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【人生Q&A】娘を連れ実家に戻ったものの、専制型の実母に悩まされています [mi-mollet]

2017年09月11日(月) 14時00分配信

Nam_yさんからの質問

Q.娘を連れて実家に戻ったものの
専制型の実母との関係に悩まされています。

1歳児のシングルマザーです。夫のDVにより、離婚予定で別居中です。経済的理由もあり、実家に身を寄せています。自分と子供のことはできる限り自分でやっていますが、仕事をしている関係で、どうしても両親の手を借りなくてはいけないことがあります。娘はおじいちゃんおばあちゃんと一緒のにぎやかな家庭で楽しそうですが、実母が「大変だ大変だ」と言うわりに何でもやりたがり、何でも決めてしまい、私の意見を受容してくれません。他人から見れば「面倒見の良い働き者のおばあちゃん」ですが、実際は「私が子育てもしている!」と言い切り、私の出る幕がありません。たしかにいろいろ助けてもらっている感謝の気持ちもありますし、年々歳をとっていく両親を突っぱねるのも気が引けるので、黙っています。ただ、否定ばかりされているとどんどん自信がなくなり、「私って母親失格、娘失格だな」と思ってしまいます。どうか上手く共存していく方法を教えてください。(41歳)

特別ゲスト 小林照子先生の回答

A.「お母さまに楽しみを与えている」というくらい
ポジティブに考えて甘えちゃいなさい。

女の人って「大変だ大変だ」と言いながら生き生き働くところがあるじゃない? お母さまは、孫の世話をすることにかなり張り切っていらっしゃるのよ。多分、Nam_yさんもそんなお母さまの気質を受け継いでいて、自分も「大変だ大変だ」となるぐらい頑張りたいのに、それをさせてくれないからモヤモヤするのかもしれない。でも、繰り返しますが、お母さまは張り切っていらっしゃるの。だからNam_yさん自身は、「お母さまに楽しみを与えているんだ」ぐらいの図々しい気持ちで甘えちゃいなさい。ネガティブな視点をポジティブに変換することが大事ですよ。



私もね、娘に子供が生まれたとき、娘の家族と一緒に暮らしていたの。するとね、娘の夫が毎朝私に朝食を作ってくれたんですよ。娘の夫のカルロスはブラジル人だったから、ガラナという食材を使ったブラジル朝食を作ってくれて、これがとても美味しかったの。だから私は「カルロス、いつもありがとう」と言ったんですよ。そのとき、何もしない娘が何て言ったと思う? 「私にも感謝して。だって私がカルロスを連れてきたのよ」と。ね? 物事っていくらでもポジティブに変換できるでしょう?(笑) 親には、それくらい甘えてもいいんですよ。

ただそのうえで、感謝の気持ちをどう表現するか、ですね。それだけ愛情を注いでくれる人に子供を預けられるのは、ものすごい幸せなこと。お母さまがいなかったら、アナタとお子さんは今頃どう生きていることか……。その気持ちを言葉にしてください。親子でも、言葉にしないと感謝は伝わらないものですから。「私が安心して暮らせるのはお母さんが守ってくれているからよ」と。お母さまだって、きっと嬉しく思うはずですよ。

いかがですか?
小林照子先生の回答、ぜひご参考になさってください。

PROFILE

小林照子(こばやしてるこ)1935年生まれ。美容研究家。現在のコーセーを経て、1991年に「美・ファイン研究所」を設立。モデルや女優、政治家など何万人ものイメージ作りを手がけるほか、[フロムハンド]メイクアップアカデミー、青山ビューティ学院高等部東京校・京都校の学園長も務めている。最新著書『“ずっときれいな人”だけが知っている。45歳から変えていく50のこと』(三笠書房)が好評発売中。プライベートでは27歳で結婚。娘の小林ひろ美さんは同じく美容家として活躍中。

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