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一泊二日だから満足度が高い!週末に行くこだわり陶芸体験 [FRaU]
2017年08月31日(木) 11時30分配信
どうせやるなら基本はひと通り、お手軽な体験じゃ満足できない! そんな人におすすめな充実2日間プラン。土と戯れた後は美味しいごはんと温泉もアリ。豊かな自然に心もゆるむ、穴場な週末旅へご案内。
初回でも自分で完成まで! 通いたくなる充実度
東京から約2時間、旅情溢れる特急列車に乗り、静岡県の伊豆高原へ。茅ヶ崎から移転オープンした「MONOFACTORY」は、ろくろ成形の基礎をマスターできる体験コースが人気だ。体験内容は事前に要望を伝えれば細かいアレンジも可能で、なかには、土の中の空気を抜く“菊練り”の作業だけみっちり、なんて人もいるとか。
そしてもう一つの特徴が、底に高台を作る“削り”の工程まで体験できること。だから、おすすめは一日目に成形した作品を乾燥させてもらいながら、近隣の温泉で一泊し、翌日削るプラン。
この工程、他では省略されることも多いのだが、高台があるのとないのとでは仕上がりに明らかな違いが出る。削ってもらうこともできるが、せっかくなら自分ですべて完成させたいところだ。
体験では、オーナー・中島誉史男さんが基本姿勢から丁寧にレクチャー。その教え方は、例えば「左手は時計の7時の位置で」といったように、陶芸が初めての人でも理解しやすい。とはいえいざ実践となると話は別なのだが、それでも一つ目が完成する頃にはやるべきことがわかってくる。
この感覚さえ摑んだら、あとは無心で土と向き合えばいい。時間はあっという間に過ぎてしまうが、ひとつのものに全力で集中した後の爽快感と、自分でもびっくりするような器の完成度に、期待以上の満足感を得られるはずだ。
作った器は釉薬をかけて焼成し、一ヵ月ほどで送ってくれる。手元に届く頃には、ひんやりした土の感触ともの作りの達成感が、きっとまた恋しくなっているに違いない。
●情報は、FRaU2017年9月号発売時点のものです。