• > 夏の後遺症「隠れ冷え」。セルフチェック&冷え解消の「ながら筋トレ」を紹介! [with]

夏の後遺症「隠れ冷え」。セルフチェック&冷え解消の「ながら筋トレ」を紹介! [with]

2017年09月01日(金) 12時00分配信

夏の疲れが出るこの時期。冷えだって例外じゃない。冷房の利いた室内と屋外の寒暖差や、冷たい飲み物などが原因で、冬よりも冷えに悩む人が増殖中! 自覚はなくても実は体の内側から冷えている"隠れ冷え性" の人も多いらしいので注意して!

本当に怖い「夏の冷え」

◯夏こそ知らないうちに冷えている人が多いんです!
「今の20代の女性の8割が冷えを感じているというデータがあります」と、女性の冷えの深刻さを説くのは、医学博士の川嶋朗先生(以下、川)。「現代人の平熱はどんどん下がっています。本来夏は暑く、冬は寒いものですが、冷暖房のおかげで私たちの体温調節機能は衰えてしまいました。また、運動不足で筋肉量が低下したため、自ら熱をつくりにくくなったことも、現代人の冷えの原因の一つになっています。さらに夏はアイスやかき氷、冷えたビールのおいしい季節。内臓から冷えが進んで、気づかないうちに体温が低下している場合もあります。冷えは美容の大敵であるだけでなく、深刻な病気の原因にも。夏だからこそ、体を温めることを意識しましょう」(東京有明医療大学 鍼灸学科教授 川嶋朗先生・以下 川)

◯私たち夏でも冷えてます!
「夏でも足が冷え、とくに朝起きたときには冷えすぎて痛いほど。家でも靴下が欠かせない!」with girls ちひろさん(26歳・不動産)
「冷房の効いた室内と暑い屋外の行き来で体温調節が難しく、毎年体調を崩してしまいます」with girls 和気有利紗さん(26歳・イベント会社)
「男性の多い職場で冷房がきつく、冷えて肩こりもひどい。なるべく白湯を飲んでいます」with girls suzuさん(28歳・通信)

撮影/市川守

withモデル山崎あみも冷えていた!

夏でも毎日冷えと闘っています! 「手足が冷えやすく冬は眠れなくなるほど。お腹やお尻まわりは常に冷たい(涙)。夏でも室内は寒くて辛いので、体を冷やさない生活を心がけるようになりました!」(あみ)

 
読者の9割以上が夏でも冷えを実感しています!

夏のからだは思った以上に冷えている!?

読者の9割以上が夏でも冷えを実感しています!

冷えているとこんな悪影響が!
■太る
冷えた部分に脂肪がついて血流が悪くなり、一段と冷える悪循環に!
■むくむ!
血流やリンパが滞ることで老廃物が排出されずに体内に蓄積!
■肩こりに!
冷えによる血行不良に疲労や運動不足が重なると肩こりや腰痛に。
■肌あれに!
冷えて血液がドロドロになると肌に栄養が十分行き渡らなくなる!
■生理不順に!
ホルモンバランスが乱れて、生理不順、PMS、さらには不妊症にも。
■心も不調に!
冷えると心が緊張状態に。攻撃的になったり、うつっぽくなることも。

思い当たる項目にチェックを入れてみて

たとえ、冷えの自覚はなくても、あてはまる項目が多いほどあなたの冷えレベルは深刻。また、1つや2つしかあてはまらなくても、現代社会は冷えをつくる要素がたくさん! 油断していると本格的な冷え性に繋がる可能性も!!

筋肉をつけて温め体質に!

食事で摂った燃料をきちんと燃やして熱をつくるには筋肉は不可欠。筋肉がつけば自律神経も整うため、体温調節も上手くいきます!
「ながら」でOK! めんどくさいことを行うだけで筋トレに
本気の筋トレはなかなか継続できないもの。そこでオススメなのが日常の動作の中でできる”ながら筋トレ”。
「特別なことをしなくても、日常生活の中には筋トレにつながることがたくさん。たとえば、エスカレーターを使わずに階段を使うだけでもOK。便利な方法を避けて、あえて少し面倒なやりかたで行うことで、全身の筋肉が効率よく鍛えられます」(川)
洗濯物を一枚ずつしゃがんで取るだけでスクワットに!

撮影/市川守

洗濯物を一枚ずつしゃがんで取るだけでスクワットに!

洗濯物を干すときに、洗濯物を下に置き、わざとしゃがむ、立つを繰り返すだけでスクワットに。太ももの大きな筋肉を鍛えられます。
通勤時は大股で速く歩くだけで全然違う!

撮影/市川守

通勤時は大股で速く歩くだけで全然違う!

せっかく歩くなら、歩き方を変えてトレーニング効果をアップ。背筋をのばして大地を蹴るように踏み出し、腕は大きく振ろう!
電車で立つ。たまにかかとを浮かせるだけで筋トレに!

撮影/市川守

電車で立つ。たまにかかとを浮かせるだけで筋トレに!

冷え対策にも有効なのが、血液のポンプ役を果たすふくらはぎの筋トレ。電車で立つだけでもいいけれど、たまにつま先立ちを!
あみは毎日こんな筋トレをしています!

撮影/市川守

あみは毎日こんな筋トレをしています!

両ひじ、両ひざをついて四つん這いの姿勢になってから、つま先を立ててお腹をぐっと持ち上げる。体を一直線にするイメージで30秒キープ。これを2セット。
脚を上げてブルブル

撮影/市川守

脚を上げてブルブル

あお向けになり、両脚を上げて肩幅に開き、スピーディに小さく開閉する動き(両脚はつけなくてOK)を100回×3セット。お尻から太ももの筋肉に有効。最初は1セットから挑戦を。
トレーナー直伝!キツイけど効きます

撮影/市川守

トレーナー直伝!キツイけど効きます

「あまりにも冷えがひどかったので筋肉をつけるためトレーニングをスタート。毎日、家でもプランクと脚ブルブルは欠かさずやっていて、できる日はランニングも1時間。食事、服装、入浴にも気を付けていたら、1年ほどでずいぶん冷えにくくなりました!」(あみ)

\教えてくれたのは/

川嶋朗先生
東京有明医療大学の鍼灸学科教授。東洋医学研究所附属クリニック自然医療部門担当医。冷え研究の第一人者で、温活に関する著書多数。

【関連記事】

NEWS&TOPICS一覧に戻る

ミモレ
FRaU DWbDG
  • FRaU DWbDG
  • 成熟に向かう大人の女性へ
  • ワーママ
  • Aiプレミアムクラブ会員募集中!

このページのTOPへ戻る