを繰り返し、卵に火が通ってご飯がパラパラになるまで炒める。
5.ハム、かまぼこを加えて炒め、ご飯に混ざったらAを加えて調味し、最後に長ねぎを加えてサッと炒めればでき上がり!
Point! 4、5はスピード感が大切なので、材料をコンロのまわりに用意してから始めましょう。
栗原心平
料理研究家。1978年生まれ。株式会社ゆとりの空間・代表取締役専務として会社経営に携わりながら料理研究家としても活躍中。TOKIO国分太一とともにMCと料理政策を務めるテレビ東京『男子ごはん』でお茶の間にも親しまれている。5歳の男の子を持つ一児の父。料理研究家・栗原はるみは母にあたる。子供の頃から家で料理の基本をしっかり鍛えられ、無駄なく考え抜かれたレシピで繊細な和食から男子系ガッツリ料理やゆるっとした酒のつまみまで多彩に腕を振るう。

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